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高大接続特別部会(第14回) 議事録

1.日時

平成26年3月25日(火曜日)16時~18時

2.場所

文部科学省 3階 講堂

3.議題

  1. 高大接続特別部会の審議経過報告(案)について
  2. その他

4.出席者

委員

(委員)安西祐一郎,生重幸恵,浦野光人,無藤隆,吉田晋の各委員
(臨時委員)荒瀬克己,及川良一,勝悦子,金子元久,垂水共之,山本繁の各臨時委員

文部科学省

上野文部科学大臣政務官,吉田高等教育局長,常磐私学部長,義本初等中等教育局審議官,浅田高等教育企画課長,里見大学振興課長,望月主任視学官,塩見教育課程課長,大杉教育課程企画室長,田中高等教育政策室長,平野大学入試室長

5.議事録

(1)初等中等教育分科会高等学校教育部会審議まとめ(案)及び高等学校学習指導要領について,文部科学省から参考資料1,2,3-1及び3-2に基づき説明があり,その後,意見交換が行われた。

【安西部会長】 前回は,審議経過報告の素案,達成度テスト(発展レベル)(仮称)の考え方を整理した資料に基づきまして,年度内の一定の方向性の取りまとめに向けた審議を行っていただいたところでございます。今回は,まず3月7日の高等学校教育部会において一定の審議の取りまとめが行われましたので,高等学校教育部会の審議まとめ(案)について説明していただきます。その際に,高等学校学習指導要領につきましてこれまで幾つか御意見を頂いておりますので,現行の高等学校学習指導要領の考え方,また,取組事例につきましても説明していただくようにいたします。その上で,本日は,本部会の審議経過報告につきまして,取りまとめの審議をお願いしたいと思っております。
 それでは,まず事務局から説明をお願いします。
【望月主任視学官】 私の方から,参考資料2,それから,参考資料1を使いまして3月7日に行われました初等中等教育分科会高等学校教育部会の審議のまとめ(案)につきまして,簡単に御説明させていただきます。参考資料2の概要を中心に御覧いただきまして,達成度テスト(基礎レベル)(仮称)につきましては参考資料1の26ページ以降を後ほど御説明の中で御覧いただきたいと思っております。
 まず,参考資料2の1.高校教育をめぐる現状とこれまでの取組のところからでございますけれども,高等学校教育につきましては,御承知のように,既に98パーセントを超える高等学校への進学の中で,非常に多様な生徒が高等学校に進学して,その中で様々な能力を培い,また,興味・関心を高め,多様な進路に向かうという多感な時期でございます。
 そうした生徒が多様化する中で,これまで30年間少子化の中にありまして,各都道府県におきましても高等学校の再編などを行い,普通科を増加させ,専門学科が減少するという中において,多様な生徒の実態に,多様な生徒の学習ニーズに対応する取組を行ってきているわけでございます。
 その中で全国的に共通する課題といたしまして,高等学校教育部会で挙げられたこととしまして,高校生の基礎学力が不足している部分もあるのではないか,あるいは学習意欲が低い生徒も多い,あるいは目的意識が明確でないまま高等学校に入学し,卒業していく者も多いのではないか,あるいは専門高校・総合学科といった多様な高等学校ができている中で,生徒の多様な能力を本当に伸ばしていっているのかという観点,高等学校の質を確保し,向上させる取組が必要ではないかという意見が出されたわけでございます。
 本部会におきましても,大学と高等学校の接続の観点を中心としまして,高等学校教育につきましては様々な御意見を頂いているところでございます。本部会での意見も高校教育部会で御紹介し,また,反映する形で審議を行ってまいりまして,平成23年9月に高校教育部会が設置されてから2年半たちまして,この3月7日に審議まとめ(案)として一応の案を取りまとめたところでございます。
 この高校教育の質の確保・向上に関しては,平成25年から新しい学習指導要領が始まり,高校教育としてのカリキュラムの面での充実を図ってきているところでございますけれども,学校教育法に定められている高等学校の目標を達成するために,全ての高校生がコアとして身に付けるべき資質・能力というものは何かということを審議してまいりました。
 その中で,高校生の段階では社会・職業への円滑な移行に必要な力を育むこと,あるいは市民性,市民社会に関する知識・理解,社会の一員として参画し,貢献する意識などを培っていくことが必要であるというような,共通して高校生に求められるべき能力というものが提言され,高校教育については,多様化とともに共通性の確保が必要であるという意見が出ております。
 続いて概要2ページ目でございますけれども,そうした高校教育の質を確保し,向上させていくための具体的な施策として,一つ,学習成果や教育活動をしっかりと高校生自身が自分がどの程度のレベルにいるのか把握し,また,高校側も把握し,検証していく。点数で測れるものと,そして,点数ではなかなか測れない多面的な幅広い資質・能力を評価する,両方の観点から高校生の学習の成果を出していく必要があるのではないかという意見が出たわけでございます。
 その中の点数で測れるものということに関しては,達成度テスト(基礎レベル)(仮称)という形で,2ページ目の下段にありますけれども,また,先ほど申しました参考資料1の26ページ以降にございますけれども,高校教育における基礎的な学習の達成度を把握し,自らの学力を証明することができるようにすることを目的とし,それを通じて学習の改善,あるいは学習意欲の喚起をすることのために基礎レベルとして,基礎学力を測るテストを新に希望参加という形で設けてはどうかという意見が出ているわけでございます。
