今回御議論いただきたい事項について

・理科を学ぶ本質的な意義について
→理科の学習を通じて児童生徒に身に付けさせるべき資質・能力とは何か(資料3参照)
→小学校、中学校、高等学校それぞれの終了時点で身につけさせるべき資質・能力についてどのように考えるか。(資料4参照)

・三つの柱に沿った育成すべき資質・能力の明確化について
(1)何を知っているか、何ができるか(個別の知識・技能)
(2)知っていること・できることをどう使うか(思考力・判断力・表現力等)
(3)どのように社会・世界と関わり、よりよい人生を送るか(学びに向かう力、人間性など)
→小学校、中学校、高等学校それぞれの終了時点で身につけさせるべき資質・能力について三つの柱に沿ってどのように整理できるか。(資料5、6、7参照)

※その際、
(1)総則・評価部会において
・理科が全ての子供たちにとって重要なのは、科学的なものの見方や考え方を身につけさせることであること
・理科で身に付けさせるべき資質・能力については、ある程度、領域やコンテンツに依存していることを前提としつつも、共通する科学的なものの見方や考えの観点から明確にしていく必要があること
との指摘があったこと。
(2)現状の理科における課題(「理科の勉強が好きだ」に対して、肯定的に回答した児童生徒の割合[小五:74%、中二:59%、高(化学):32%])を踏まえた資質・能力との視点が必要であること。

(1)(2)を踏まえ、小学校における、「比較」「関連付け」等の整理について検討するとともに、中学校、高等学校において身につけさせるべき資質・能力の一層の明確化、個別の領域やコンテンツへの関連付けについて検討していくことが必要ではないか。

 

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