九州ルーテル学院大学

実地視察大学の概要

1.課程認定を受けている学科等の概要

事項 記入欄
大学名 九州ルーテル学院大学 設置者 学校法人 九州ルーテル学院
学部・学科等の受けている免許状の種類等の概要 学部・学科等の名称等 認定を受けている免許状の種類・認定年度 備考
学部 学科等 入学定員 設置年度 免許状の種類 認定年度
人文学部 人文学科 150人 平成9年度 中一種免(英語)
高一種免(英語)
養学一種免
平成10年度  
入学定員合計 150人    

2.教員組織(課程認定を受けている学科等の専任教員数)

  • (1)教科に関する科目
    • 人文学部人文学科 (英語) 9人
  • (2)教職に関する科目
    • 中等教育教員養成 4人
  • (3)特殊教育に関する科目
    • 養護学校 4人

3.教員免許状取得状況及び教員就職状況(平成15年3月卒業者)

学科等 卒業者数 免許状取得者数 教員就職者数
人文学科 149人    
(英語教諭)   15人 3人
(養護学校教諭)   7人 5人
合計 149人 22人 8人

(平成15年7月14日)九州ルーテル学院大学 視察委員:平出委員、宮崎委員

視察事項 委員による評価、指導・助言
全般的事項
  • 学園内に幼稚園、中学校、高等学校を併設している。
  • 人文学部で中高の英語、養学の一種免が取得できる。
  • 教職課程が、免許取得希望者だけではなく学内に開かれた科目となるようにしていただきたい。
  • 実践的能力を高めるために現場の力を活用していただきたい。
個別的事項 教員組織
  • 特記事項なし。
  • 特記事項なし。
教育課程 教職に関する科目等
  • 「総合演習」について、一部の科目で設定されているテーマが教科専門の印象を与えている。
  • 「総合演習」については、教養審第一次答申(平成9年7月28日)の趣旨を踏まえて再度内容を検討していただきたい。
  • 養護に関する科目では、知的障害を中心とした講義内容となっている。
  • 総合的に修得できるよう、盲・聾・養護の科目を基礎理論に関する科目で扱っていただきたい。
  • 「道徳教育」について、中学生向けのテキストを使用している。
  • 附属学校の教員に現場の様子を話してもらうなど、講義の内容と合わせることを検討されたい。
  • 3年生に開講している「発達障害児援助法演習」では、学習指導要領や障害児教育の制度、仕組みについて取り扱っている。
  • 1年生から内容を扱うことで、高学年でより詳細な内容に踏み込めるものと考えられる。
教育実習
  • 実習の受け入れ先について、中学校について市内は校長会に委任し、実習先を配分してもらっている。その他の実習については、本学が単独で実習校と交渉を行っている。
  • より一層、大学が主体性と責任を持って企画・実施・評価にあたっていただきたい。
  • 事後指導を教科指導法の授業の中で行っている。
  • 事後指導を授業で取り扱うのは他の大学ではあまり見られない事例である。
履修指導等
  • シラバスについては授業内容の項目だけを挙げている。
  • 内容を再検討する際には、学習指導要領及び免許法等の趣旨に則し、一般的・包括的内容としていただきたい。
介護等体験の状況等
  • 施設に関しては、県内各施設の連絡協議会を設定して年2回意見交換を行っている。
  • 養護学校は、単独で介護等体験を行っている。
  • 特記事項なし。
免許取得状況及び教員就職状況
  • 特記事項なし。
  • 特記事項なし。
施設・設備の状況
  • 図書館については、蔵書が少し古い。
  • 障害児教育に関する図書についてもやや少ない。
  • 今後、蔵書が増えていくことを期待したい。

お問合せ先

初等中等教育局教職員課

-- 登録:平成21年以前 --