 テストの活用としては,そうした結果を指導・改善に生かし,あるいは大学が求める場合には推薦・AO入試,あるいは企業等が求めるなら就職等に基礎学力の証明・把握の方法の一つとして用いることも可能とするということでございます。
 この達成度テスト(基礎レベル)(仮称)につきましては,これで意見が確実に全てまとまったというわけではございませんが,一つの方向性といたしまして,高校生の個人ベースでの参加,あるいは学校全体で参加するところは学校全体での参加も可能とし,テストの内容は学習指導要領の延長線上としての国語,数学,外国語,地理歴史,公民,理科を当初想定して,各教科選択も可能とする,あるいは教科融合型の問題も含めることも検討すること。そして,成績は1点刻みではない,成績を段階別で表示していくことや,マークシートを原則としつつも一部記述式も検討すること。実施方法として,年間2回程度受検機会を提供し,高校2年生,3年生の受検を念頭にしつつ,高校1年からの受検も可能とするかどうかも今後検討すること。実施時期については夏から秋にかけてを基本として,更に学校現場等の意見もお聞きしながら検討は進めていくこと。高等学校卒業程度認定試験という高等学校の基礎学力を測るテストがございますけれども,これとの統合も整理というか,統合することも含めて検討することなどの意見が出てございます。
 また,その中で,参考資料1の28ページでございますけれども,達成度テスト(基礎レベル)(仮称)に関しましては,今,申し上げた以外にも,例えば希望参加型ではなくて,全員参加とすべきではないかとか,あるいは国語総合,数学1,コミュニケーション英語1というのはこの学習指導要領では共通必履修科目となっておりますから,これを基本としてほかを選択とすべきではないか等の意見など,今,申し上げた意見以外にも意見が出ております。
 こうしたことを今の段階では案として一応形としてお示ししたいと思っております。また,高校教育の質の確保・向上に向けた具体的な取組として基礎学力を今のような形で,希望参加でありますけれども,担保しつつ,社会・職業に近い年齢という観点から,学校から社会・職業への円滑な移行を推進するために,社会を生きる上で必要な力を身に付ける教育の推進,あるいは実践的な職業教育の充実。平成6年からできました総合学科における特色ある取組の推進ということ。
 あるいは多様なニーズに対応した教育活動の推進という観点から,いろいろな高等学校があるわけでございますけれども,課題を抱える高校,あるいは定時制・通信制など様々な背景を持った生徒たちのために,それを支援あるいは相談する体制を充実する観点。それから,特別支援教育の推進やすぐれた才能や個性を有する生徒を支える取組。全日制等における遠隔教育の実施などの検討などのICT等の活用による学びの機会の充実。それから,それを支える教員の資質向上と学校の組織運営体制の改善・充実や,一部の特区における高等学校で課題があります広域通信制課程の在り方の検討として,今後ガイドラインの設置や第三者機関による評価の仕組みの創設などが質の向上・確保のための具体的施策として挙げられたわけでございます。
 こうした今,御説明したようなことを3月7日の審議まとめ(案)として一応取りまとめさせていただきました。御意見をまた頂きたいと思っております。よろしくお願いします。
【大杉教育課程企画室長】  私からは,高等学校学習指導要領につきまして,本日,参考資料3-1と3-2を配らせていただいておりますので,御説明申し上げます。主に思考力・判断力・表現力等を育む言語活動に関する取組についてでございます。
 まず,参考資料3-1でございますが,1ページ目の下の段になりますけれども,まず,高等学校学習指導要領の狙いについてでございますが,知識基盤社会の時代において生きる力を育むという理念はますます重要との認識の下,新学習指導要領においても教育基本法改正等を踏まえ,生きる力の育成を目指しております。
 特に黄色の枠にございますように,学力につきましては,基礎的・基本的な知識・技能の習得,知識・技能を活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力等の育成。主体的に学習に取り組む態度の養成という三つの要素を重視しておるところでございます。このため,自分の考えを書く,説明する,議論するなどの言語活動を積極的に導入しておるところでございます。
 1枚めくっていただきまして,上の段でございますけれども,この点につきましては,高等学校学習指導要領総則において明記しているところでございまして,特に各教科等の指導におきまして,思考力・判断力・表現力等を育成する観点から言語活動を充実することとしております。
 資料3-2を御覧いただければと存じますが,言語活動をよりイメージしやすいように,イラスト形式の資料を用意しておるところでございます。思考力・判断力・表現力等を育むために,例えばこんな言語活動で授業改善ということで,1枚目,考えを深める場面では,一斉授業だけではなく,ペアで意見交換をしたり,附箋やホワイトボードを使って話し合う活動。2枚目,発表の場面ですけれども,先生が説明するだけではなく,生徒が説明する。ポスターセッションや討論といった活動。また,3枚目,各場面でということでございますけれども,板書をノートに写すだけではなく,レポートや新聞にまとめたり,ICTを活用したりといった活動を示しておるところでございます。
 先ほどの資料3-1に戻っていただきますと,2ページ目の下の段でございますけれども,言語活動の充実のイメージとございますが,全教科等を通じてその目標を実現するための手立てとして言語活動を充実することにしておるところでございます。
