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主要国の最近の留学生政策

国  名 米    国 イ  ギ  リ  ス ド  イ  ツ フ  ラ  ン  ス
政策提言等 教育における国際交流、国際協力に関する方針(クリントン大統領)
(2000年4月19日)
ブレア首相の演説
(1999年6月18日)
学習の場としてのドイツの国際的な競争能力の向上のための連邦及び州の首長の共同宣言
(1996年12月18日)
留学生受入れのための4項目の改善策(国民教育省及び外務省)
(2001年8月29日)
基本方針 グローバル化経済の進展の中で米国が世界のリーダーとしての地位を維持していくためには、国民の諸外国に対する理解を促進することが必要であるとともに、留学生の受入れを通して、将来各国の指導者となる者との関係を密とすることも重要であるとし、外国からの留学生の受入れの促進、米国人学生の留学の拡大等の政策目標を提示。具体的には、留学生の比率が低い学校や大学への支援、ビザや税金の手続き等の交流の障害の緩和等を謳っている。 留学生拡充計画として、2005年までに留学生を5万人増やし、世界留学生市場の25%を占める目標を提示。具体的には積極的に英国の高等教育をキャンペーンして留学生を獲得し、ビザ手続きを円滑にし、学生が在学中に働くことを容易にし、国費留学生であるChevening奨学金学生を増やす等を謳っている。 ドイツの大学の国際的な競争力を向上させることが必要であり、そのためには留学生受入れが重要である旨、謳っている。具体的には、ビザの手続きの円滑化、学位の取得が可能な英語による授業の拡大、国際通用性をもつ学位の導入等を謳っている。 次第にグローバル化が進む教育市場において、フランスの教育制度の魅力を高める上で外国人学生は重要な要素になっているとし、エデュフランスの創設、ビザ取得の簡略化等、これまでの留学生受入れの取り組みを更に強化するため、4項目の改善策を提示。具体的には、常設の留学生受入れ委員会の設置、機関ごとの国際行動宣言の策定等を謳っている。
関係機関等 フルブライト交流計画関係機関
(フルブライト交流計画の原資  は主として、国(国務省等)からのファンド)
ブリティッシュ・カウンシル
(British Council)
(主に国からのファンドにより事業を実施)
ドイツ学術交流協会 (DAAD)
(主に国からのファンドにより  事業を実施)
エデュフランス(EDU FRANCE)
(主に国(外務省、国民教育省)からのファンドにより事業を実施)
備  考 フルブライト交流計画に基づき、各国との二国間交流を促進(約140カ国) その他、欧州全体としては、エラスムス計画等により、単位互換の促進や交流プログラムの開発等を行い、EU諸国間の留学生交流の活発化が積極的に図られている。


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