資料3 教育課程企画特別部会(第10回、平成27年6月23日)における主な意見

平成27年7月22日
教育課程企画特別部会

1.育成すべき資質・能力について

  • 今回、資質・能力で定義していくことの必要性はあるが、それをどんな形で示していくかというところにもう一段の検討が必要。一つ一つを見れば21世紀を生きる我々にとって必要だと思うものについても、これが羅列されれば、それらをすべて備えた人間はスーパーマンのような、架空の人間像みたいなものになりがちであり、これらを整理して、分かりやすい人間像にしていくというプロセスが必要。各学校に掲げられている、目指す児童像・生徒像のようなものは理念をそこに込めていくという性格が強いと思うが、今回、育成すべき資質・能力が示されることによって、各学校で、これをもう一度見つめ直すというような営みが学校のなかで起こってくるのではないかと思う。学習指導要領で示された目指すべき人間像のようなものが、それぞれの学校でどのように具体化していくのかという話につながっていくという意味で、道を開く可能性を持つのではないか。そのような意味でいうと、資質・能力の定義の仕方ということもこれをリファインしていくときの一つの視点になるのではないか。
  • 選挙権年齢の引き下げは、初等中等教育で学ぶ子供たちにとって、政治や社会がより近づいたということ。選挙ということになると、多くの教科科目や活動などを通じて得られる知識や経験に基づいて判断して投票することになるという観点で、選挙権年齢の引き下げを定着していくための今後10年間を見通した学習指導要領が必要ではないか。教育基本法第14条には政治的教養は教育上尊重されなければならないとされているが、一方で特定の政党を支持したり反対したりするための政治教育をしてはいけないということが明記されていることにより、特に公立学校の教員はやや慎重、憶病になっている面があると思うので、将来の主権者を育てていくため、本当に民主主義社会を担っていくことができる賢い市民を育むことを強調すべき。
  • 文科省としてのKPI(重要業績評価指標)が何かと考えると、それは、生産性が高くこれからのグローバル社会で戦っていく人を作ることだと思う。2045年の「シンギュラリティ」に到達し、職業が65%もなくなる世の中で、これにどう準備するかということに関して、パーフェクトなものが達成できるコンピュータと戦うような教育を行うのではなく、ファジーな考え方という人間性に関わる部分を育てる教育が必要ではないかと思う。クリエイティビティーやフレキシビリティーを育てるには、失敗をどう経験し、乗り越えるかということが大事。失敗とは悪いものではなくて、自然で必要なことだというぐらいのことを教育に反映しないと、それをどう乗り越えていくかという人間性の部分が出てこないのではないか。
  • 時代が変わったために失ってきた部分が少なからずあるのではないかと考えており、それが青少年の問題行動などにもつながっていると思う。例えば人間性とか、日本人としての美徳とか、そういった変えてはいけないものをもう一度確認しておく必要がある。幼稚園や小学校などの将来に向けての基準作りの時期、善い悪いの判断をするためのものさしをしつけによって教えていく時期に、学校教育と家庭教育のかい離によりこれがなされないと、そこから知識や教養を与えていこうと思っても、土台がなくて上に積み上げていくことができるのかという危惧を持っている。日本人としてのアイデンティティとか、自分たちが何かというものをしっかりもっていなければ戦っていけないのに、外にばかり目を向けて戦っている。アクティブ・ラーニングというのがはやりとは言わないが、つい人間とは新しいことが出てくると、そちらにばかり目がいってしまう傾向があるので、基礎的なところをもう一度確認していただきたいと思う。
  • 高校においてこういう能力を育成すべきと学習指導要領のなかで書かれることになるが、高大接続の方でも、高校生に必要な基礎力を測定するためのテストをどうしようかという話を現在やっている。これらの関連が見えないので、その部分の手当がもう少し必要ではないか。
  • 全体としてどういう日本人になってほしいかという視点が大事。これがあって初めて教育現場は戦略を立てられ、戦術を考えていけると思う。生産性をあげるとか、グローバル社会で活躍するというのも非常に大事であるが、一方で、戦後の日本の発展につながってきたような日本人が持っていた良さ、日本の教育が持っていた良さがあり、このような今までの良かった部分を今一度しっかり見直して、その中で地域や世界に貢献し協働して問題解決に当たれる日本人を育てるというようにしていくことが大事。グローバル社会で生きるということはまず何人であるかということが大前提になる。

