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総合的な学習の時間の現状と課題、改善の方向性(検討素案)(教育課程部会等の審議を踏まえて再整理したもの)
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総合的な学習の時間の趣旨は、各学校が、地域や学校、児童生徒の実態等に応じて、横断的・総合的な学習や児童生徒の興味・関心等に基づく学習など創意工夫を生かした教育活動を行うこととしている。 |
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総合的な学習の時間のねらいは、
| (1) |
自ら課題を見付け自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、よりよく問題を解決する資質や能力を育てること |
| (2) |
学び方やものの考え方を身に付け、問題の解決や探究活動に主体的、創造的に取り組む態度を育て、自己の生き方(高等学校は「在り方生き方」)を考えることができるようにすること |
| (3) |
各教科、道徳及び特別活動で身に付けた知識や技能等を相互に関連付け、学習や生活において生かし、それらが総合的に働くようにすることとしている。 |
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| ○ |
こうした趣旨及びねらいを踏まえた上で、目標、内容、育てようとする資質や能力及び態度などは各学校で設定することとしている。 |
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総合的な学習の時間の実施状況を見ると、大きな成果を上げている学校がある一方、当初の趣旨・理念が必ずしも十分に達成されていない状況も見られる。また、小学校と中学校とで同様の学習活動を行うなど、学校種間の取組の重複も見られる。
こうした状況を改善するため、総合的な学習の時間のねらいを明確化するとともに、児童生徒に育てたい力(身に付けさせたい力)や学習活動の示し方について検討する必要がある。 |
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総合的な学習の時間においては、教科の補充・発展学習や学校行事などと混同された実践が行われている例も見られる。
そこで、関連する教科内容との関係の整理、中学校の選択教科との関係の整理、特別活動との関係の整理を行う必要がある。 |
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教科の補充・発展学習や学校行事などと混同された実践が行われている例も見られることや学校間・学校種間の取組の実態に差がある状況を改善するため、総合的な学習の時間と各教科、選択教科、特別活動との関係を整理する観点から、総合的な学習の時間におけるねらいや育てたい力を明確にするよう改善を図る。 |
| ○ |
学校種間の取組の重複の状況を改善するため、児童生徒の発達段階を考慮し、各学校における実践を踏まえ、各学校段階の学習活動の例示を見直す。また、近接する小・中・高等学校間で情報交換を行うなど、異なる校種の連携について配慮する。 |
| (ア) |
総合的な学習の時間のねらいについては、小・中・高等学校共通なものとし、児童生徒にとっての学ぶ意義や目的意識を明確にするため、日常生活における課題を発見し解決しようとするなど、実社会や実生活とのかかわりを重視する。また、総合的な学習の時間においては、教科の枠を超えた横断的・総合的な学習、探究的な学習を行うことをより明確にする。 |
| (イ) |
学校間・学校種間の取り組みの実態に差がある状況を改善するため、総合的な学習の時間において育てたい力の視点を例示する。その際、例示する視点は、学習方法に関すること、自分自身に関すること、他者や社会とのかかわりに関することなどとする。 |
| (ウ) |
各学校において、総合的な学習の時間における育てたい力や取り組む学習活動・内容を明確に定め、どのような力が身に付いたかを適切に評価する。 |
| (エ) |
学習活動の例示については、小学校では地域の人々の暮らし、文化や伝統に関する学習活動、中学校では職業や自己の将来を考える学習活動などを例示として加える。 |
| (オ) |
各学校における総合的な学習の時間の学習活動が一層適切に行われるよう、優れた事例の情報提供やコーディネートの役割を果たす人材の育成など、支援策の充実を図る。また、各学校においては、総合的な学習の時間の指導計画や実施状況について、点検・評価することを推進する。 |
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