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資料11 教育課程部会等におけるこれまでの主な意見(道徳・特別活動関係)

道徳

指導内容の重点化

  • モラルやマナーが全体的に低下している中で、モラル、マナー教育を徹底的に行うべき。小学校低学年ではしつけ、高学年になるにしたがって、自己と他者の価値観をすり合わせ、社会における判断力を養っていく必要がある。
  • 自分の人間性を磨いていくという目標を掲げながらも、外の縛り、ルール、モラルを教えていくことが重要である。
  • 道徳でディスカッションをする力を身に付けることが重要である。特に中学校、高校段階で、多様性のある時代の中で、他人の意見を聞いて自分の意見を述べるなどの繰り返しを通して、基本的な倫理観が身に付いていくのではないか。

道徳教育の在り方

  • 外側からの視点として、倫理を規定する法を体験的に学ぶこと、内側からの視点として、自己の心理状態を理解できる中学校や高校段階で、いじめ、差別、心の仕組みなどの心理的なメカニズムを内から理解させることが重要。コミュニケーションスキル、ソーシャルスキルなどを含めた心理学的な内容の理解があってもいいのではないか。
  • 法教育や心理学的な要素が入ってくると、道徳という名称では限界がある。人間科や人生科などに広げていくことも考えられるのではないか。品川区の市民科はよい取組の例になるのではないか。
  • 道徳の名称について、市民科や公民科とした方が、中学校の教員としても教えやすいのではないか。
  • 発達心理学の観点から、道徳教育は、基本的に体験を基にしながらそれを道徳的価値に向けて高めていくことである。道徳的価値の間で葛藤があるため、画一的な正答はないが、それらの関係などについて議論したりすることが重要である。
  • 道徳的価値については、抽象的ではなく実践と結び付けて学ぶ必要である。現在の学校現場での試みをみると、ソーシャルスキルなどは小学校高学年から中学校ぐらいである程度成功している。道徳的な価値を目指しながら原理を考えるとともに、スキルを身に付けることをしっかりとやる中で、道徳の時間を再編できるのではないか。
  • 道徳教育について市民科のような現代化を迫られているのではないか。社会科や家庭科などとも連携し、生き方をしっかりと学習させていくことが重要である。
  • 体験的な活動を取り入れ、人とのかかわりを通して、人としての在り方生き方を学ぶことは重要である。
  • 人間というのは自然から力をもらっており、それに対して自分たちが責任を持っている。
  • 例えば、校則の意味について話し合い、自分たちで校則をつくってみたり、電車の優先席について考えてみたり、身近で具体的な問題について考えていくことが必要である。
  • 道徳教育において欠けているのはメディアの問題である。メディアとどう接するのかを教えていくべきである。情報教育の一分野ということではなく、モラル全体の問題として考えていくべきである。
  • 道徳教育が徳目主義に陥っていないか懸念している。学問を教えるが倫理を教えていないのではないかということを考える必要がある。
  • 道徳、特別活動、総合的な学習の時間の相互の関連を踏まえた年間指導計画を作成し、取り組むことによって一層大きな成果が挙げられる。
  • 社会をよくしようとか、ルールを守ろうとすることの前提として、自分を信じる力や自信を身に付けることが重要である。
  • 自分の倫理観等を何によってはぐくんだかを考えるとき、読書により生きることや道徳的なことを考えていくことが重要ではないかと思う。
  • 家庭の教育力が低下する中、緊急避難的に、早寝早起きなどのしつけ、生き方の基本のようなものを学校において教える必要があるのではないか。
  • 学習指導要領の道徳に示された内容項目をしっかりできていれば立派な日本人である。道徳の時間が形骸化しており、発達に即した指導をどうするかが課題である。
  • 家庭との連携の下、幼児教育の段階から、他者との集団生活の中で、思いやりや互いを尊重する、基本的なルールを守るといった道徳教育の基盤が形成されていくのではないか。
  • 道徳の内容項目については、今後10年単位で強化すべきものを、今流に見直していく必要がある。うわべだけをこなす授業にならないよう、実態に即してどれを重点化するかを明確にする必要がある。
  • 体験と合わせた取組を行えるようにする観点から、道徳の時間の35時間の在り方を考える必要がある。

高校における道徳教育

  • 高校の道徳教育の充実を図ることは重要であり、喜ぶということは何か、恥ずかしいとはどういうことか、奉仕とは何かなどについて考えさせる時間が必要である。
  • 高校で道徳教育を行うのは極めて難しいのではないか。一つの例で、外国と日本の学校でのピアスや髪を染めるなどの扱いの違いなどもあり、社会的な要求に基づくテーマかどうかを整理して見直す必要があるのではないか。

教材

  • 道徳教育は教材で学習指導要領の考え方を生かすようになっているので、その点をさらに見直し、改善していく必要がある。
  • 「心のノート」は内容的に充実しており、これらの活用は道徳教育の充実につながるのではないか。

特別活動

  • 小学校高学年で、体験する機会をさらに増やしていくべきである。
  • 中学校において、職場体験だけではなく、奉仕体験を行ってもいい。
  • 職場体験を5日間やるとなると、総合的な学習の時間に行わざるを得ない。
  • インターンシップなど社会を学ぶ機会について、小・中・高を通じて一層取り組めるような仕組みが必要ではないか。
  • 特別活動は、社会の中で文化生活や市民生活を営んでいくための縮図として、自治能力や責任感、企画力、対人関係調整能力などを共通して学び、社会に出る前に学校の枠の中で、その練習の場として位置付けられていると理解している。
  • 特別活動において、子どもたちが自ら動かない中で、教員がお膳立てをしても力はつかない。子どもたちの自発性をはぐくめるような仕掛けが必要である。
  • 特別活動については、市民生活への自立的な参画ができるよう、子どもたち自身の体験として、運営、参加し、心に残る体験を行うことが重要である。
  • 特別活動は実際には莫大な時間を必要としている。実態に即してできるようにすることが重要である。総時間数を増やすことにより、犠牲になるのは何なのかをよく考えないといけない。

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初等中等教育局教育課程課教育課程企画室

(初等中等教育局教育課程課教育課程企画室)

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