2.学習指導要領の構造化の在り方等について

  • 学習指導要領とは、生きる力をどのように育てていくのかを体系的に具体化したものだと思う。生きる力といった言葉は、単なるキャッチフレーズではなく、生きる力とは何なのかということを常に考え続けるということが非常に大事。多くの高校において校訓とか校是などが掲げられており、これをどのように具体化していくかということを考えることが、カリキュラム・マネジメントを行う際に最も大切。まずは、総合的な学習の時間という、校長が深く関わる学校全体の取組のなかで、学校で育てるべき生徒像を明確にし、それをいかに具体化するか、各教科は何をするべきか、学校行事やホームルームをどう展開するか、海外研修や体育祭はどのような意味があるかなどを考えていく。その途中で困ったときに学習指導要領に立ち戻るとヒントがそこに散りばめられているというような役割を、学習指導要領は果たすべきと考えている。学習指導要領をどのように使っていくかということについても、ぜひ提案ができたらいいと思う。
  • 育成すべき資質・能力について、小、中、高それぞれについて、求める姿を教科学習の枠を超えて明示化するようにしたい。学習指導要領が求める時代の学力の本質を、教科内容における学力のみではなく、全体的なところから語るということが必要。
  • 言語活動について、現行の学習指導要領では、教科ごとの指導事項の中に示されているが、次の改訂では、総則において各教科等を貫く活動として明確に規定することが考えられる。現行でも、総則の第2パラグラフに書かれているが、これをさらに重点化するイメージ。また、現行の学習指導要領においても、見通しと振り返り、各教科等における言語活動の充実については、小・中・高ともに学習指導要領の総則に示されている。アクティブ・ラーニングとしての能動的な学習は、この見通しと振り返りと言語活動の充実を図るために行われるものであるから、この内容を次の学習指導要領においても総則に規定することが重要。
  • なぜこの教科を学ぶのかということについて、抽象的なことではなく、例えばというかたちで、子供の目線で、こういう意味があるからこの教科をこの学年でやるということがある程度明示されるとありがたい。これも各学校でそれぞれの先生方が考えることだと思うが、その一つの例としてあげていただきたい。
  • 評価の在り方について、観点別学習状況の評価項目は、学校教育法第30条第2項に合わせ、1.基礎的な知識技能の習得、2.思考力、判断力、表現力、3.主体的に取り組む態度、の3点にしていただきたい。また、各教科における評価内容は、教科ごとに示されている指導事項と整合性を持たせ、その指導事項における評価内容を学習指導要領の各教科の内容の中の項目として示すようにしたい。さらに、指導と評価の一体化ということから、評価内容をカリキュラム・マネジメントとして各教科との間で整合性を持たせていくことを考えたい。
  • IBの評価は非常に時間がかかるため、IBの教員は授業準備と評価だけでいっぱいいっぱいになり、なかなか課外活動に参加できない。評価の在り方を検討するにあたっては、教員の仕事の範囲はどこまでなのか、課外活動はどうするかという話が出てくる。正課外の活動について今後の学習指導要領の中でどこまで言及するかは、この評価を成功させるかどうかというところと密接に関わってくる。
  • 学習指導要領をいくら変えても、評価の在り方が変わらなかったら元も子もないので、その評価をどのように国として打ち出していくかは非常に大事。教育委員会等で講演すると、評価は一様にしないと公平ではなく差別になるとよく言われるが、発達特性の多様性を踏まえたときに一様な評価ほど非科学的なことはない。そういった意識を変えていくためには学習指導要領の中に書きこむことが大きな一歩になると思う。
  • 国際バカロレアの導入をするにしても、本体は学習指導要領。いかに国際バカロレアがすばらしいかということは、それはそれとして、それに比べてもすごいと言われる学習指導要領を作らなければいけない。
  • 資料1「論点整理に向けた検討事項の整理(イメージ)」の「4 学習指導要領等の理念を実現するために必要な方策」について、条件整備的な意味をもたせるのであれば、「5 各学校種、各教科等における改訂の具体的な方向性」と順序を入れ替えるべきであり、1~3の流れを受けた全体としての一つの理念的な性格を持ったメッセージとして各学校に伝えるということであれば、この位置でよい。そのような意味で、この4の位置づけは、現時点ではまだ詰めなければいけないものを持っており、少しまだ知恵が必要とされる段階だと受け止めている。
  • 「4 学習指導要領等の理念を実現するために必要な方策」と「5 各学校種、各教科等における改訂の具体的な方向性」は一体になっていて、4が具体的な方向性を示すために共通な、理念的なメッセージのような位置づけになるのだと思う。これは議論の過程で変更していくこともありうる。
  • 資料2の要点のまとめについては、現状としては、各委員の発言をいろいろ取り上げているだけであるが、これから、これらを項目化し、論理化していくことが非常に大事。この段階になって初めて、読み手からすると、一定のメッセージを受けとることができるので、この詰めが検討の材料として必要。
  • これまでの議論の内容をボトムアップ的にまとめると、現場にはメッセージが伝わらないものになるのではないかと思う。まず、それぞれの教育段階で何が本当に必要なのかという大原則があって、それに関連して重要なものから項目を列挙するという構造的な検討が必要だと思う。例えば、小学校の低学年では、学ぶということがどういうことかを最初に学ぶことが一番大事であると思う。知識を教えて点数がとれても、その子が勉強嫌いになったらその教育は失敗であり、逆に知識を十分に習得しなくても、学ぶことが好きになる子供が増えたら成功だと思う。そのような一般的な大原則みたいなものがそれぞれの段階であって、その原則に基づいて何が重要かということを整理していくことが重要ではないか。

