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資料7
中央教育審議会大学分科会
制度部会(第12回)平成16年10月6日


平成16年10月 6日
全国専修学校各種学校総連合会

中央教育審議会大学分科会
「我が国の高等教育の将来像(審議の概要)」に対する意見


1. 「将来像」の趣旨・基本的な考え方等について
(1) 趣旨・基本的な考え方
−専門学校と大学との連携・接続の円滑化の意義−

専門学校卒業者に対する大学院入学資格の付与について
職業人養成における『国の高等教育政策そのものの総合力』を高める
『専門学校卒業者の大学編入学』の理念の発展
学生の流動化を通じた教育活動の相互の活性化、学生の目的意識の醸成に有効

ユニバーサル・アクセスの実現と専門学校の関わりについて
進学率のとらえ方の変化は、職業教育に対する考え方の変化
専門学校の質的側面のとらえ方は学歴偏重を是正

(2) 高等教育の多様な機能と機能別分化の考え方について

教育の個性・特色、学校種ごとの位置づけや役割の明確化は重要
学校種ごとの教育機能の定義は「中期的な施策の方向性(ロードマップ)」の原則論
教育機能の優劣を前提とした個性・特色の明確化は「将来像」の理念に反する

2. 専門学校の在り方(個性・特色の明確化と質の向上)について
(1) 専門学校の役割や位置づけ、教育機能

教育課程における「職業教育」の位置づけについて
大学は「教養教育」プラス「専門基礎教育」プラス「専門教育(職業教育)」
専門学校も「人間性の涵養に資する教育」プラス「職業教育」

「職業教育」を高等教育全体で推進するために
大学は「理論的背景をもった分析的・批判的見地からの教育」
専門学校は「社会的背景(実態・将来)を踏まえた必然的対応の教育」
柔軟な修業年限をもつ専門学校は多様な「職業教育」を展開

(2) 社会的信頼・評価の確保

努力義務化された中での専門学校における点検・評価の実態
私立学校法の一部改正にともなう財務情報等の公開の義務化

3. 専門学校に対する公的支援の在り方について

人材育成を通じた経済社会への貢献度を踏まえた公的支援は当然
公的な財政支援は、教育機能の個性・特色の明確化などを促進
9割以上が私立学校である専門学校への配慮も必要


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