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資料7‐2 「健やかな体を育む教育の在り方に関する専門部会」における審議状況について

1 これまでの審議経過

  • 平成16年 10月26日 第1回会議
    • 「体育の授業」の目的について(1)
  • 11月15日 第2回会議
    • 「保健の授業」の目的について(1)
    • 「体育の授業」の目的について(2)
  • 11月29日 第3回会議
    • 「体育の授業」の目的について(3)、議論の整理
    • 「保健の授業」の目的について(2)
  • 12月21日 第4回会議
    • 「保健の授業」の目的について(3)、議論の整理
    • 性教育について(1)
    • 食育について(1)
  • 平成17年 1月31日 第5回会議
    • 性教育について(2)
    • 食育について(2)
  • 5月19日 第6回会議
    • 中教審の審議動向と専門部会の今後の日程について
    • 審議のまとめ(1)
    • 体育の目的の具体的内容について
  • 5月27日 第7回会議
    • 審議のまとめ(2)
    • 保健の目的の具体的内容について
    • 性教育について
    • 食育について
  • 6月8日 第8回会議
    • 審議のまとめ(3)
    • 体育の目的の具体的内容について
  • 6月20日 第9回会議
    • 審議のまとめ(4)
    • 保健の目的の具体的内容について
  • 6月30日 第10回会議
    • 審議のまとめ(5)
    • 体育の目的の具体的内容について

2 これまでの審議の内容

 「健やかな体を育む教育の在り方に関する専門部会」においては、「目的」を達成するための「手段」である学習指導要領の改訂に向け、体育・保健等の分野の教育の「目的」に関する検討を行っている。具体的には、方向性のみを示すような抽象的目的を掲げぬよう注意しつつ、初等中等教育を修了したひとりの18歳の子どもを想定し、その子ども(及び他のすべての子ども)が最低限何を身に付けていればよいのかという「ミニマムの達成目標」について、以下のとおり検討を行っている。

1.体育

 以下の検討に当たっては、次の点に留意した。

  • 運動の二極化への対応,子どもたちの体力低下への対応など、保体育審議会,中央教育審議会スポーツ・青少年分科会の答申等や文部科学省の「スポーツ振興基本計画」に盛り込まれた考え方。
  • 「空間的な広がり」(1.家庭・地域の実態変化の把握、2.学校・家庭・地域の関連性、3.学校から家庭・地域への発信)というという視点と、「時間的な広がり」(1.生涯を通じてスポーツに親しむ基礎の構築、2.生涯を通じてスポーツに親しむ態度の育成)という視点。

(1)体育の目的の具体的な内容

  • 体育の目的は、全ての子どもたちが生涯にわたって運動に親しむために必要な資質や能力と、健康・安全に生きていくために必要な身体能力を身につけることであり、そのためすべての子どもたちが身につけるべきことを「身体能力」「態度」「知識」「経験」の4つの分野に分けて可能な限り具体的に示す方向で議論を集約しつつある。
  • 「身体能力」については、体育は、「身体能力」を養うことができる唯一の教科・科目であること、身体能力に過度の重点を置くことにより子どもたちの体育嫌いやスポーツ嫌いを助長しないようとすることに考慮して、「身体能力の各要素」「生涯にわたってスポーツに親しむための身体能力」というの2つ観点から検討を行い、各々の具体的な内容について議論を集約しつつある。
  • 「態度」については、何らかのことに価値や意義を見出す「価値的な態度」と、ルールを守ったり責任を持つという「規範的な態度」の2つの観点から検討を行い、各々の具体的な内容について議論を集約しつつある。
  • 「知識」については、知識の活用段階である「思考・判断」も一体としてとらえることとし、「運動やスポーツ関する知識」「運動やスポーツに関する思考・判断」「運動やスポーツにおける健康・安全に関する知識」の3つの観点から検討を行い、各々の具体的な内容について議論を集約しつつある。
  • 「経験」については、「体を動かすことに関する経験」「競争・達成に関する経験」「集団生活の経験」の3つの観点から検討を行い、各々の具体的な内容について議論を集約しつつある。

(2)今後の検討における留意事項

  • 今後、「引き続き『目的』の特定を行うための検討」と「その目的を達成する『手段』(学習指導要領の具体的な内容)の特定を行うための検討」を進めるに当たって留意すべき事項について議論を行っている。

(3)体育の授業の実施に係る留意事項

  • 今後、各学校において体育の授業が適切に行われるために、留意すべき事項として、「学校運営・指導方法の工夫・改善」「教育委員会・学校の独自の目的・内容の設定」「家庭・地域との連携」「指導者の養成・確保」などについて議論を行っている。

2.保健

 以下の検討に当たっては、次の点に留意した。

  • 運動・栄養・休養・睡眠の調和のとれた生活習慣の確立の重要性など、保体育審議会や中央教育審議会スポーツ・青少年分科会の答申等で示された考え方。
  • 「自他の命を大切にする」「次の世代につながる教育」「情報を収集し正しく理解し判断する力を育成していく」「知識を行動に結びつける力を育成していく」という4つの視点。

(1)保健の目的の具体的な内容

  • 保健の目的の具体的な内容(すべての子どもたちが身につけるべきこと)については、「心身の健康」「環境と健康」「安全」の3つの分野に分けて検討が行われ、意見がまとまりつつある。

(2)今後の検討における留意事項

  • 学習指導要領の具体的内容である「手段」を今後検討するに当たって留意すべき事項として、「学習指導要領の内容の精選」「保健の開始時期」「保健と他教科の関係」「保健と体育の連携」などに関する議論を行っている。

(3)保健の授業の実施に係る留意事項

  • 見直された学習指導要領を踏まえ,各学校において保健の授業が適切に行われるために,留意すべき事項として、「指導方法の工夫・改善」「学校全体での取組」「保護者・地域との連携や働きかけ」「教員の資質・能力の向上」などに関する議論を行っている。

3.その他

  • 健やかな体を育むという観点から、今後、学校教育全体で取り組むべき課題として、「性教育」と「食育」という2つの課題について議論を行っている。
  • 性教育については、「性教育として求められる内容」「それぞれの教科における性教育に関する指導内容」「指導計画の作成等に当たっての留意点等」などに関して議論を集約しつつある。
  • 食育については、「学習指導要領における「食育」の推進についての明確化」「それぞれの教科等における食に関する指導内容の明確化・体系化等」「指導計画の作成等に当たっての留意点等」などに関して議論を集約しつつある。

お問合せ先

初等中等教育局教育課程課教育課程企画室

(初等中等教育局教育課程課教育課程企画室)

-- 登録:平成21年以前 --