3.育成すべき資質・能力と教科・科目等の在り方について

  • グローバル社会で生きていくときほど問われるのは教養であり、その教養とは、知識や情報があるのはもちろんのこと、そのうえでどういった感性を持ちバックグラウンドの異なる人たちと感情を共有していくかが問われ、それを育てるのが芸術教育である。また、芸術教育は発達課題のトレーニングにもつながる。現行の学習指導要領では、目的も内容も非常にさらっとしか書かれていないので、学習指導要領における資質・能力の育成についてはこういった芸術の観点を加えることが大事。知識と情報だけがグローバル社会の土台ではなく、いかにエモーションの部分を育てて他者と共有していけるかという視点を入れることが必要。
  • 演劇教育は、保護要因の強化につながるツールとして非常に効果的。芝居を作り上げていくことはコミュニケーションや協働のトレーニングになり、ロールプレイをやることで他者視点や他者の感情を考えるトレーニングにもなり、個々の発達特性を踏まえた分業と調整を指導者ができれば子どもたち同士の社会的絆も強化されいじめや不登校予防にもつながるなど、非常に豊かな学習の土台になりうる。今までの我が国の芸術教育には演劇というものがなかったが、これからの時代を生きていく上で必要な力とは何かという視点に立ったとき、これを1つの柱にしていくことも非常に大事。
  • 総合的な学習の時間のなかでこそ求められる資質・能力の深さなどが校種をまたいで系統的にある程度示せると、各教科等でも、この辺の深さまでをねらっているのだということがわかりやすいと思う。

