資料2:道徳教育について

道徳教育について

 

○ 小・中学校では「道徳の時間」(年間35時間、週1時間)を設定(昭和33年~)し、道徳教育は、道徳の時間を要として、各教科をはじめとする学校の教育活動全体を通じて実施

 

○ 学習指導要領では、児童生徒が身に付けるべき道徳の内容を以下の4つの視点から示している。

    ○1 自分自身に関すること

      • あいさつなどの基本的な生活習慣、善悪の判断 など

    ○2 他の人とのかかわりに関すること

      • 身近な人々と協力し助け合う態度、相手の立場を理解し支え合う態度 など

    ○3 自然や崇高なものとのかかわりに関すること

      • 自他の生命の尊重 など

    ○4 集団や社会とのかかわりに関すること

      • 集団や社会のきまりの遵守、社会の形成への主体的参画 など

 

○ 小・中学校学習指導要領(平成20年3月告示)における「生命の大切さ」に関する主な記述例

(小学校)

    道徳

    第2 内容
    〔第1学年及び第2学年〕
    3(1) 生きることを喜び、生命を大切にする心をもつ。
    〔第3学年及び第4学年〕
    3(1) 生命の尊さを感じ取り、生命あるものを大切にする。
    〔第5学年及び第6学年〕
    3(1) 生命がかけがえのないものであることを知り、自他の生命を尊重する。

(中学校)

    道徳

    第2 内容
    3(1) 生命の尊さを理解し、かけがえのない自他の生命を尊重する。

 

○ 学習指導要領の改訂

 平成20年3月に公示した小・中学校の新学習指導要領では、道徳教育について、

    • 「自他の生命の尊重」、「人間として、してはならないことをしない」、「主体的に社会の形成に参画」するなど、発達の段階に応じた指導の重点の明確化
    • 児童生徒が感動を覚える教材の開発・活用
    • 校長の方針の下で道徳教育の推進を主に担当する道徳教育推進教師を中心とした指導体制の充実 などの改善を図ったところ。

○ 新学習指導要領は、小学校で平成23年度から、中学校で平成24年度から、全面実施となるが、道徳については、小・中学校ともに、平成21年度から先行実施。

 

 

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初等中等教育局特別支援教育課

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(初等中等教育局特別支援教育課)