大谷大学

実地視察大学の概要

1.課程認定を受けている学科等の概要

事項 記入欄
大学名 大谷大学 設置者 学校法人 真宗大谷学園
学部・学科等の組織及び認定を受けている免許状の種類等の概要 学部・学科等の名称等 認定を受けている免許状の種類・認定年度 備考
学部 学科等 入学定員 設置年度 免許状の種類 認定年度
文学部 真宗学科 80人
(3)
昭和40年度 中一種免(宗教)
高一種免(宗教)
平成2年度  
仏教学科 70人
(6)
昭和24年度 中一種免(宗教)
高一種免(宗教)
平成2年度
哲学科
70人
(7)
昭和24年度 中一種免(社会)
高一種免(公民)
平成2年度
社会学科 150人 昭和40年度 中一種免(社会) 平成2年度
高一種免(公民) 平成2年度
史学科 70人
(7)
昭和40年度 高一種免(地理歴史) 平成2年度
高一種免(地理歴史) 平成2年度
文学科
(国語履修コース)
70人
(7)
昭和40年度 中一種免(国語)
高一種免(国語)
平成2年度
文学科
(国語履修コース)
中一種免(英語)
高一種免(英語)
国際文化学科 100人
(0)
平成5年度 中一種免(英語)
高一種免(英語)
平成5年度
入学定員合計 710人
(40)
 

2.教員組織(課程認定を受けている学科等の専任教員数)

(1)教科に関する科目

  • 文学部
    • 真宗学科 (宗教)3人
    • 仏教学科 (宗教)5人
    • 哲学科 (社会)5人、(公民)5人
    • 社会学科 (社会)4人、(公民)5人
    • 史学科 (社会)6人、(地理歴史)7人
    • 文学科 (国語)3人、(英語)3人
    • 国際文化学科 (英語)3人

(2)教職に関する科目

  • 中等教育教員養成 2人

3.教員免許状取得状況及び教員就職状況(平成15年3月卒業者)

学部・学科等の名称 卒業者数 免許状取得者数 教員就職者数
文学部 真宗学科 108人 7人 0人
仏教学科 83人 3人 0人
哲学科 90人 10人 1人
社会学科 118人 7人 1人
史学科 105人 9人 1人
文学科 100人 16人 2人
国際文化学科 190人 3人 1人
合計 794人 55人 6人

大谷大学短期大学部

実地視察大学の概要

1.課程認定を受けている学科等の概要

事項 記入欄
大学名 大谷大学短期大学部 設置者 学校法人 真宗大谷学園
学部・学科等の組織及び認定を受けている免許状の種類等の概要 学部・学科等の名称等 認定を受けている免許状の種類・認定年度 備考
学部 学科等 入学定員 設置年度 免許状の種類 認定年度
短期大学部 幼児教育科 70人 昭和41年度 幼二種免 昭和42年度  
入学定員合計 70人    

2.教員組織(課程認定を受けている学科等の専任教員数)

(1)教科に関する科目
  • 短期大学部
    • 幼児教育学科 (幼二種) 4人
(2)教職に関する科目
  • 初等教育教員養成 4人

3.教員免許状取得状況及び教員就職状況(平成15年3月卒業者)

学部・学科等の名称 卒業者数 免許状取得者数 教員就職者数
短期大学部 幼児教育科 88人 86人 15人
合計 88人 86人 15人

(平成15年10月27日)大谷大学・大谷大学短期大学部 視察委員:山﨑委員、渡辺委員

視察事項 委員による評価、指導・助言
全般的事項
  • 真宗大谷派を基にした建学の精神に基づき「仏教の教えで見た人間」について学ぶことを特色としているが、教育組織に関しては必ずしもこの特色が出ていない。
  • 真宗学科、仏教学科において中学校・高等学校一種(宗教)の免許状が取得できる。
  • 大学が目指している教員像をはっきりと打ち出すとともに、大学の特色を活かした教員養成を積極的に行っていくように努力されたい。
個別的事項 教員組織
  • 特記事項なし。
  • 特記事項なし。
教育課程 教職に関する科目等 〈文学部〉
  • 「教育心理学」「教育社会学」が専門分野の内容に偏りすぎている。また、「教育心理学」については障害にかかわる分野に触れていない。
  • 左記科目については、教職科目の授業であることを担当教員は理解し、その趣旨に沿って授業内容を検討していただきたい
  • 障害に関わる分野を授業で取り上げていただきたい。
  • 「総合演習」のシラバスが、総合的な学習の時間のための授業の内容になっている。
  • 教養審第一次答申(平成9年7月28日)の趣旨をシラバスに反映すること。
〈短期大学部〉
  • 教職に関する科目の内容が保育を中心にした記述になっている。
  • 「生徒指導・教育相談及び進路指導に関する科目」の「保育臨床相談」は内容が専門的である。
  • 保育と幼児教育を区別して幼児教育の観点から内容を精査すること。
  • 親子関係や幼児教育についての相談内容にするなど、教育にかかわる事柄を授業で取り扱っていただきたい。
教育実習
  • 教育実習協力校及び京都地区大学教職課程協議会を通して教育実習を行っている。
  • 教育実習の事前指導については、教育現場の先生方も講義を担当する。
  • 学生には、早期から教育現場に触れるよう取り組んでいただきたい。
〈短期大学部〉
  • 事後指導で1、2年生を対象とした実習体験交流会を設けて学生の実習に対する理解を深めている。
  • 実習に対する積極的な取り組みとして評価できる。
履修指導等
  • 教育方法、各教科の指導法などでは、模擬授業を評価するなど、教育の現場で実践力が活かせるように授業を行っている。
  • 仏教を通して人間の真実の姿に迫るなど、大学が掲げる理念や建学の精神が、教職科目のシラバスや履修方法にも反映され、特色ある教員養成が行われるよう期待する。
介護等体験の状況等
  • 現場での実習を徹底して行っている。
  • 特記事項なし。
免許取得状況及び教員就職状況 〈文学部〉
  • 免許状取得者が入学定員の1割以下である。
  • 教職課程を通して人間形成を行うという観点からも教員免許状取得者を増やしていただきたい。
〈短期大学部〉
  • 入学者のほぼ全員が免許状を取得する。
  • 担当教員に過度な負担がかからないようクラスの適正な規模を維持されたい。
施設・設備の状況
  • 学生の自習スペースを確保するため、学科のスペースを取り払い、共用室を設置している。
  • 施設・設備を通して、学科ごとの壁を取り払う努力をされている。
  • 図書館については、教育関係の蔵書が少ない。
  • 学生がいつでも手に取ることができるように特に教育関係の蔵書の配架をしていただきたい。

お問合せ先

初等中等教育局教職員課

-- 登録:平成21年以前 --