4.学習指導要領等の理念を実現するための必要な方策について

  • アクティブ・ラーニングという言葉が一人歩きして、アクティブ・ラーニング教徒でなければだめみたいなことになっては、教育の本当に大切なところを見失ってしまいそうな気がする。アクティブ・ラーニングは有効な方法ではあるが、今までの方法は全部だめかというとそうではなく、大切なものは大切であるという評価をすべきと思う。言語の先行や、目新しいものを入れればよいということについては、十分慎重であるべき。
  • 育成すべき資質・能力については、学校現場としてはよくよく分かっており、そうしたいという気持ちはあるがその一歩がわからないというところが多い。学校現場でこれを突破しているところもあると思うので、その例示をしてほしい。アクティブ・ラーニングも同様で、意識はしていなくても結果的によく似ているようなことを実施していることはたくさんあるので、そのあたりも書いてもらえると一生懸命やっている先生方が元気、勇気をもってこのままやっていけると思う。
  • バカロレアのMYPは、論理的思考力や表現力・探究心を備えた人間育成を目指すという点が、今度の新しい学習指導要領にぴったりと当てはまる。MYPの活用により、このような力を6年で仕上げていくということが必要ではないかと考えている。バカロレア導入の一番いいところは、どの学校もやらなければならない指導と評価の一体化や、目標と評価の一体化が目指されていること。先生方の時間がないこともあるが、生徒をその都度やる気にさせて、リフレクションを多くとって、単元ごとにユニットクエスチョンを作って、育む学習者像を設定するという基本的なことがなかなかうまくいかないが、学校の先生方は、短期間でこの目標にと言われたらその発揮する力はすごいので、これが子供たちのためだということがなればつながってくるのではないか。
  • IBのディプロマのプログラムだけを高等学校だけでやろうとするのはなかなか大変で、2年間で最後のDP試験に向けて勉強するだけで精いっぱいだと思う。失敗を恐れないとか、失敗しても平気でその次にチャレンジするという力を育てようとすると、それは中学校段階から始めていく必要があり、そのようなときにMYPはとても有効だと思う。
  • 国際バカロレアとかIBというのがファッション化しているのが気がかり。IBを導入しようとしている教員や教育委員会などの方々に授業公開をすると、担当の教員が作成したプリントに群がって、これがまさにアクティブ・ラーニングだというような雰囲気があることを心配に思う。今回の資料に書かれている、初等中等教育の教育課程に関する現状と課題や新しい学習指導要領等が目指す姿、その中に書かれている資質・能力などについては、IBのMYPやDPのガイドブックに書かれていることと方向性はほぼ同じである。結局はどのような人間を育てなくてはいけないのかという基本的なところへ立ち返り、今の時代にどのような教育が必要かと考えていくと、そんなに取り立てて、特別なIBでないといけない、アクティブ・ラーニングでないといけないということもないのではという印象を持つ。
  • 新しい学習指導要領をただ現場におろすのではなく、これを使って、何がこれまでできていたことで、今後はここを変えていくんだということを、先生方自身が議論の中から認識していくことができるような会議を提案するのがいいのではないか。
  • 子供たちの自己肯定感がないどころか、学校の先生方の自己肯定感が低い国だということは、大きな課題であると感じる。先生方に自己肯定感が低く、社会との結びつきが乏しければ、子供たちに社会との結びつきを学びに変えていくことはできるはずがないので、この観点からも、今回の学習指導要領の改訂で先生方に新しいものを武器としておろせるといいと感じた。
  • 全体として能力が非常に高くアンバランスのないジーニアスな子供たちを伸ばしていくということと、ギフテッド・アンド・タレンテッドや2Eと呼ばれるアンバランスはあるけれど特別に秀でた能力もあるという子供たちの指導についても考えていく必要がある。ジーニアスな子どもたちの場合は現状では授業に飽きてしまってかえって逸脱することがある。そうならず、彼らの優れた能力に応じた教育が受けられるよう制度を変えていく必要があるし、ギフテッドや2Eの子どもたちはその秀でた能力を伸ばしつつ、一方で苦手な面の強化や規範教育を徹底して行っていく必要がある。これが本来スペシャル・エディケーションという特別支援教育でもあり、10年、20年、100年後の日本人を考えたときには必要ではないかと思っている。単なる平等だけではダメで、そういった子どもたちへの指導を含めて行っていくことが教育の公平性と公正性の担保になり必要だと思う。
  • 小中連携については、教員同士で仲間意識が持ちやすく、また、小から中へという生活のイメージもつきやすく、ここ1、2年でかなりスムーズに進んでいる。一方、幼・保・小の連携については、小学校低学年の教科である生活科がスタートカリキュラムとして重要な役割を果たしている。文科省でも「スタートカリキュラム(スタートセット)」を作成し、全国配布をしているが、まだなかなかその理念が伝わり切れていない。連携がうまくいかない理由としては、幼稚園は私立の割合が高いことや、保育園の場合は行政の管轄が違って声掛けしても一緒に研修会を開くことが難しいことなどがあげられる。ぜひ、幼・保・小の連携というものもしっかり総則に規定していただき、小学校のカリキュラム・マネジメントの大事な柱として今後対応していただけるとありがたい。
  • 幼児教育全体の質の向上という視点から、認定こども園や保育所における幼児期の教育も充実するような方向で、改善の視点を盛り込んでいただきたい。特に幼・保・小の連携については、就学前の子供たち全体が視野の中に入ってくるような支援が必要。教育課程の基準の中に「子育て支援」が入っているのは幼児教育独特のことであり、この意味は非常に大きいと考える。子育て支援というと、園の側から家庭や地域に支援の手を差し伸べるような視点に受け止められるが、成功している実践を見ると、子育て広場のような場で、園に通う子供の保護者と未就園の子供の保護者の交流が行われていたり、小学校の保護者が幼稚園の保護者の相談にのり、就学前の不安を解消したりといった、保護者同士のつながりが強く、それが園や学校のいろいろな取り組みを支えているというパターンである。もっと積極的に地域の子育てを活性化し、地域の人材を育てていく観点から、子育て支援の充実は非常に大事。

