ここからサイトの主なメニューです

資料9-1 浦野委員からの意見

高大接続特別部会の入り口に当たって

高大接続特別部会委員 浦野光人

ほぼ義務教育化した高等学校教育にあって、その卒業生は、「成人として社会に旅立つ準備が完了している。」「自我の分化を自覚している。」ことが要請される。このことはいわゆる専門高校のみの課題ではなく、普通高校もまったく同じである。社会に出ることも、大学等に進学することも一成人としての覚悟の下になされることが、高等学校教育の質保証の結果であることを期待したい。

従って、高等学校卒業後直ちに社会に出る生徒は、その時点での人生の目標を持ち、自らの適性に合った職業選択がなされている。

高等学校卒業後、大学等への高等教育機関への進学を希望する生徒は、先ずは社会へ出ることを一時猶予されることの理由に思いをいたし、自己成長への期待とともに社会からの期待にも応える意欲を持っている。従い、大学等への入学は決して目的ではなく、人生の手段として、これから受ける高等教育をどのように人生に役立てようとするのかについての見識をしっかり持っている。

以上の視点から、大学等の入学者選抜は、知識・読解力・計算力・推理力等の知的能力のみを計測するのではなく、大学等で何を如何に学ぶのかについての準備や意欲を問うて欲しい。

手間隙はかかるが、口頭試問・心理テスト・面接等の導入により、入学希望者の覚悟を確認して欲しい。

以上

お問合せ先

高等教育局高等教育企画課高等教育政策室

-- 登録:平成24年10月 --