ここからサイトの主なメニューです

資料3 「「基礎・基本」の徹底」、「自ら学び自ら考える「力」の育成」について(論点案)

平成17年10月31日

  • 前回の教育課程部会において、各専門部会等の議論を踏まえ、教育課程の目標設定の明確化・体系化について議論をいただいた。その際にも、各教科等で育むべき能力や知識・技能を明確化するに当たっては、発達段階に応じた指導上の工夫が重要ではないかとの指摘があった。
  • また、これまでの教育課程部会での議論においては、幼小や小中、中高といった学校種間の連携や協力の重要性が指摘されているが、このような議論を行うに当たっても、その前提としてそれぞれの学校種がそのような役割を担うかが重要なポイントである。
  • このような観点から、以下の点について議論をいただいた上で、別添の事項について、全国連合小学校長会、全日本中学校長会及び全国高等学校長協会からヒアリングを行い、これらの団体から意見を伺いつつ審議をお願いしたい。

論点

 学校教育における目標設定の明確化・体系化を考えるに当たっては、指導上、児童生徒の発達段階ごとに重視すべき点、教育内容の特質ごとに留意すべき点があるのではないかと考えるが、どうか。

  • 児童生徒の発達段階ごとに留意すべき点(例)
    • 小学校低・中学年・・・技能(知・身体)と感覚(人間・自然・社会)の重視具体物を活用した体験的な理解反復学習や暗記暗誦の重視
    • 小学校高学年~中学校・・・体験と理論の往復(概念や方法の重視)討論・実験・表現による思考力育成
       (参考)安彦忠彦委員の昨年9月29日の中教審初等中等教育分科会における意見発表(「小学校高学年の独自性について」)
  • 子どもたちの成長の過程(例)
    • 小学校低学年・・・幼児期的な特性を残しつつ、言葉と認識に力が広がり、ある程度、時と空間を越えた見通しを持つことが可能に。
       → 半具体物(タイルなど)を使った抽象的思考も多少は可能に。
    • 小学校中・高学年・・・幼児期を離れ、物事をある程度対象化して認識可能。対象とのあいだに距離をとって分析ができ、知的活動も分化した追及が可能。
       → 体験活動を教科等での学習につなげる。
    • 中学校・・・自分独自の内面の世界を認識。大人や大人の社会の認識の深化。
    • 高等学校・・・思春期の混乱から脱しつつ、大人の社会を展望。
       (参考)無藤隆委員が作成協力者として参加した文部科学省『体験活動事例集』

お問合せ先

初等中等教育局教育課程課教育課程企画室

(初等中等教育局教育課程課教育課程企画室)

-- 登録:平成21年以前 --