 次に4ページ目の上の段ですけれども,文科省では,各教科等において言語活動を充実する際の基本的な考え方や言語の役割を踏まえた指導について解説するとともに,すぐれた指導事例を収録した言語活動の充実に関する指導事例集を作成・配布させていただいているところです。具体的な展開例といたしましても,例えば現代の社会生活で必要とされる実用的な文章を読んで内容を理解し,自分の考えを持って話し合うなど,観察・実験などの結果を分析し,解釈して,自らの考えを導き出し表現するといったことに留意して展開していただいている例が示されているところです。
 次に,下の段から,文科省の研究連絡協議会で事例発表を行っていただきました富山県立小杉高等学校の取組を紹介させていただいております。この学校では,学習意欲の向上による基礎学力の習得。思考力・判断力・表現力等,活用する能力の育成。様々な連携協力による教育活動の充実及び実践研究の推進ということに取り組んでいただいておるところでございます。
 めくっていただきますと,特に活用する能力の育成ということでは,課題解決的な学習や多様な言語活動等につきまして,連携して計画的・継続的に繰り返し行うことにより,思考力や判断力・表現力等の知識や技能を活用する能力をより効果的に育成することを目指しています。
 次の下の段,次ページ目の上の段になりますけれども,具体的な授業展開として,グループワークやディベート,プレゼンテーションなどの活動を目的に応じ効果的に活用して取り組んでいただいているところです。
 以上,参考資料の説明をさせていただきました。ありがとうございます。
【安西部会長】  ありがとうございました。
 ここからは高大接続特別部会の件に入りますけれども,ここまでのところで何か特に御質問ありますでしょうか。今までのところは高等学校教育関連の御報告です。どうぞ。
【吉田委員】 ありがとうございます。今,御説明いただいた参考資料2の達成度テスト(基礎レベル)(仮称)の件でお尋ねしたいのですけれども,まず,テストの対象が,任意とかそういうのもありますけれども,基本的に実施方法としては年間2回程度,高2・高3での受検を検討。そして,高校1年からの受検も可能とするかは検討。それとともに,その他のところに高等学校卒業程度認定試験と統合する方向も含めて検討ということがあるわけですけれども,そうしますと,全日制の高校の,例えば2年生でこの試験を受けて受かったら,高校卒業という資格と同じことになってしまうわけです。やはり高等学校卒業程度認定試験とこの達成度テスト(基礎レベル)(仮称)の試験というのは私は意味合いが違うのではないか。もし一緒にするのだとしたら,そこに大きな差が出てくる,問題が出てくるのではないか。
 それとあと,マークシートを原則としつつ,一部記述式も検討という中で,学習指導要領の中では,今回御説明いただいたところでも言語活動を積極的に導入して思考力うんぬんということがあるわけですけれども,この辺との差異というのはどのようになるのでしょうか。
【望月主任視学官】 今,吉田委員から提示された御質問でございますけれども,実は高等学校教育部会でも先ほどの参考資料1の本体の28ページの,本部会において,達成度テスト(基礎レベル)(仮称)の在り方については,上記のとおり整理を行ったところであるが,審議の過程においては,以下に掲げる意見も示されたところであるというところに,高等学校卒業程度認定試験と単に統合するのではなく,両制度の趣旨を踏まえた問題の在り方等,慎重に検討を進めるべきではないかという意見も出てございます。
 また,その五つ上に,テストの形態に関し,知識・技能の活用力・思考力等を測るためには記述式を中心にすべきではないかといった意見もこれまで出ております。
 高卒程度認定試験につきましては,おっしゃるとおり,高等学校を卒業した者と同等以上の学力があるかどうかというのを学教法90条1項の規定に基づいて,国が都道府県教育委員会の協力を得まして実施を年2回しているものでございまして,その目的は,高等学校等に行かなかった,行けなかった者等に対して,高等学校卒業した者とまさに同等以上の学力があるかどうかというのを認定するものでございますので,目的・趣旨は違うわけでございます。
 その試験の問題のレベルや実施方法等はこの達成度テスト(基礎レベル)(仮称)をこれから制度設計していく段に当たっていろいろ検討していくことになると思うのですけれども,その際に,本当に統合していけるのかどうかという点はまだこれから少し詰めなければいけないのではないかというふうに考えてございます。ただ,達成度テスト(基礎レベル)(仮称)での学力を測っていくという意味においては,二つ,両者の試験が併存してもいいのかどうかという意見もかなり強くあったということでございます。
 それから,先ほどの記述式を中心にすべきではないかということ。これは大学入試の,つまり改革の方,全体の思想とも通ずるわけでございますけれども,やはり単に知識の多寡を問うということではない入試,覚えていればそれでいいということではなくて,小・中を通じて培ってきた,そうした活用力や,あるいは思考力というものを何とか達成度テスト(基礎レベル)(仮称)でも測れないか。それを通じて,それを学習の改善にも生かしていくことができないかという点がございます。それを今回の達成度テスト(基礎レベル)(仮称)でも生かしていくことができるかどうかということも十分留意しなければいけないというふうに考えてございます。
【安西部会長】 それでは,よろしければ,高大接続の課題に移らせていただきます。
 まず,事務局から審議経過報告(案)等々について説明をお願いします。

