資料3 増大する学校業務に対応するための方策について(案)

増大する学校業務に対応するための方策について

(案)

 学校業務が増大している現状に対し、今後適切に対応していくための方策については、以下のようなものが考えられるのではないか。

1 組織的な学校運営の推進

 教員個人がそれぞれに業務を遂行するのではなく、校長のリーダーシップの下、多様な業務に対応する学校体制を整え、学校全体で組織として業務遂行に当たるようにする。

2 多様な専門人材、地域人材の積極的活用

 適正な教職員配置を進めるともに、授業以外の様々な業務については、教員以外の専門人材や地域人材を積極的に活用するようにする。また、こうした取り組みにより、教員は教育のプロとしての所以である授業に集中できるようにする。

3 業務の効率化

 ICTの活用を進め、書類作成時間の短縮化を図ったり、名簿や指導案等学校全体で使用する資料をデータベース化したりするなど、仕事のやり方を効率化する。

4 業務の削減

 会議や調査等の事務的な作業を見直して真に必要なものに精選し、そうでないものについては、業務自体を削減する。

5 教育委員会のサポート体制の整備

 教育委員会における学校のサポート機能を整備充実し、学校単独では対応しきれない複雑な課題に適切に対応できるようにする。

 

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初等中等教育局学校マネジメントプロジェクトチーム

(初等中等教育局学校マネジメントプロジェクトチーム)