5.社会の要請等を踏まえた教科横断的な学びの充実や、地域の連携等について

  • キャリア教育については、高校編にはその言葉があるが、小中学校編には直接的な表現がなく、進路指導と間違える教員が多い。進路などまだ関係ないという小学校教員もまだまだ多く、この整理をぜひお願いしたい。キャリア教育のいい点は、一つには、育成すべき資質・能力がしっかりと定まっていること。キャリア教育の基礎的な汎用的能力を育てることに注力して、日常の指導、授業、委員会活動の指導、部活動の指導などを行うことが考えられる。もう一つのいい点は、授業と世の中が結びついていると気づくことにより、子供たちの学習意欲があがるということである。
  • キャリア教育の観点で育成すべき資質・能力を、教員の方からまず育成していくという研修が効果的。その際、小中連携や幼保小中高の連携を重視する必要。
  • 芸術が大事だということをいくら言っても大事になることはないので、具体的に、中教審としてなにかできるのか、文部科学省として発信するのか、社会が高校生一人ひとりを大切にするという観点から、博物館や美術館を高校生ぐらいまでは無料開放するというような大きな動きを作らないといけないと思う。
  • 博物館を無料にすることは賛成。学校教育がそういった博物館や美術館、図書館など生涯教育と連携していくことが重要。先日国際子ども図書館の取材に行った際、レストランにいたのは団塊世代ばかりで、幼児が泣くとうるさいと怒られる場面に遭遇してしまった。博物館も美術館も図書館も子どもたちの利用を保障していくことを制度的に解決していく必要。
  • 開かれた学校を目指して、学校運営協議会の設置をもっと推進してほしい。外とどのような連携をもつかという観点では、チーム学校の考え方にもつながってくる。学校運営講義会というのは、辛口の友人でもあり最大の応援団。自分自身がPTA会長として出席している地域連絡協議会において、指導主事や小学校校長の経験者や生涯学習の関係者という外部の方を入れたら、話の質がかなり上がったという実感もある。

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