(2)高大接続特別部会審議経過報告(案)について,文部科学省から資料3及び4に基づき説明があり,その後,意見交換が行われた。

【田中高等教育政策室長】 失礼いたします。それでは,資料3を御覧ください。本部会の審議経過報告(案)を説明させていただきます。
 前回,3月6日の会議におきましては,年度内の一定の方向性の取りまとめに向けまして,参考資料5・6に付けております審議経過報告の素案と達成度テスト(発展レベル)の考え方を整理した資料に基づき御議論いただいたところでございます。そして,資料番号3番の審議経過報告(案)につきましては,資料1の前回会議に頂いた御意見あるいは資料2の前回会議終了後に委員の皆様から頂いた意見などに基づきまして,前回会議の素案を案として修正・更新させていただいたものでございます。
 案では,語句の注釈を付けたり,表現の適正化などもしておりますが,事前に送付させていただいておりますので,前回会議以降の委員の意見に基づきます主な修正箇所を中心に御説明させていただきます。
 まず,資料3の5ページを御覧ください。5ページから8ページにかけまして赤字の見え消しとなっておりますが,これは前回会議の素案では,高等学校教育部会で審議中ということで目次の項目のみ記載しておりました高等学校教育の質の確保・向上の章につきまして,達成度テスト(基礎レベル)(仮称)の在り方を含めまして,先ほど説明のございました高等学校教育部会の審議まとめ(案)の高大接続に関わる事項を踏まえた内容を盛り込んでいるところでございます。
 具体的には,キャリア教育の実践などによります職業観・勤労観の確立などの学校から社会・職業への円滑な移行を推進,多様なニーズに対応した教育活動の推進,幅広い資質能力の多面的な評価,教員の資質向上などのほか,6ページから8ページにかけまして達成度テスト(基礎レベル)(仮称)の在り方として,目的や内容・実施方法などのほか,推薦入試・AO入試など,入学者選抜への活用方策の検討が必要であることなどを記載しております。
 次に,10ページを御覧ください。10ページの大学教育の質的転換の箇所でございますが,この部分につきましては,勝委員から頂きました大学教育の変化のためには就職における学修成果やラーニングアウトカムの重視が必要という意見を踏まえまして,見え消しの赤字のとおりの記述を追加しております。
 次に,12ページを御覧ください。12ページの厳格な成績評価の記述の箇所につきましては,濱名委員から頂きました御意見を踏まえまして,成績評価の厳格化のための組織的な取組には,各大学の実情に応じて様々なものが考えられることから,具体的な取組例の記述は下の欄の注に移すとともに,ルーブリックなどの絶対評価の取組も事例に加えたところでございます。
 次に,14ページを御覧ください。14ページの大学入学志願者に関する多面的な情報の提供・収集の箇所では,前回何人かの委員から御意見・御議論を頂いたところでございます。そういった御意見・御議論を踏まえまして,多面的な情報の提供・収集に当たっては,高等学校での平素の学習の適切な評価が重要である旨を冒頭に明記した上で,調査書の重視や生徒指導要録の活用の記述を追記するとともに,そのような情報を大学入学後の学習指導などに生かす必要性も記載したところでございます。
 また,14ページの一番下の○でございますが,これも前回会議での御意見・御議論を踏まえまして,高等学校の総合的な学習の時間がこれからの大学教育につながる旨の記述を追加した上で,総合的な学習の時間などの課題探求型学習の成果物の大学入試への活用を記述しております。
 その次,15ページでございますが,15ページにつきましても前回会議での御意見を踏まえまして,選抜方法の改善に当たっては,選抜方法の大学入学後の教育への効果の分析が必要なことを追記しております。
 次に,16ページを御覧ください。16ページも前回会議での御意見を踏まえまして,入学者選抜に係るルールの策定に当たっては,それを遵守するための方策についても検討が必要なことを追記いたしますとともに,真ん中あたりでございますが,各大学における入学者選抜実施体制の整備の箇所につきましては,田邉委員から頂いた御意見を踏まえまして,インターネット出願などの業務の効率化や,大学入試センターによる試験問題の素材提供などの各大学への支援についての記述を追加いたしました。
 更に17ページから19ページにかけましては,前回会議の発展レベルの考え方をまとめた資料をベースに,前回会議での議論や委員からの御意見を踏まえた記述を盛り込んでおります。
 まず,17ページから18ページにかけての趣旨・目的では,達成度テスト(基礎レベル)(仮称)が高等学校の段階における基礎的な学習の達成度の把握などを目的とするものとして構想されていることを踏まえれば,発展レベルについては,これからの大学教育を受けるために必要な,主体的に学び・考える力などの能力を測ることを主たる目的とすべきであること。その上で,これからの大学教育を受けるために必要な能力を判定するためには,達成度テスト(発展レベル)(仮称)の結果だけではなく,多様な資料や評価手法を併せて活用することが必要であり,各大学が実施する選抜との組合せを含め,具体的な活用の在り方について検討を進めるべきであることなどを記載しております。
 次に,18ページの試験の内容につきましては,これからの大学教育を受けるために必要な能力を判定する観点からは,知識・技能のほか,知識・技能の活用力や汎用的能力などの測定を重視することが必要であり,そのために合科目型や総合型の試験の導入に向けて専門的な検討を進めるべきであること。あるいは教科型の出題については,達成度テスト(基礎レベル)(仮称)との関係や,実施する場合の教科・科目数などを勘案しつつ,引き続き検討することが必要であることなどを記載しております。
 また,実施方法につきましては,18ページから19ページにかけて,記述式やCBT方式の導入に向けた専門的な検討,年複数回実施の検討,段階別や標準化点数,百分位などによる成績提供方式の専門的な検討などを記述しております。
 さらに,19ページですが,対象者につきましては,大学在学者や社会人などで自己の学修成果を確認したい者などの受検も可能とする方向で検討が必要である旨を記述しております。
 次に,高等学校教育と大学教育の連携強化の箇所につきましては,前回会議での議論を踏まえまして,高大連携の推進に当たっては,高等学校の質の確保・向上や大学教育の質的転換がそれぞれにおいて図られていることが前提であることを,章の表題や19ページの下から二つ目の○に記載いたしますとともに,20ページでございますが,大学での学びの在り方などを大学教員から高等学校教員に伝える機会の充実を追記いたしますとともに,大学レベルの教育に触れる機会などの充実の箇所では,質的転換などのこれからの大学での学習に触れることが重要である旨の修正をいたしております。
 更に21ページでございますが,大学入学後の,いわゆる補習授業に関する記述につきましては,前回会議での御議論を踏まえまして,高校生に共通に求められる知識・技能などは高校卒業までに身に付けさせることや,大学は大学教育に必要な能力・適性などを入学段階で判定することが当然の前提であることを記載した上で,その上で各大学が自らの判断で受け入れた学生に対しては,必要な場合には,高等学校段階までの学習内容の確認や,復習を含む学習機会の提供などの取組も考えられる旨に修正いたしております。
