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7 臨時教育審議会「教育改革に関する第4次答申(最終答申)」(昭和62年8月7日)

第3節 初等中等教育の充実と改革
 初等中等教育は、生涯学習の基礎となるものであり、人間形成の基礎として必要な資質を養うとともに、豊かな個性や社会性を培うための基礎的・基本的事項を修得させ、真の学力とすこやかな体、ひろい心、さらに、自らが主体的に学習する意志・態度を育てるという重要な役割を担っている。こうした観点から、初等中等教育の充実と必要な改革を図っていく。
1 教育内容の改善
(1) 徳育の充実
   基本的な生活習慣のしつけ、自己抑制力、日常の社会規範を守る態度の育成、人間としての「生き方」の教育を重視する。また、自然体験学習の促進、特設「道徳」の内容の見直し・重点化、適切な道徳教育用補助教材の使用の奨励、教員育成・現職研修の改善などを通じて徳育の充実を図る。

(2) 基礎・基本の徹底と個性の伸長
2 教育内容の改善の基本方向
   生涯にわたる人間形成の基礎を培うために必要な基礎的・基本的な内容の修得の徹底、自己教育力の育成を図る。このため学校段階ごとに、その教育内容の重点化と精選を図り、その際、創造力・思考力・判断力・表現力の育成、我が国の伝統・文化の理解と日本人としての自覚の涵養、体力の増進と健康教育の充実などを重視する。
 とくに、小学校段階では、読・書・算の基礎の修得と社会性や情操などの涵養を重視し、中等教育においては、個性の伸長を目指して教育内容の多様化を図る。社会参加等の導入、高等学校における技能連携、成人学習の機会等の拡大を図る。指導方法を多様化するとともに評価の在り方を改善する。

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