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教育課程部会(第38回) 議事録

1.日時

平成18年2月13日(月曜日) 10時~12時

2.場所

丸の内東京會舘 「ロイヤルルーム」

3.議題

  1. 教育課程部会におけるこれまでの審議の整理について
  2. その他

4.出席者

委員

 木村部会長、梶田副部会長、阿刀田委員、安彦委員、荒瀬委員、石井委員、石田委員、井上委員、宇佐美委員、衞藤委員、大橋委員、田村委員、角田委員、中嶋委員、陰山委員、深谷委員

文部科学省

 結城事務次官、近藤文部科学審議官、銭谷初等中等教育局長、樋口政策評価審議官、板東官房審議官、山中初等中等教育担当審議官、布村初等中等教育担当審議官、常盤教育課程課長、根本主任視学官、板良敷視学官、大杉視学官、小串視学官、宍戸視学官、田中視学官、平田視学官、廣瀬視学官、宮川視学官、室井視学官、吉野視学官、合田教育課程企画室長、南野教育課程企画室専門官、石塚学校教育官
国立教育政策研究所
 惣脇教育課程研究センター長

オブザーバー

 鳥居会長

5.議事録

(1)事務局から、配付資料の確認、配付資料の説明が行われ、資料2-1の審議経過報告(反映版)について自由討議が行われた。主な発言は以下のとおり。(○=委員、△=事務局)

委員
 資料2-2の16ページで、「人間力」と「生きる力」の関係が整理されたが、少しくどいような気がする。「先述したように…学校外の視点から見ることによって」をとり、先の○「何のために学ぶ…ねらいとしている」に続いて「こうした視点から学校教育を見直してみることによってその足らざるところを補い…」としてはどうか。

委員
 ユネスコは持続可能な開発教育を採択した。これを提言したのは日本であり、世界中がこれに則ってやろうという状況にある。自然と、人間が生きるために開発していく生き方の調和を日本は経験し、これがユネスコの提言につながっている。こうした環境教育の新しい考え方などを入れることはできないか。

委員
 5ページの学校教育の目的は、国民の人格形成と国家・社会の形成者の育成の2点としてあるが、その後の内容には国際社会の視点も含まれており、この点にズレが出ている。この定義のところで、国家・社会が国際的な関係の中にあることについて、何らかの修正を加える必要があるのではないか。
 25ページに「…ものづくりを通して適切に評価し、管理できる力を育てる…」とあるが、何を評価し管理するのかが文章からは明確でない。また、科学技術教育について、ものづくりに単純化してよいのだろうか。例えば、リスクや安全の概念について、どう定義し、確かめるかという科学技術リテラシーを日本の社会に根付かせていくため、ものづくりだけではない科学技術教育を考える必要がある。

委員
 英語以外の外国語教育のところで、素案では、「アジア諸国…検討することが必要である」とあるが、これでは表現上強すぎる面もあるので、「検討することも必要である」とする方がよいのではないか。

委員
 56ページ下のところで、「学校や地方教育行政…共有化すること」の後に「そのための支援」ということを付け加えていただきたい。問題を見つけて改善するだけではなく、うまくいっている事例を共有化し、支援するという観点は重要である。
 事務内容の軽減について、できるところから実施していくということが現場に対する安心感を与える。学力テストについては現場の警戒感があると思うが、共通するよいところを出していくことによって、全体の流れをよいものへと変えていくというメッセージを現場に出せるのではないか。

委員
 43ページの部活動のところで、固有名詞を除き、他の委員からの指摘事項も反映させていただきたい。

委員
 18ページのところで、後者の専門分野、「…義務教育及びそれ以降の様々な専門分野の学習…知識・技能」については、アカデミックな部分の力であろうが、文言としては出てこない。今後の検討として、学問的な世界で通じるものを考えていく必要があるのではないか。
 また、個性を伸ばすことや創造性を育てるということが前面に出てこない点や一人一人の子どもを個として目を留めていくという部分が弱い点については、今後、意識して検討していく必要がある。
 国際化されていく社会の中で、日本人が個としての強さをもつため、個性的あるいは共通基礎的な両面からの強さについて、今後、専門部会において検討すべきと考える。

委員
 自治体の側として、総合的な学習の時間について、地域ならではの我が町の誇りであるとか愛情のような計測不可能なものに関心を持っており、この部分に踏み込んだ記述があればよい。

委員
 57ページのところで、体験が子どもにとって価値あるものであるようにもう少し踏み込んで考えてもよいのではないか。
 幼稚園教育については、実際、保育所から学校へ上がってくる子どもも相当いることも踏まえ、その問題についても、今後、検討していく必要があるのではないか。

委員
 49ページのところで、「具体的な評価の在り方や規準について」にかかわり、現場では、評価の規準をつくり、それから基準をつくる。これには非常に混乱があり、一時間ごと、また、単元ごとに評価項目をつくらなければならないという意識がある。このあたりを少し整理していただきたい。
 23ページのところで、「エネルギー問題への対応」とすると、何か課題が出てきてそれに対して対応するという感じになるため、例えば、「対応」を除き、「エネルギー・環境問題という観点も含め」としてはどうか。

委員
 21ページのところで、「同時に、規範意識の低下やいわゆるキレる子どもの存在などの自己指導の面で…」とあるが、「自己指導」を「自己統制力」あるいは「自己教育力」としてはどうか。
 5ページの学校教育の目標のところで、学校教育の在り方は、ナショナルミニマムとローカルオプティマムの両方を考えなければならない。また、人類社会の一員として、国際的な力をもって生きて行けるようになるということと、我が国の伝統や文化を受け止め、次の世代により発展させていくということについて、何らか表現できないか。

委員
 26ページのところで、「社会のルール」の前に「法や」と入れることにより、倫理と法、遵法との関係がより明確になるのではないか。
 21ページのところで、「社会生活を送る上で人間として持つべき最低限の規範意識」とあるが、国際化ということを考えた場合、「遵法意識を含む」とか、「遵法精神をはじめとした」を入れるとよいのではないか。

委員
 5ページのところの御指摘については、事務局と調整の上、工夫させていただく。
 今後、審議経過報告をもとにして、専門部会にて御議論いただき、その結果を本部会に上げていただき検討したいと考えている。

(2)事務局より今後の日程について説明があり、閉会となった。

お問合せ先

初等中等教育局教育課程課教育課程企画室

(初等中等教育局教育課程課教育課程企画室)

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