 なお,資料4は審議経過報告(案)の概要を3枚にまとめた概要資料でございまして,各事項の概要のほか,3枚目に達成度テストの発展及び基礎の在り方を1枚にまとめてございますので,併せて御確認いただければと思います。
 審議経過報告(案)の説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
【安西部会長】 ありがとうございました。
 ただいま事務局から説明がありましたけれども,前回は,審議経過報告の素案を議論していただきました。前回御欠席の委員も含めまして,各委員から前回の会議の後でも御意見を頂きまして,今回の審議経過報告(案)の参考にさせていただいております。
 本日はこの部会としての取りまとめを予定しております。したがいまして,今,説明のありました審議経過報告(案)を中心に御発言をお願いできればと思います。御意見・御質問等々,何でも結構でございます。どなたでも結構ですので,御発言ある方は札を立てていただくことにしましょうか。よろしくお願いいたします。浦野委員,どうぞ。
【浦野委員】 3点意見と質問と交えてお願いしたいと思います。私,ちょっとサボっておりまして,事前に意見を申し上げていないものですから,ある意味申し訳ないと思うのですが,資料3の審議経過報告(案)の5ページに,高等学校教育の質の確保・向上という欄がございます。ここの部分について,専門高校といいますか,専門学科の高校生,先ほどちょっと資料でお話がありましたように,2割の高校生は専門学科で学んでいるわけです。そこの学科の生徒に対して少しメッセージを頂けたらいいかと思っています。
 先ほど参考資料1でそのことが紹介されていまして,参考資料1の21ページには,各学科・課程における課題と対応ということで,かなり詳しく書き込んでいただいているわけです。そのことがこの5ページに来ますと,普通科のことを中心に,例えば進路意識や目的意識を十分に持たずというようなことが書かれていますけれども,専門学科の生徒の場合には,この進路意識や目的意識が比較的高い生徒が多いということもありますので,ここのどこかにこの専門学科における位置付けといいますか,あるいは専門学科での質の確保。例えば参考資料1の21ページの表現でいけば,社会のニーズに応じた実践的な職業教育をより充実することが必要であると書かれていますが,そんな書きぶりをどこかに入れていただければというのがございます。
 同じ関連で,今度は27ページです。達成度テスト(基礎レベル)(仮称)の項のテストの内容というところがございます。テストの教科については,実施当初は国語,数学,外国語,地歴,公民,理科を想定と書いてございます。いわゆるこういった普通科目は専門学科の生徒にとりましては,3年間で学ぶうち,大体4割から5割程度の中身になっていると思います。残りの5割から6割といった部分は専門学科のことを学ぶわけですので,彼らが3年間学んだあかしとして,自分はこれだけのことを学んできたということになると,やはり専門学科の部分がこの達成度テスト(基礎レベル)(仮称)のテストにあった方が望ましいと考えております。
 ここで触れていただいているように,保健体育,芸術,家庭,情報,ここまでは普通科目としての保健体育から情報だと思います。専門学科の各教科は,実習等による幅広い学習活動によって評価される比重が高い。確かにそのとおりなのですけれども,例えば商業では簿記があるとか,あるいは工業ではジュニアマイスター制度があるとかということがあるのですが,例えば農業とか家庭科になりますと,そういうようなものがございません。
 確かにペーパーテストになじみにくいということはございますけれども,これはやはり各専門学科の校長会等でしっかり検討していただいて,各専門学科の生徒が自分が3年間学んできたあかしとして達成度テスト(基礎レベル)(仮称)を受けるとしたらというようなモチベーションが高まるような内容を是非考えていただければと思います。
 それから次に,10ページの赤字のところですが,これは単に主語の取り方の問題ですが,企業においてもということで,企業が主語になっていますので,就職活動というのを採用活動に直した方がなじみが出るか。もし就職活動というのであれば,学生を主語に置いて,学生の就職活動の際に企業としては学生が学んできたことを尊重しなさいとか,そんな感じで,もし企業を主語に取るのであれば,採用活動の方がいいかということです。
 それから最後に,三つ目は,14ページで,これは質問になるのですけれども,上の方に,赤字のところではないのですけれども,赤字の後に,大学や地域と連携した活動等の様々な主体的活動の記録や,大学入学後の学修計画案と書いてあります。この大学入学後の学修計画案というのはまさにここまで高校生が自らの大学入学後のことを考えて学ぶ意欲が明らかになっていればすばらしいと思うのですけれども,この学修計画案といったようなものをAO入試とか,あるいは一般入試のときにどんな形でどのぐらいの大学が今現在やっているかどうか。ある意味,私はこれはすばらしい案だと思っていまして,AO入試に限らず,一般入試でも,ある意味学力テストを通過した生徒に対して更にこういった学修計画案等を出させるというのは学ぶ方の覚悟を確かめる意味で物すごく大事なことだと思いますけれども,現実今,この学修計画案というものがどんな扱い方になっているのか,もし事例があれば教えていただきたいと思います。
 以上です。
【安西部会長】 ありがとうございました。
 それでは,最後の御質問の学修計画案について,文部科学省の方からありますでしょうか。
【平野大学入試室長】  このような学修計画案を活用している大学数については,統計的なものはありませんで,我々が特色ある推薦・AO入試の事例を調べたところ,比較的多くの大学がこういった学修計画書のようなものを提出させている例が多かったため,ここで例示として挙げさせていただいたところでございます。
【安西部会長】 先ほどの御意見にありました専門学校等と,あるいは専門高校・職業高校等とのことについては,やはり入れていくべきではないかとは思いますけれども。どうぞ。
【望月主任視学官】 まず,浦野委員からの1点目の専門学科の記述がほとんどないのではないかということでございます。大変失礼いたしました。参考資料1の21ページだけではなく,高校教育部会では,専門学科と総合学科にも焦点を当てましてかなり議論してございまして,かつての専門学科と違った現在での目的意識を明確に持った生徒も多く入る専門学科の活性化という観点も議論してございます。
 参考資料1では23ページのところでキャリア教育・職業教育の推進という観点を記述しているほか,31ページにおいても実践的な職業教育の充実というところで2の(2)でございますけれども,記述してございます。そうした記述をこちらの審議経過報告(案)の方でも反映させていきたいと思っております。
