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口話、リップリーディングは今あまり使われていないのか。
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私がろう学校にいたころは、口話が中心だった。今は、障害者や障害に対する理解も広がっており、聾学校でも手話が見直されて、幼稚部から手話を使う学校も増えている。そのようなときに特別支援教育との関係の中で聾学校の統廃合が進んで、ほかの障害のある子どもと一緒になることを私たちは非常に心配している。
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ほかの障害のある子どもと一緒になることについて、同じ教室で机を並べて障害の違う子ども達が学習をする、そういうことを考えているか。
また、特殊教育総合免許を仮につくるとすれば、聾教育としてはどういうことを絶対にその中に盛り込んでほしいのか考えを伺いたい。
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統合によって聾児とほかの障害のある子どもが同じ教室で机を並べて勉強するということは考えにくいのではないかと思う。やはり聾学校の機能は統合化の中でも残してほしい。ただ、その場合でも、集団的な交流とか、障害児同士の活動の中で、聞こえない子どもたちとほかの障害を持っている子どもたちとの共通のコミュニケーションができないという問題が出てくる。そういう意味で、もし統合化される場合でも、それはほかの障害のある子どもと一緒に学ぶのではなく、普通の小・中学校の中で聾学校の機能というものを入れ込むほうが適当ではないかと思う。
特殊教育免許の問題だが、教員免許の中で聾教育に携わる者の絶対的な条件として、聞こえない子どもときちんとコミュニケーションができることを入れるべき。手話を言語として認めて教員免許の中で位置づけていくということを願っている。
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最近、聾学校で学んでいる児童生徒の数は少ないとのことだが、聾学校に在籍していない聴覚障害教育の対象になる児童生徒の数はもっと多いのか。
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通常の学校で勉強している聴覚障害の子どもが多くなっている。私が聾学校で勉強していたころは、県内の聾学校の児童生徒数が、300名近くいた。その時代と現在とは非常に違っている。
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聾学校以外で勉強している子どもたちは、現在、十分な手話教育や、コミュニケーション能力の教育がなされているのか。
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そういった子どもたちには、ほとんど手話教育は行われない。手話も配慮されていないし、要約筆記などもほとんどない。聴覚障害児を持つ親の努力とか、先生たちの努力にゆだねられている。
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聞こえない子どもにとっては通常の学校では情報保障されない。でも、学力は求めたいから通常の学校に行く。一方、手話で学びたいと思う子どもは、聾学校に入る。でも、聾学校でも手話の保障はない。聾学校で手話で教え、聾児の選択できる幅を広げるということは大切ではないか。学力だけを求めるならば、通常の学校において、情報保障をする方法も考えられるが、基本的には、聾学校できちんと学力をつけられる条件をつくるのが一番いいと思う。
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以前は、聾児を持つ親の中には、聾学校が障害児学校なので、親としてその子どもを障害児と認めたくないために聾学校に子どもを入れたくないと言われる方もいた。今はそのような差別的な見方はなくなってきているが、普通の小・中学校の学力と聾学校の学力の差があり過ぎて、聾学校で学ばせることは親として心配なので、普通の学校に入れたいという気持ちもある。けれども、今の普通学校の中で、聴覚障害者がひとり入っても、他の児童の勉強についていけず、高校に入る時点になって、また聾学校に戻ってくるというような例もある。特別支援教育の中で、普通の学校に入っている聴覚障害のある子どもたちの教育的な保障がどうなのかという問題まで広げて検討する必要があるのではないかと思う。
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障害別の学校を統合するとした場合、聞こえない子どもと見えない子どもでは、コミュニケーションがなりたたない。こういう状況があるのに、障害種別にかからわず一緒にするのは非常に難しいと思う。
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