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短期留学推進制度

1. 意義、重要性
  2000年4月に東京と沖縄で開催されたG8教育大臣会合において、学生の国際交流の一層の促進に各国が最大限に努力することとし、エラスムス計画とアジア太平洋大学交流機構(UMAP)などの国際交流推進ネットワークの経験を共有し、教育交流ネットワークのさらなる発展を奨励することが合意され、学生の国際交流の重要性と必要性については、全世界的に認識されている。

  「短期留学推進制度」により支援される我が国と諸外国の大学間における学生交流は、主として、次の点について非常に有効である。
  1 大学間交流協定の促進
  2 大学の教育研究改革の契機(教育研究水準の向上)
  3 大学の堅固な国際競争力の獲得

  学生交流を支援することは、諸外国へ我が国の学生を派遣することによる人材育成と、有望な外国人留学生を受入れることによる国際貢献としての人材育成を踏まえつつ、留学生の交流を通じた我が国の大学の国際化・活性化による国内の学生の人材育成に寄与し、双方向の学生交流を通して得られる、国際社会の中での日本経済・社会における多面的な効果が期待されるので、我が国にとって、重要かつ有意義である。

2. 短期留学推進制度の概要
  大学間交流協定等に基づき、母国の大学に在籍したまま1年以内の短期間、諸外国から我が国に留学し、及び我が国から諸外国に留学する学部・大学院生を支援。

    平成15年度予算案     受入れ  1,950人  派遣  585人
奨学金(月額)80,000円
渡日一時金(年額)25,000円(受入れのみ)
下級往復航空賃(受入れのみ)

(参考)
  平成13年度実績     受入れ     1,888人     派遣     578人
  平成14年度実績     受入れ     1,752人     派遣     692人

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