 2点目の達成度テスト(基礎レベル)(仮称)における専門学科の評価の在り方につきましては,まだ公聴会などの動きはそれほど活発ではございませんけれども,多様な評価をまず専門学科の生徒の学習成果についてはしていかなければいけないという点では一致してございまして,それをいろいろな観点から評価していくということが必要だという点から多面的な評価という中に入れてございますけれども,達成度テスト(基礎レベル)(仮称)の教科と同じ形での,テストという科目として位置付けていくかどうかという点についてはやはり少し検討が必要であろうという観点がございます。今,頂いた御意見もまた高校教育部会でもちょっと御紹介いたしまして,最終的な審議まとめの記述に記載するかどうかはちょっと検討したいと思っております。
【安西部会長】 無藤副部会長。
【無藤副部会長】 私は,この案自体に変えてほしいという意味ではないですけれども,個人的に意見を出して,お手元にもあるものを少し補足説明したいと思います。
 最終的にこの報告案を大分直していただいたので,私としては了承しておりますが,何かというと,お手元の資料3で達成度テスト(発展レベル)(仮称)というところの17から18のところであります。達成度テスト(発展レベル)(仮称)について,これからの大学教育を受けるために必要な主体的に学び考える力等の能力を測ることを主たる目的とするということについては前後の文章を書き加えていただいて,私としては理解しております。
 その上で,18ページなのですけれども,その具体的な中身として,試験の内容というところがあります。そこには基礎的・基本的な知識・技能のほか,活用力とか汎用的能力というものを重視するということで,次の○は,その活用力・汎用的能力というのは具体的には,合科目,幾つかの授業科目を合わせたものとか,総合型とかということが例記されているわけです。
 これは詳しくは書いてありませんけれども,私などが理解しているのは,例えばPISA調査などでかなり総合型というのでしょうか,特定の教科の中身よりは横断的なものといったようなイメージであるとか,あるいは合科目の,私なりの勝手なイメージで言えば,例えば歴史と地理と合わさった形の問題というのも考えられそうに思うのですけれども,つまり,今のセンター試験で,当然ながら高校の授業科目に即して細かく分けてありますが,もう少し広げられる。だから,例えば物理も化学も歴史もあらゆるものが合わさった意味で合科目ということではなくて,例えば物理と化学が合わさったものがあり得るのかもしれませんし,そういう,もう少し広げていくということがあっていいのではないか。
 それはなぜかといえば,ここにありますように,高校教育自体は個別の教科目,授業科目に即して教科として教えていく。その基本的な学力がこの達成度テスト(基礎レベル)(仮称)の方で把握されるわけでありますけれども,この発展の方はやはり大学教育というものをイメージしているわけで,いわば高校教育と大学教育をつなぐという役割だとは思います。
 そういう意味で,特にこれからの大学教育において求められる力というものを中心に見ていくのだ。しかしながら,同時に高校教育を踏まえていくということで提言されているというふうに思います。
 その一方で,18ページのもう一つの○のところでは,教科型の出題について,達成度テスト(基礎レベル)(仮称)との関係や,もし実施するとしてその教科,科目数等を勘案して検討するとあります。私としては,教科型の出題についてもかなり高度な内容のものがあり得ると考えているわけです。つまり,恐らく達成度テスト(基礎レベル)(仮称)と呼んでいるものが高校の学習指導要領の基本的な部分というのを見ていて,全ての高校の,いわば高校教育としての質保証というものを目指すのだろうと理解いたしますけれども,それに対して大学教育,高等教育への発展ということであれば,各教科内においてかなり質の高い,高度なものを聞くということも十分考えられるのではないか。それは別に指導要領をはみ出してあえてやれという意味ではなくて,指導要領の枠の中でも発展的な部分は十分あるという意味で私はこういうことも検討を是非お願いしたいという,そんな趣旨で意見を申し上げました。
 以上でございます。
【安西部会長】 ありがとうございました。金子委員,どうぞ。
【金子委員】  これは再三申し上げてきているところではありますけれども,やはり達成度テスト(基礎レベル)(仮称)と達成度テスト(発展レベル)(仮称)の相対的な関係についてもう少し基本的に考えるべき点はあるのではないかと思います。
 特に私,17ページの赤,直したところの2番目の○ですけれども,達成度テスト(基礎レベル)(仮称)が高等学校の段階における基礎的な学習の達成度の把握等を目的とするものとして構想されていることを踏まえれば,達成度テスト(発展レベル)(仮称)については,これからの大学教育を受けるために必要な主体的に学び考える力等の能力を測ることを主たる目的とすべきであるというふうに書いてありますが,私は達成度テストの基礎レベル(仮称)と発展レベル(仮称)との相対的な関係についてはまだ十分にこの場では議論されていなかったと思います。
 それは一つには,達成度テスト(基礎レベル)(仮称)での議論は別の場で行われていましたから,両者の考え方を十分につき合わせる場が必ずしも十分ではなかったということが基本的だと思います。しかも,この達成度テスト(基礎レベル)(仮称)の捉え方が学習の達成度の把握とありますが,これはこのまま読みますと,むしろ教科型になるというふうに何となく読めてしまいますけれども,これは必ずしも教科型であるわけではなくて,例えば言語あるいは数的な,基礎的な能力が達成されているかどうかということを測るということもあり得るのだというふうに,一応先ほどの高校部会での報告書でも書いてあります。
 それを前提としますと,必ずしも教科型が,教科の達成度については達成度テスト(基礎レベル)(仮称)で行われているから,達成度テスト(発展レベル)(仮称)はもう少し抽象的な,将来大学で学ぶ能力という,むしろ教科を離れた捉え方をすべきであるというふうには必ずしもならないのではないかと思います。もちろんこういう考え方もあるとは思いますが,その後の論点を見ても,やはりここの部分は表現として少し踏み込み過ぎているのではないか。もう少し能力を測ることを主たる目的とするというふうに決めてしまわずに,両者の関係については幾つかの考え方があるというふうなことをうかがわせるような書きぶりの方が望ましいのではないかと思います。
 以上です。
【安西部会長】 ありがとうございました。無藤委員,金子委員のおっしゃることを多少まとめますと,基礎と発展とテストが考えられていて,一方で,教科ごと,あるいはいわゆる合科目型というのでしょうか,あるいは総合型等々のそういう軸があり,それから,それぞれの今申し上げた5科目とか各教科等々で,これもレベルもまた高いとか,レベルの違いがあり,いろいろそういう軸があると思うのですけれども,その間の整理というのはこれからの課題だというふうには思います。
 一方で,大学側も恐らくそれぞれに入試をやることになるのではないかと思いますが,それとの関係もありますので,そういうことをいろいろクリアにしていくのはこれからではないかというふうに考えます。
 こちらでまとめた形で申し上げてしまいましたけれども,今の,あるいは先ほどの浦野委員の御意見も含めて更にありましたら,是非お願い申し上げます。生重委員。
