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資料6 論点案

道徳教育について

  • 「道徳教育の現状と課題、改善の方向性(検討素案)」(注1)においては、道徳教育の課題として、
    1. 道徳の時間の指導が形式化して実効が上がっていないとの指摘
    2. 学年が上がるにつれ児童生徒の受け止めがよくないこと
    から、発達に即した適切な指導が行われるよう改善することが挙げられている。
  • 「検討素案」においては、例えば、
    1. 小学校では、基本的な道徳的価値観の形成を徹底
    2. 中学校では、人間としての生き方についての自覚を深める指導を重視
    3. 高等学校では、人間としての在り方生き方に関わる問題について議論し考えるなどしてその自覚を一層深める指導を重視
    など、指導の特色を学校・学年段階ごとに明確に示すことが、挙げられている。
  • 「第3期教育課程部会の審議の状況について」(第3期の審議状況)では、改正教育基本法等を踏まえ、規範意識の確立の根底となる道徳教育の内容・形式両面にわたる見直しについて検討を進める必要があるとしている。

 (注1) 教育課程部会(第3期第33回・平成18年9月21日)配付資料

論点1

  • 「検討素案」の指摘を踏まえて、より効果的な指導を進めていくためには、例えば、
    1. 基本的な道徳的価値観として徹底する内容(約束を守る、人を傷つけないなど)
    2. 指導を通じて自覚を深めていく内容(自己の向上を図るなど)
    などの内容の性質に応じて、指導内容・方法の充実を図るべきと考えるが、どうか。

論点2

  • 「検討素案」や「第3期の審議状況」の指摘を踏まえて、より効果的な指導を担保していくためには、教育内容の設定、教材その他の推進体制の整備の面で次のような改善が求められるのではないか。
    1. 約束を守る、人を傷つけないなどの基本的な道徳的価値観については、指導を徹底するために、教育内容を重点化して示していく必要があると考えられるが、どうか。
    2. 教育の専門家に加えて、法や心理などの専門家の協力を得て、例えば、次のようなプログラムや教材を提供していくことが考えられるが、どうか。
      • 法に関する理解、人間関係の形成、キャリアの形成など、社会的自立に必要な基礎的技能と道徳との関わりを学習するプログラムや教材
      • 人物から生き方や人生訓を学んだり、それに基づき対話や討論をすることを通じて、自己を見つめ、自覚を深めていく学習プログラムや教材
      • 伝統文化の学習を通じて、例えば、自然との共生などの我が国の伝統的な自然観などを学習するプログラムや教材

体験活動について

  • 「特別活動の現状と課題、改善の方向性(検討素案)」等(注2)においては、自然体験、職場体験、奉仕体験等の体験活動について、児童生徒の発達の段階を踏まえ、例えば、自然の中での集団宿泊活動(小学校)、職場体験活動(中学校)、奉仕体験活動(高等学校)といった学校段階ごとの重点化を図り、道徳性の育成に資する体験活動を推進する方向性が挙げられている。
  • また、「検討素案」においては、この点に関連して、体験活動の内容に即して一定期間の確保が必要ではないかと指摘されている。

 (注2) 教育課程部会(第3期第33回・平成18年9月21日)配付資料

論点1

  • 児童生徒の経験の幅の狭さが課題となる中で、発達段階に応じて体験活動をより効果的に推進していくためには、「検討素案」の指摘を踏まえて、各学校段階ごとに、例えば、小学校で集団宿泊活動、中学校で職場体験活動、高等学校で奉仕体験活動といった活動を重視し、学校行事の構成等を見直すことが考えられるがどうか。

論点2

  • 一定期間(例えば、1週間(5日間)程度)にわたって体験活動を行うこととする場合に、教育内容・方法その他の条件面など、どのような点に留意することが必要か。

参考

  • 東京都武蔵野市:「セカンドスクール」
    • 公立小学校5年生が6泊から9泊、中学校1年生が4泊の宿泊活動を実施
    • 参考資料の64ページ参照
  • 兵庫県:「トライやる・ウイーク」
    • 公立中学校2年生等が5日間の体験活動を実施
    • 参考資料の65ページ参照
  • 東京都:「奉仕」
    • 都立高等学校卒業までに1単位(標準35単位時間)以上、奉仕活動の意義に関する学習と奉仕体験活動を行う。
    • 参考資料の66ページ参照

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初等中等教育局教育課程課教育課程企画室

(初等中等教育局教育課程課教育課程企画室)

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