(資料2-1)理系等のカリキュラム上留学機会の確保に工夫を要する分野における海外留学の促進

〔論点〕

○ カリキュラムの一環として、海外留学プログラムを設定する場合の課題と促進方策
○ 世界トップレベルの大学等との連携を構築するための工夫

〔ヒアリングを実施した大学の取組事例〕

<東京医科歯科大学>
(留学を可能にするカリキュラム設定)
・ 自由選択学習(第4学年)
 →海外提携校や海外教育研究拠点への研究自習を実施。(インペリアルカレッジ、オーストラリア国立大学、ソウル大学、チュラロンコン大学、チリ・クリニカラスコンデス病院、ガーナ大学野口記念医学研究所)
・ 臨床実習選択ローテーション(第6学年)
   →海外提携校への臨床実習を実施。(ハーバード大学)

<芝浦工業大学>
(留学(海外派遣)制度)
・ 短期語学留学:夏期・春期休暇中に実施。
・ 交換(研究)留学:研究室に配属し、実験・研究を実施。連携大学院制度を使用し、①派遣先大学にて研究指導を受ける、②派遣先大学と本学指導教員が連携し指導を行う。
・ PBL・交換授業系:授業の一部として実施。休暇期間を中心とするが、一部授業期間内に実施。本学担当教員と派遣先教員が合同で授業、指導を行う。
・ その他海外派遣:インターンシップ、ボランティア、サマープログラム等を夏期・春期休暇中に実施。
→ 工学(専門・研究)を中心とする派遣制度により、授業の一環として行う、休学を要せず実施する等、正課(講義・実験・演習)と連動したプログラムを拡充中。

(海外インターンシップ)
・大学が現地企業や日系企業とインターンシップ実施契約を締結。
・受入れ枠を確保した上で学内公募による選考(企業による面接も実施)。
・送り出し前の事前研修、実施後の報告会を実施。
・インターンシップ実施例(学生の専攻に合致する先にて実施)
 【韓国】工業団地運営、【中国】IT、コンサル、【台湾】機器製造、空間デザイン、【ベトナム】機器製造、IT、建設、【タイ】機器製造、IT、建設、【シンガポール】IT、建設、空間デザイン、【インドネシア】IT、【インド】 重工業、【オーストラリア】病院、【アメリカ】機器製造、自動車部品製造等

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