資料3-1 コミュニティ・スクールに関する考え方(論点例)

            コミュニティ・スクールに関する考え方(論点例)



(1)コミュニティ・スクールの意義や成果をどのように考えるか。

 (例)

 ・学校運営協議会制度(いわゆる「コミュニティ・スクール」)は、保護者や地域住民が一定の責任を持って主体的に学校運営に参画する仕組みとして、これまでの成果を踏まえ、その積極的な導入の促進を図るべきではないか。


     (成果の例)
      ・学校が地域に情報提供を積極的に行うようになった/特色ある学校づくりが進んだ/地域が協力的になった/学校が活性化した 等

      

(2)コミュニティ・スクールの運用上の課題と今後の方向性をどう考えるか。

 (例)
  ・学校にメリットが理解されていないという意見もある中、どのように情報発信を行っていくか。
  ・学校運営協議会の法律上の権限(学校運営方針の承認、教職員の任用に関する意見の申出等)の活用という面を、もっと積極的に打ち出していくべきか。
  ・学校運営協議会の運営を継続させ発展させるためにはどのような方策が必要か。
   (例:人選上の工夫、事務局の強化、教員の負担軽減、資金の管理や権限の工夫など)

 

(3)他の関連する制度・施策等との関係を将来的にどう考えるか。

 (例)
 ・学校運営協議会制度以外の、保護者や地域の意見を学校運営に反映させる仕組みとの関係をどう整理するか。
 (例えば、学校運営協議会を設置している場合には、学校評価委員会や学校評議員などの機能を、学校運営協議会が担うこととすべきか、地域の実情で判断すべきか。)
 ・地域の力で学校や子どもを支援する仕組みや活動との関係をどう整理するか。
   (例えば、学校支援地域本部、放課後子ども教室などの取組や仕組みとの関係の整理、具体的な学校支援の活動を行うことを学校運営協議会の機能の中でどのように位置づけるべきか、地域の実情に応じて実施することとするか。)
 ・教育委員会、校長の権限との関係をどのように考えるか。
   (例えば、今後、学校運営協議会に付与すべき権限や役割はあるか。)

 

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