| 【家庭】 |
| ○ |
小・中の内容の体系化を図ることにより大変進めやすくなると感じる。
|
| ○ |
家庭科は子育て、家族の在り方、少子高齢化に対応できる唯一の教科であることを重視するとともに、食に関することなど家庭科が担ってきたものをより重視する方向でよいのではないか。
|
| ○ |
日本の社会の崩壊は、家族・家庭の崩壊が影響しており、家庭科をもっと重視しなければいけないという理念を前面に出すような目標・内容にすべき。
|
| ○ |
「生涯の見通しをもって」の部分は、家庭科として生涯をどうしていったらよいかという言葉を入れるとわかりやすいのではないか。
|
| ○ |
「4.社会において主体的に生きる消費者としての教育」の中で生活環境、生活文化をつくることを内容として入れることが重要である。
|
| ○ |
中学校や高等学校での保育体験学習は、子育てや自分自身を理解するという点でも大変効果的であるが、幼児期から基本的な生活習慣を身に付けることの大切さに関する学習という学習も重要ではないか。
|
| ○ |
食が重点化されており、衣生活が見えにくくなっているのではないか。
|
| ○ |
家族もしくは家庭を大切にするという言い方であるが、「愛する」という言葉をより主体的に使ってはよいのではないか。
|
| ○ |
今までは自分の生き方や在り方は、家庭や家族の中で何となく受け継がれて育ってきたが、現在は家庭の教育力が非常に衰えた。その回復のためには、家庭科が大きな役割を果たさなければならない。
|
| ○ |
小学校において、家庭を大切にする心情を大事にしたい。小学生は、親への依存心が強く、親子で行動することも多い。また、親も「子どものためなら」といった関心も高い。この時期にこそ自分は家族のおかげで成長しているという家族への感謝の自覚、家族のために役立つ自分の大切さを、感性として体や心に染み込ませることが大切である。
|
| ○ |
家庭科の授業の根幹は体験的な学習であり、高等学校での保育学習や高齢者との交流を行うと、中学校とは違い、親の視点から子どもを見るといった見方が育ってくる。地域の担い手としてのボランティア、奉仕学習なども高等学校で行うことが大切である。
|
| 【食】 |
| ○ |
「食育の在り方」より「食育の重視」の方がよい。学習した知識や技術を活用して健全な食生活を実現しようとする意欲や態度を育む視点から、食事の役割や栄養に関する理解、調理ができる能力とした方がよい。
|
| ○ |
「3.健全な食生活のための食育の在り方」について、基本的な生活習慣の確立などの重要性を表す文言を入れ、保護者や地域の人たちに理解してもらいたい。
|
| 【消費、金融や経済】 |
| ○ |
生涯設計やキャリアプランニング、勤労観や職業観などのキャリア教育に、家庭科の内容が活きてくるため、家庭科は今の時代には重要ということを内容でも示していかなければいけないのではないか。
|
| ○ |
「4.社会において主体的に生きる消費者としての教育」に関して、例えばライフスタイルの確立を目指し、「よりよい社会を目指す」「よりよい社会を生み出す」といった方向へつなげてはどうか。
|
| ○ |
現代の青少年の職業意識の問題、ニート、フリーター等の増大の問題も鑑みて、高等学校においては、家庭科独自の分野として生涯を見通すキャリアプランニングを考える学習を重視してほしい。
|
| 【少子高齢化】 |
| ○ |
高等学校における「少子高齢化社会に対応した子育て理解のための体験や高齢者との交流」については、交流だけに留めず、安心して住める地域の担い手の意識の熟成のようなことを入れてはどうか。
|
| 【技術】 |
| ○ |
科学技術と社会や環境とのかかわり、技術を評価をしたり管理したりすることもできるような基礎を教育内容に入れることに賛成。ものづくりの過程も含めて適切に評価できるような基礎ができるとよい。
|
| ○ |
材料と加工に関する技術、エネルギーの変換・利用に関する技術、情報処理・活用に関する技術、生物の育成に関する技術の4つの技術をこれからの子どもたちの基礎的な能力として育成することは大切。
|
| ○ |
技術に対する見方、評価は、国家社会の形成者を育成する上で大変重要な分野であり「この技術は非常に便利だが危険である、あるいは気をつけて使わないといけない」という感覚を養うためのベースは、中学校で体験させる必要がある。
|
| ○ |
生物の育成に関する技術を重視してほしい。生活することと生物の育成の技術は非常にかかわりがあり、食育の原点。その中で、危険や安全などの技術の問題へつなげていくと、環境循環型社会の問題や家庭科の生活との関連が出る。
|
| ○ |
ものづくりの中にハードウエアとともにソフトウエアもあることを明記してほしい。
|
| ○ |
