資料5第2回:平成29年8月9日の制度・教育改革WGの意見【認証評価】

○認証評価の結果を、例えば、私学助成などインセンティブにつなげていくとすれば、
それぞれ認証評価機関の間で共通の基準を作ることが必要となるが、認証評価機関には自律性、独自性もある中で、
共通の基準をつくることが可能なのか、検討が必要である。

○プログラムの質の評価が必要という意見があったが、そういう評価ができるのか、やるとしたらどういう体制でできるのか。
学修成果を自分で把握して、それが改善に結びついているサイクルが機能しているかは見られるが、
プログラムの質を評価するとなると、どういう仕掛けが必要か。

○認証評価によってどれだけ改善されているか社会に知られていない。
大学がどう改善のPDCAを回しているか点検すべき。

○認証評価は手間暇かけている割に影響力がない。
本当は健康になるために検査をしているのに、その検査自体が健康をそいでいくのに似たような面があると思う。
効率化を進めるとともに、IRを活用するなどして教育の中身を評価の中心とするバランスのとれた評価にしていただきたい。
書けと言われたことを書くと言うより、教育を魅力的にする自主的な取組が評価されるようなシステムにしていきたい。

○評価委員としての経験からすると、実地調査の期間が短いため、偉い人としか会えず、実際の教員が見えない。
もう1,2日長いと様々な声が聞けるかもしれない。もう少し実態が見られる評価に変えることができないか。

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