資料4‐5 栄養教諭免許状取得として想定される内容(参考例)(大学における養成の場合)
1.実習内容
(1)事前及び事後の指導(1単位)
- 事前指導:栄養教育実習の意義や目的、心構えなどのほか、実習の評価の方法、実習後の提出物(実習ノートや指導案など)、実習中の大学との連絡方法などについて指導等
- 事後指導:実習の反省、問題点の整理、今後の課題の明確化等
(2)学校現場での実習(1単位)
1.指導教諭等からの説明
2.児童生徒への個別的な相談指導の実習
3.児童生徒への教科・特別活動等における教育指導の実習
- 学級活動及び給食の時間における指導の参観、補助
- 教科等における教科担任等と連携した指導の参観、補助
- 給食放送指導、配膳指導、後片付け指導の参観、補助
- 児童生徒集会、委員会活動、クラブ活動における指導の参観、補助
- 指導計画案、指導案の立案作成、教材研究 等
4.食に関する指導の連携・調整の実習
- 校内における連携・調整(学級担任、研究授業の企画立案、校内研修等)の参観、補助 等
- 家庭・地域との連携・調整の参観、補助
2.実習の指導体制
各小学校、中学校、中等教育学校(前期課程)、盲・聾・養護学校(小学部、中学部)において、栄養教諭が実習生の指導を行う。
ただし、栄養教諭が十分配置されるまでの間は、栄養教諭の他、保健主事・給食主任などが実習生の受け入れの中心的立場となり、必要に応じて指導の一部分を家庭・保健等の関連教科の担当教諭や食に関する指導実績を十分有する学校栄養職員がサポートすることなどが想定される。