評価・管理できる力について、いろいろな製品に対して批判ができる判断力の育成が大切。
|
| ○ |
問題解決能力の育成を目指した学習活動は、ものをつくるという技術的な技能の向上と社会の形成者としての視点を育む上で重要であり、明記することが必要。
|
| ○ |
家庭分野では消費者教育として環境に触れられる。技術分野では製造という、まさしく環境の大元を教えているので、そのことをいかに学習させたらよいかという内容が込められるとよい。
|
| ○ |
技術分野で、エネルギー変換や利用に関する技術、生物の生成に関する技術を、全ての生徒に履修させることは大変有効。
|
| ○ |
技術分野では、学習の見通しを立てさせるためのガイダンス的な内容を入学当初に履修させることが必要ではないか。
|
| ○ |
中学校技術分野と小学校の図画工作科との連携が図れないか。小学校段階では糸のこ盤や彫刻刀の利活用等、刃物などを使うので、これを準備段階として履修させ、中学校のものづくりに連続性を持たせることも大事である。
|
| ○ |
技術を評価・管理できる能力に、技術者としての倫理、技術を学ぶ者や扱う者としての倫理、ものをつくる者としての倫理等の技術倫理が具体的に書かれていない。技術倫理を中学校で入れていくという視点をぜひ入れてほしい。
|
| ○ |
中学校では、特に技術分野と理科との関係を取り入れてほしい。
|
| ○ |
キャリア教育の立場から、職業観、勤労観を身に付けるなど、役割と責任を果たしながら、子どもたちが一人の人間として社会に参画し生きていくことができるようにするため、学校での学習と家庭や社会との結びつきを改善の方向性に挙げる必要がある。
|
| ○ |
この技術を使うとどんなふうに自分たちが豊かになるのか、それとも危なくなるのかという社会的な影響評価を、ぜひ技術教育の中で行ってほしい。
|
| ○ |
技術分野の目標に、勤労観や職業観の育成に役立つ教科であるとの意見があったが、ものづくりを支える能力や技能・態度の育成と、技術を評価・管理できる能力の育成の2つになったため、そういう文字が消えている。
また、ものづくりと評価・管理が挙げられて、科学技術や環境と技術との関連性が抜けている。その点については、他教科との共通認識の上において検討した方がよい。産業の説明の中では「技術を適切に判断しようとする態度」となっており、管理まで及んでいない。
|
| ○ |
持続可能な社会という視点からいくと、エネルギー問題や環境問題は大きい。それに対応するのは、技術分野では選択になっている電気、機械、栽培の部分に当たる。そのために必修化すべきであるということを入れてはどうか。
|
| ○ |
心への影響や情報安全、モラルなどは高校だけで済むものではない。技術分野の内容に技術倫理に関する明示的な枠組みをつくることで、中高の円滑な接続がより期待できる。
|
| 【情報】 |
| ○ |
今の社会を画期的に変えているのは情報技術であり、中学校の技術分野の目標に情報という観点が必要ではないか。
|
| ○ |
簡単な操作については中学校の技術分野だけではなく、小学校でも扱うものも非常に多い。その点で、技術分野における情報教育は精選しなければいけない。
|
| ○ |
中学校の技術分野は、情報モラル、倫理、情報安全といった安全教育を重視してきた教科であり、その発展形として情報安全教育といった視点も入れてほしい。
|
| ○ |
教科「情報」ですべて行うことは不可能であり、小学校、中学校、高等学校を体系的に見た情報教育をどうすべきかを審議する場をつくってほしい。
|
| ○ |
インターネットやネットワークは技術分野だけでなく、全教科、全学校教育活動で使っている。子どものレベルも違うので、中学校技術分野と高等学校の普通教科「情報」との内容の連携、系統性はしっかりしたものをつくっていかないといけない。
|
| ○ |
情報教育、モラル教育は早い段階から指導し、高校の教科「情報」へと繋いでいくことが急務である。
|
| ○ |
情報については技術・家庭科に限らず、教科横断的に、小・中・高の教育課程全体の情報交換をした上で、見直しのための資料をそろえてほしい。
|
| ○ |
小学校の中で情報教育を取り立てて指導することはそぐわないが、情報モラルについては、指導を強化していかないと、ますます乱れていくであろう。
|
| ○ |
情報公開の社会的な問題や重要性、著作権も含めた知的財産の保護の問題への対応を明確にしてほしい。
|
| 【教員の指導力等】 |
| ○ |
少子化や家庭の崩壊がいわれる中で、家庭科の学習を通して、子どもたちに家族や家庭を大切にすることが大事であることや、そこで自分自身が楽しくなったり生活をよりよくしていったりすることができるということを、指導者として常に頭に置きながら指導していくことが大切である。 |