これまでの作業部会における議論等を踏まえて考えられる今後の学校像については、以下のように整理できるのではないか。
◎学校運営の基本的な姿 |
○教育課題の多様化・複雑化に対応して、1.組織的な学校運営が行われ、2.専門的な役割を担う教職員が配置されるとともに、3.業務の遂行方法が改善され、4教.職員の働き方が見直されることで、学校教育の質の向上を実現する。
1 組織的な学校運営< |
例)○副校長、主幹教諭、指導教諭の配置により、職員会議の短縮など組織的・合理的な学校運営が行われる。
○事務職員の役割が明確化され、教員との適切な役割分担がなされ、事務長の配置や学校事務の共同実施を通じて効率的な学校運営が行われる。
2 専門的な役割を担う教職員の配置 |
例)○理科等の専門的な教科において、専科教員の配置が進む。(小学校)
○教育活動の実施・支援を行う多様な専門人材が学校で活躍する。
3 業務の遂行方法の改善 |
例)○教員一人一台のPC配置が実現し、学校がICT化されることにより、教務や学校管理に係る業務が効率的に処理される。
○教員が個々人で対応していた業務が集約・共有化されるなど、効率的に業務が遂行される。
4 教職員の働き方の見直し |
例)○勤務時間の管理が適切に行われ、仕事と生活の調和が図られる。
○業務の繁忙に応じて、メリハリのある勤務がなされる。
※上記のような学校像に照らして、学校と地域との協力体制については、どのように考えるべきか。
初等中等教育局学校マネジメントプロジェクトチーム