【生重委員】 共通した質問になるかどうかちょっと分からないのですが,私がちょっと懸念材料と思っているのが,おおむねの方向性は,ああ,そうだ,こういうふうに落ち着くであろうということだと思っているのですが,21ページのところの全ての責任を大学に押し付けるかのごとくの教育のツケが最終的に大学教育にいくのかというふうに私は読み取れるのですが,自分のところで選んだのだから,高校までの学力が身に付いていなかったら,もう一度やり直しさせるのは大学がやることですというふうに書いてあるように読めるのです。
 そこまで,例えば選抜試験の負担,負荷,それから,受け入れた学生さんに対する,学びに対する保証というのが全て大学というふうに書かれるのはどうなのか。私自身は,大学も高校も中学も小学校も現場と関わりがあるのですが,やはり今,文部科学省の打っているトータルな施策の中で,小学校のものは小学校でしっかり身に付け,それには地域社会,小・中においては学校支援とか,もっと先生たちの学び方自体も教員養成の段階で変えていただいて,今後の土曜日の活用も始まりますし,きちんと積み上げていくことの中で,こぼれたら地域が拾うというのをここのところ大分行ってきて,広がっていっているように思うのです。
 大分県の豊後高田の土曜日学習とか,そういうところのものももっと合わせ技で,そのときに身に付けなければいけないことを明確に示しつつ,それで,大学に行って掛け算が分からないとか,そういう状況で,これを書くということは,今度は,少子化の影響で,大学の経営上,一部の優秀な大学を除いてはそういう学生を受け入れざるを得ない学校が出てくることもありますが,こう書くと,では,そこのところで受け入れないという選択肢も出てくるのか。そういう違う人件費がかかりますよね。
 そういうことも考えると,高大の接続の中で示す提言と,やはりもっと期待感としてはそれぞれにきっちり押さえて登ってくるべきだということも併せて書き加えておかないと,このままだと大学にばかり負担が行くような印象が否めないというふうに感じました。
【安西部会長】 ありがとうございました。恐らく今,言われた21ページの最後のところだと思いますけれども,これも私見で恐縮ですけれども,私の感覚では,大学で主体的に学び考える力を見るのであれば,学生自身がそういう力を自分で見ようと思って受けるのは,それはいいことではないかというふうに思うのですけれども,ここの書きぶりですと,各大学がやるというふうに強く書かれているように見えるので,それはどうかということは私的には思いますが。
 ただ,やはり大学教育で大学生の主体的に学び考える力をつける教育をしているのかということをしていくようになるのかということが今問われておりますので,その点は御理解いただければ。
 ほかにはいかがでしょうか。どうぞ,垂水委員。
【垂水委員】 先ほどの金子委員の意見と少し関係いたしますけれども,17ページ(2)達成度テスト(発展レベル)(仮称)の在り方の部分の二つ目の○『達成度テスト(基礎レベル)(仮称)が高等学校の段階における基礎的な学習の達成度の把握を目的とするものとして構想されていることを踏まえれば,達成度テスト(発展レベル)(仮称)については,これからの大学教育を受けるために必要な「主体的に学び考える力」等の能力を測る。』とありますが,これは随分強調され過ぎているのではないかと思っています。いわゆる発展レベル(仮称)の方で考えていたのは,大学教育を受けるために必要な能力という形で,ここの部会で議論しているのはもう少し全般的な話を言っていたのではないかと私は思っています。
 それは次の18ページにつながりますけれども,18ページ(試験の内容)のところで,これからの大学教育を受けるために必要な能力を判定する観点からは,基礎的・基本的な知識・技能のほかという形で活用力・汎用的能力が挙がっていまして,基礎的・基本的な知識・技能,これがまず重要だというのはいうまでもなく,今まで議論してきていたかと思います。その意味で,17ページの(2)の発展レベル(仮称)のところ,主体的に学び考える力というのは少し強調され過ぎではないかと思っています。
 逆に言いますと,達成度テスト(基礎レベル)(仮称)との関係で,基礎レベル(仮称)の方で,基礎的・基本的な能力が大学教育についていける範囲を測定できるかという形になると思っています。もちろんこの基礎レベル(仮称)を我々が余り主体的に考えておりませんから,そのレベルというのはよく分かりませんけれども,いわゆる高等学校卒業程度認定試験,それと統合するという形で考えると,それほど高いレベルではないかと思います。それでは大学の授業についていけるかどうかは疑問だというので,もう少しこの発展レベル(仮称)の方にも基礎的・基本的な能力,この辺を少し入れていただきたいと考えております。
 以上です。
【安西部会長】 ありがとうございました。今の17ページの御指摘のところは,趣旨・目的となっていて,18ページが試験の内容というふうにブレークダウンした内容を書くようになっているというふうに分かれていると思いますので,前の方は少し端的に書かれている面はあるのではないかというふうには思います。
 ほかにはいかがでしょうか。できましたら,いろいろ御意見を頂きまして,この案について御意見を反映させた形で直させていただいて,それで私の方に一任させていただければというふうに思っております。
 では,勝委員。
【勝委員】 ありがとうございます。基本的な部分の考え方については,このペーパーにまとめられているとおりかと思うのですけれども,資料3の19ページの○ポツの2番目,このペーパーを読んでいますと,1点刻みという表現がかなり多く出てきている。1点刻みがよくないので,段階別等にするべきだというような論点だと思うのですけれども,先ほど資料2で,意見のところにも書かせていただいたのですが,例えば1点刻みでその大学に受からなかった。ただ,同じようなレベルの大学に受かったということであれば,受験生に選ばれなかった大学自体が教育力を強めていく。それによってその大学の位置付けが変わってきて,そこでの教育というものが更に評価されて社会に出ていくということであれば,1点刻みで選抜されるということはそれほど悪いことではないのではないかと思っています。また,公平性という観点からも段階別より1点刻みの方が優れている。あと,段階別と標準化点数,百分位と全て文章中に書かれているのですが,1点刻みの選抜から脱却するようになる観点からという意味では段階別であって,標準化ということになると,例えば科目別の点数の分散であるとか,何回か試験を受けたときの比較ができないという意味で標準化するというようなことになるかと思いますので,この辺は少し表現を分けて書いた方がいいのではないかと思います。
 もう1点は,今週たまたまカレッジボードの方々とお話しする機会があって,やはりアメリカのかなり選抜制の高い大学でも,面接等いろいろな,あるいは自分の履歴書を自分で書くとか様々な附帯的な形での選抜になっているわけですが,やはり学力というのは非常に重視されている。その中でアドバンスドアプレースメント,APというものがかなり重視されていて,これは大学進学準備プログラムというもので,34科目あるということなのですが,ここでもやはり論述の採点というものが非常に多くなされている。
