資料3　評価委員会のメンバーについて

評価委員会のメンバーについて

　宮城孝、阿部裕二、松渓憲雄、志村健一の各氏は、それぞれが所属する法政大学、東北福祉大学、龍谷大学、東洋大学において「社会福祉教育に従事する大学院教員」としての選定である。
　各氏とも、大学院教員として10 年以上の教育年数を有し、宮城、松渓、志村の三氏は、研究科長（研究科運営委員）も経験している。
　学会活動においても、阿部氏は、日本社会福祉学会と社会政策学会の査読委員、日本社会福祉学会東北部会宮城県幹事等を、志村氏は、日本ソーシャルワーク学会理事、日本社会福祉学会学会誌編集委員と国際学術交流促進委員等を、宮城氏は日本地域福祉学会理事等を、それぞれ歴任されている。また、阿部、松渓の両氏は、大学基準協会大学基準協会大学評価委員の経験もある。
　各氏とも、本連盟の大学院委員会の委員経験があり、本連盟の「社会福祉系大学院博士前期・修士課程カリキュラム・ガイドライン」の策定、該当校の第三者評価にも携わってきた。
　専門分野は、宮城氏が地域福祉論、阿部氏と松渓氏が社会保障論、志村氏がソーシャルワーク論とバランスもとれている。
　四氏の出身大学は、すべて異なる。

　古井慶治、中田雅章の両氏は、「実務経験を有する社会福祉士」としての選定である。古井氏は、行政、社会福祉協議会等で実務経験を有すると共に、現在は、ふるい後見事務所(独立型社会福祉士事務所)で実務を重ねているほか、家庭裁判所の調停委員もしている。中田氏は、医療施設での実務経験を有すると共に、現在は、中田社会福祉士事務所で実務を重ねているほか、岡山県のスクール・ソーシャルワーカーもしている。両氏の出身大学は、異なる。
　湯川智美、久木元司の両氏は、「外部有識者」としての選考である。湯川氏は、社会福祉法人の常務理事と施設長であると同時に、社会福祉施設を経営する社会福祉法人を会員とし、社会福祉法人の経営環境確立のため、さまざまな調査研究や提言活動を行っている全国社会福祉法人施設経営者協議会研修委員会委員長もしている。久木元氏も、社会福祉法人理事長であると同時に、全国社会福祉法人施設経営者協議会常任協議会委員をしている。
　なお、湯川氏と久木元氏の出身大学は異なる。
　財務の確認については、ご指摘を踏まえ、認証評価委員会規程及び判定委員会規程を改正し、それぞれの定数を１名ずつ増員し、当該分野の専門家を入れるようにしたい。