植草学園短期大学

実地視察大学の概要

1.課程認定を受けている学科等の概要

事項 記入欄
大学名 植草学園短期大学 設置者 学校法人 植草学園
学部・学科等の組織及び認定を受けている免許状の種類等の概要 学部・学科等の名称等 認定を受けている免許状の種類・認定年度 備考
学科等 入学定員 設置年度 免許状の種類 認定年度
福祉学科 100人 平成11年度 幼二種免
養学二種免
平成14年度
平成15年度
 
入学定員合計 100人    

2.教員組織(課程認定を受けている学科等の専任教員数)

  • (1)教科に関する科目
    • 福祉学科(幼) 4人
  • (2)教職に関する科目
    • 初等教育教員養成 4人
  • (3)特殊教育に関する科目
    • 福祉学科(養学) 3人

3.教員免許状取得状況及び教員就職状況(平成15年3月卒業者)

教員免許課程は平成14年度認定のため、平成15年3月卒業者には該当者なし。

(平成15年6月16日)植草学園短期大学 視察委員:岡本委員、渡辺委員

視察事項 委員による評価、指導・助言
全般的事項
  • 幼2種と保育士資格の取得が卒業要件になっている。
  • 養学2種の課程認定を受けている学科では、教育実習を行うことが事実上困難であるため、養学2種の免許が取得できなくなっており、課程認定を受けていない専攻科で取得できることとなっている。
  • 養学2種免については、課程認定を受けている学科で取得できるようにする必要がある。また、専攻科で免許を取得させるのであれば、学科とは別に専攻科で課程認定を受ける必要がある。
個別的事項 教員組織
  • 特記事項なし。
  • 福祉学科については基準を満たしている。
教育課程 教職に関する科目等
  • 「教職論」では、教員の理念等についての内容となっている。
  • 教員の職務内容や服務・規律についても授業内容に含めて行っていただきたい。
  • 「相談支援法」について、カウンセリングに特化した授業を行っている。
  • 免許科目の区分では、生徒指導や進路指導ついても授業内容に含めて行っていただきたい。
  • 「保育内容指導法」の各演習科目について、専門領域の内容を行っている。
  • 学生の指導法や子どもに対する理解について授業内容に含めて行っていただきたい。
  • 「障害児教育法演習」では、同じ講義時間に2人の教員が授業を担当していた。
  • 受講学生が50人もいるのなら、クラスを2つに分けてもよいのではないか。
  • 「保育内容基礎技能演習」(2単位)が、課程認定の申請時には「保育内容指導法演習」(1単位)と記載されているほか、履修要領とシラバスで名称や単位数が異なるものがいくつかある。
  • 単純な記載ミスであれば混乱を招かないように学生には修正した内容の周知を図っていただきたい。
教育実習
  • 幼2種の実習先としては約80校、養護学校では約30校を確保し、1校につき1名から2名の学生が実習を行っている。
  • 実習活動を行うのに指導教員の間で十分な連絡調整を行っていただきたい。
  • 幼2種の実習が卒業要件のため、学生には何回も実習に行かせることもしている。また、実習に行き詰まる学生もいる。
  • 実習を上手く行えない学生に対して十分な助言等をしていただきたい。
履修指導等
  • 保育士、幼2種と養学2種の3つの実習があり、養学2種の実習については、事実上短大本科では履修できないと学生に指導している。
  • カリキュラムの内容を整理して希望する学生には、学科で養学2種の免許が取得できるようにしておく必要がある。
介護等体験の状況等    
免許取得状況及び教員就職状況
  • 特記事項なし。
  • 特記事項なし。
施設・設備の状況
  • 音楽室の隣にピアノの練習室を12部屋設置している。また、持ち運び可能でヘッドフォンを利用すれば音が外に漏れないピアノを利用している。
  • パソコンが使用できる部屋として、コンピュータ室と図書室があり、その他無線で使用できるノートパソコンがある。
  • 図書館では、幼稚園教育要領と盲学校、聾学校及び養護学校学習指導要領等が少ないように感じられた。
  • 学生の必要に応じて十分な音楽練習室を確保していただきたい。

お問合せ先

初等中等教育局教職員課

-- 登録:平成21年以前 --