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参考1 学習指導要領の一部改正イメージ(案)

現行規定の例
↓ 
一部改正イメージ(案)

1 学習指導要領の「基準性」の一層の明確化

第2 内容等の取扱いに関する共通的事項

 1 第2章以下に示す各教科、道徳及び特別活動の内容に関する事項は、特に示す場合を除き、いずれの学校においても取り扱わなければならない。
 学校において特に必要がある場合には、第2章以下に示していない内容を加えて指導することもできるが、その場合には、第2章以下に示す各教科、道徳、特別活動及び各学年の目標や内容の趣旨を逸脱したり、児童の負担過重となったりすることのないようにしなければならない。(小学校学習指導要領)

  • 「基準性」の趣旨を一層明確に示す観点から、総則において、
    1. 各教科等の内容はすべての児童生徒に対して指導するものであり、
    2. 特に必要がある場合には、[はどめ規定]等にかかわらず指導可能であることに留意する
    旨明確にすること。
  • 各教科において、
    1. [はどめ規定]等は、すべての児童生徒に対する指導内容についての取扱いを定めるものであり、
    2. 特に必要がある場合には、この規定にかかわらず指導可能である、
    旨明確にすること。
    (例:「~食物連鎖などは取り扱わないものとする。」(小・理科6年)
    → 児童の実態を踏まえ、「発展的な学習」などにおいて食物連鎖の指導も可能であることが明確化)

2 「総合的な学習の時間」の一層の充実

総合的な学習の時間のねらい

 2 総合的な学習の時間においては、次のようなねらいをもって指導を行うものとする。

  • (1)自ら課題を見付け、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、よりよく問題を解決する資質や能力を育てること。
  • (2)学び方やものの考え方を身に付け、問題の解決や探究活動に主体的、創造的に取り組む態度を育て、自己の生き方を考えることができるようにすること。(小学校学習指導要領。以下同じ。)

  • 総合的な学習の時間のねらいとして、
    1. 各教科等で身に付けた知識や技能相互の関連付け、
    2. それらを総合化して、実生活にも生かせるものとする、
    との観点がある旨明確にすること。

学校ごとの目標・内容の設定と創意工夫を生かした学習活動

 3 各学校においては、2に示すねらいを踏まえ、例えば国際理解、情報、環境、福祉・健康などの横断的・総合的な課題、児童の興味・関心に基づく課題、地域や学校の特色に応じた課題などについて、学校の実態に応じた学習活動を行うものとする。

  • 総合的な学習の時間を行うにあたっては、その趣旨及びねらいを踏まえ、
    1. 地域や学校及び児童生徒の実態に応じて、総合的な学習の時間の各学校の目標及び内容を定め、
    2. 学校の実態に応じて創意工夫を生かした学習活動を行う、
    旨明確にすること。

学校としての指導計画の作成

 特に規定なし

  • 各学校において、総合的な学習の時間の趣旨及びねらいを踏まえ、学校としての全体計画を作成する旨明確にすること。

学習活動を行うに当たっての配慮事項

 5 総合的な学習の時間の学習活動を行うに当たっては、次の事項に配慮するものとする。

  • (1)自然体験やボランティア活動などの社会体験、観察・実験、見学や調査、発表や討論、ものづくりや生産活動など体験的な学習、問題解決的な学習を積極的に取り入れること。
  • (2)グループ学習や異年齢集団による学習などの多様な学習形態、地域の人々の協力も得つつ全教師が一体となって指導に当たるなどの指導体制、地域の教材や学習環境の積極的な活用などについて工夫すること。
  • (3)国際理解に関する学習の一環としての外国語会話等を行うときは、学校の実態等に応じ、児童が外国語に触れたり、外国の生活や文化などに慣れ親しんだりするなど小学校段階にふさわしい体験的な学習が行われるようにすること。

  • 総合的な学習の時間においては、
    1. 教師による行き届いた計画的な指導を行い、
    2. 児童生徒に身に付けさせる資質や能力の育成が十分図られるようにする、
    旨明確にすること。
  • 学校図書館の活用、地域の施設及び機関等との連携協力やその活用、保護者や地域の人々や各種団体との連携協力、地域の教材や学習環境の積極的な活用などについて工夫する旨明確にすること。
  • 他の学校、他の校種の学校との間での学校が定めた目標及び内容や学習活動についての連携・交流について工夫する旨明確にすること。

3 個に応じた指導の一層の充実

例示の多様化(小学校)

第5 指導計画の作成等に当たって配慮すべき事項

  • (5)各教科等の指導に当たっては、児童が学習内容を確実に身に付けることができるよう、学校や児童の実態に応じ、個別指導やグループ別指導、繰り返し指導、教師の協力的な指導など指導方法や指導体制を工夫改善し、個に応じた指導の充実を図ること。(小学校学習指導要領)

  • 児童の実態や指導のそれぞれの場面に応じて、効果的な個に応じた指導方法を柔軟かつ多様に導入する観点から、学習内容の習熟の程度に応じた指導、児童の興味や関心に応じた課題学習、補充的な学習や発展的な学習などの学習活動を取り入れた指導を例示に加えること。

例示の多様化(中学校)

第6 指導計画の作成等に当たって配慮すべき事項

  • (6)各教科等の指導に当たっては、生徒が学習内容を確実に身に付けることができるよう、学校や生徒の実態に応じ、個別指導やグループ別指導、学習内容の習熟の程度に応じた指導、教師の協力的な指導など指導方法や指導体制を工夫改善し、個に応じた指導の充実を図ること。(中学校学習指導要領)

  • 生徒の実態や指導のそれぞれの場面に応じて、効果的な個に応じた指導方法を柔軟かつ多様に導入する観点から、生徒の興味や関心に応じた課題学習、補充的な学習や発展的な学習などの学習活動を取り入れた指導を例示に加えること。

お問合せ先

初等中等教育局教育課程課教育課程企画室

(初等中等教育局教育課程課教育課程企画室)

-- 登録:平成21年以前 --