資料2 特別支援教育の教育課程に係る検討課題例(平成27年12月16日特別支援教育部会第4回配布資料)

特別支援学校の教育課程に係る検討課題例


(1)  幼児児童生徒の発達の段階に応じた自立活動の改善・充実

○ 幼児児童生徒の発達の段階や障害の重度・重複化、多様化に応じて、どのような改善・充実が必要か。特に、幼児児童生徒が主体的に改善・克服しようとする取組を一層充実していくために、どのような工夫が考えられるか。
○ 指導目標の設定、具体的な指導内容の設定について、どのように示していくことが考えられるか(実態把握から評価までの手続を含む)。


(2)  これからの時代に求められる資質能力を踏まえた、障害のある幼児児童生徒一人一人の進路に応じたキャリア教育の充実

○ 高等部のみならず、幼稚部・小学部・中学部からのキャリア教育を充実していくために、どのような改善・充実が必要か。
○ 重度・重複障害のある児童生徒へのキャリア教育を教育課程との関連の中でどのように充実していくか。


(3)  知的障害のある児童生徒のための各教科の改善・充実

○ これからの時代に求められる資質能力を踏まえ、知的障害のある児童生徒のための各教科の目標、内容、指導方法、配慮事項、学習評価などをどのように示していくことが考えられるか。
○ 障害の状態等に応じた指導の充実を図るため、小学部・中学部・高等部の各教科について、どのような充実が必要か。
○ 小・中学校における特別支援学級に在籍し、これらの教科を学ぶ児童生徒のために、どのような示し方の改善が考えられるか。
○ 小学部の外国語教育について、児童の実態を踏まえ、どのように取り扱うことがよいか。
○ 高等部の道徳教育の充実を図るため、どのような改善・充実が必要か。


【「論点整理」の記述内容以外の検討課題例】
・特別支援学校の教育課程の枠組み(教科等の構成、時間数等)
・重複障害者等の教育課程の取扱いの改善・充実
・各障害種別に示している指導上の配慮事項の改善・充実
・個別の教育支援計画、個別の指導計画の改善・充実  など



(幼稚園、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校等との間で、子供たち一人一人の学びの連続性を実現するための教育課程の円滑な接続の実現などについても今後検討。)

お問合せ先

特別支援教育課指導係

電話番号:03‐5253‐4111(代表)

(初等中等教育局特別支援教育課)