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はじめに

   平成15年3月の中央教育審議会の答申「新しい時代にふさわしい教育基本法と教育振興基本計画の在り方について」においては,少子高齢化社会の進行などの社会の大きな変化の潮流を踏まえ,我が国の教育を新しい時代にふさわしいものにすることの必要性について提言され,教育の基本理念として生涯学習の理念を明確化することや,家庭教育の支援,社会教育の振興の重要性が提言された。

   このことを踏まえ,中央教育審議会生涯学習分科会においては,平成15年7月から,生涯学習の振興方策全般について,委員間の自由討議,都道府県等の関係者や文部科学省内関係各局・文化庁,関係各省等からのヒアリング,課題別討議等,計13回に及ぶ審議を行ってきた。

   本報告は,これまでの審議の際に出た意見をまとめ,とりあえず,生涯学習の振興方策に関する「審議経過の報告」として,総会に提出するものである。


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