資料14 専門職大学院ワーキンググループ及び教員免許制度ワーキンググループの設置について(案)

平成17年 月 日
教員養成部会決定

1.設置の目的

 平成16年10月20日、中央教育審議会に「今後の教員養成・免許制度の在り方について」が諮問されたことを受け、これまで教員養成部会において5回の部会を開催し、教員養成における専門職大学院の在り方及び教員免許制度の改革、とりわけ教員免許更新制の導入等について自由討議を行い、主な論点と意見の整理を行ってきたところである。
 一方で、中央教育審議会においては、義務教育全般にわたる改革について審議が進められており、本年秋を目途に方向性を示すこととされている。このような状況を踏まえ、教員養成部会として、より具体的な検討を進める必要があることから、本部会の下に、当面の検討事項に係る専門的な調査審議を行うためのワーキンググループ(専門職大学院ワーキンググループ及び教員免許制度ワーキンググループ)を設置する。

2.主な検討事項

 (別紙1、2)

3.設置期間

 ワーキンググループは、2.の主な検討事項に関する審議が終了したときに廃止する。

4.その他

  • (1)ワーキンググループにおいて検討結果を取りまとめた時は、教員養成部会に報告するものとする。
  • (2)教員養成部会からの求めがあったときは、ワーキンググループの検討の経過を教員養成部会に報告するものとする。
    また、ワーキンググループは必要に応じ、その検討の経過を教員養成部会に報告することができる。

別紙1 専門職大学院ワーキンググループにおける主な検討事項

1.教員養成における専門職大学院制度の活用の必要性

  • (1)今日の教員に求められる高度な専門性や実践的な指導力
  • (2)教員養成全体における専門職大学院の役割及び位置付け
  • (3)その他

2.専門職大学院制度を活用する場合の具体的方策

  • (1)専門職大学院の制度設計(入学要件、標準修業年限、教員組織、教育内容・方法、学位等)
  • (2)修了者に授与する教員免許状
  • (3)設置形態及び整備の在り方
  • (4)修了者の処遇
  • (5)その他

別紙2 教員免許制度ワーキンググループにおける主な検討事項

1.教員免許制度の改革、とりわけ教員免許更新制の導入について

  • (1)教員養成・免許制度の改革の基本的な視点
  • (2)教員免許更新制の導入の意義及び位置づけ
  • (3)教員免許更新制と他の制度(現職研修、公務員法制、他の資格制度等)との関係
  • (4)その他

2.改革の具体的方策

  • (1)教員免許状の授与の仕組み
  • (2)教員免許更新制の制度設計(有効期限、更新の要件、判定基準・方法、対象者及び対象免許状等)
  • (3)教員免許状の種類の在り方
  • (4)教員免許状と教員の処遇との関係
  • (5)その他

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初等中等教育局教職員課

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