 先ほどの話で,合科目型であるとか総合型というものもそうなのですが,やはり論述,なおかつその採点基準が明確に設定されているというようなことも今後は考えていくべきだというふうに思いますし,この大学進学準備プログラム,APというものは,大学の教養教育レベルのもので,そこでいい成績を取れば,高校段階で例えば大学の教養の科目の単位化ができるとか,そういう形での活用というものもされているというお話がありまして,いわゆる大学入試センター試験的なものだけではなくて,高校のカリキュラムを変えるようなものの導入というものも日本でも将来的には考えていくべきかと思います。高校の科目,ここで取った高度な科目は大学の1年生の教養の部分で単位化されたり,あるいはもう少し,4年ではなくて3年で卒業したりとか,そういう形で,やはり努力する人が報われるというような形の評価あるいは入試という形にすべきであって,それが日本の社会を明るくするのではないかというふうに思います。
 以上でございます。
【安西部会長】 ありがとうございました。先ほどとも関連すると思うのですけれども,具体的な,実際教科とか合科目とか,そういう問題,あるいはレベルの問題,あるいは1点刻みがどうしたとか,そういう問題等々,これはテストの中の各問題によっても違うと思いますし,そういうことについてはやはり今後の検討課題だというふうに思っております。よろしゅうございますか。金子委員,その次に及川委員。
【金子委員】 これは17ページの上の方に書いてあることですが,現行の大学入試センター試験がやはりかなり実施上の問題が生じているというところで,この場では非常に大きな方向について議論してきたところでありますが,しかし,現行の大学入試センター試験が非常に科目が細かくなっていて,実施に相当大きな問題が生じていて,危険が生じている。科目が多いために,大学側も使いにくくなっているところが非常にあるというようなこともかなり現実的な問題として,差し迫った問題としてあるわけです。
 その際に,やはり科目を整理するのかあるいは教科を整理するのか。幾つか考え方あると思うのですが,この科目が非常に大きくなってきたのは過去20年ぐらいの間でありまして,これは少なくとも整理するということは当面必要なのではないかと私は思います。
 これに関連して,18ページの中ほどの○ですが,教科ごとの学習内容の範囲内で出題するような教科型ではない,複数の教科にまたがった内容に基づきその活用力や応用力を測る合科目型やと書いてあるのですが,この記述では,科目と,それから教科がちょっと混同されているのではないかと思います。これは明確に区別しておいた方が私はいいと思います。
 一つの教科の中で5科目とすると,私は現実的に非常に差し迫った課題ではないかと思いますが,それと更に教科を横断的なものというのはちょっと性質が違う問題なので,このレポートは今後の議論に非常に影響を大きく与えると思いますので,この問題は明確に整理し直して,概念を明らかにして区別しておいた方がよろしいと私は思います。
 以上です。
【安西部会長】 ありがとうございました。教科と科目の定義の違いというのはそのとおりだと思いますので,そのあたりの検討をしていただければと思います。
 それから,先ほど金子委員がおっしゃっておられたような,高等学校教育においても,あるいは達成度テスト(基礎レベル)(仮称)においても各教科,縦割りというとあれですけれども,そういう形ではない方向が考えられるということにつきましては,高等学校教育部会の審議まとめが既に出ておりますので,今後の課題になるかと思いますので,その点御理解いただければと思います。
 それでは,及川委員,お願いします。
【及川委員】 先ほどから指摘がありますけれども,17ページの下から二つ目の○,達成度テスト(基礎レベル)(仮称)と達成度テスト(発展レベル)(仮称)の違いというか,狙いのことなのですけれども,基礎の方が高等学校段階における基礎的な学習の到達達成度の把握を目的とするものとして構想され,これに対して発展は,大学教育を受けるために必要な主体的に学び考える力ということを主たる目的とすると上に書いてあるのですけれども,基礎に対して発展が大学教育を受けるに必要な主体に学び考える力等の能力を測ることを主たる目的とするからといって,教科型で基礎的な知識・技能を問う,そういうテストの必要性はないというふうに述べていることではないというふうに私は理解しています。
 では,基礎で測る学力と発展で測る教科型の基礎的な知識・技能の違いはどうかということについては,やはり先ほど金子委員がおっしゃったみたいに整理しなければいけないことだろうと思います。
 改めて,18ページにありますように,二つ目の○のところにあるように,最初に知識・技能ということがありますから,それはやはり基本的に教科型で測り得るものだというふうに思います。その意味では,ちょっと戻りますけれども,17ページに現在の大学入試センター試験,上から二つ目の○で,難問奇問を排した良質な試験問題を提供し,各大学が実施する個別試験との組合せによる大学入学者選抜の個性化・多様化を促すものとして評価されているという部分があると思いますので,高等学校における知識・技能を測る試験として教科型を採用していくということは発展レベルにおいても当然否定するものではないというふうに私は理解しています。ただ,その上で活用能力であるとか汎用能力というものを測る仕組みをこの発展レベルに設けていこうというのがここの狙いではないかというふうに思っています。
 そうしたときに,14ページにありますけれども,高等学校における様々な学習成果,活動歴を評価する枠組みの整備ということがあって,一番下の○です。高等学校で行われている総合的な学習の時間等で行われている,その学習成果,これは大学における能動的な学修にもつながるという観点から,例えばこういったような高等学校における総合的な学習の時間の成果が,先ほど出ていた合科目型であるとか総合型といったような問題の中で問われてくるということについては,新たな仕組みとして意味があると思います。
 そのことによって高等学校の学習,教科指導も現行の学習指導要領の趣旨にのっとった学習形態に変わっていくということが行われていくのではないかというふうに理解します。
 以上です。
【安西部会長】 ありがとうございました。荒瀬委員。
【荒瀬委員】 ありがとうございます。私も少し同じことを申し上げることになります。科目と教科の整理はきちんとしておかないといけないというのは全く賛成でありまして,特に,例えばいわゆる地歴科と公民科に分かれていますが,地歴・公民科というので一くくりにするとかということも考えられなくはないと思うのですが,現行の学習指導要領でいいますと,選択必履修となっている,あるいは選択となっているということが出てきて,地理と歴史,地理と世界史をひっ付けた問題を作るといったようなことを考えますと,世界史は必修でありますけれども,地理は必修ではありませんので,実際問題,選択のありようという学習指導要領そのものに関わってくるような,合科目型というのはそういう面を持っていますので,これは相当十分に考えた上でやっていかないと,名前だけはすてきな,理想的なものではありますけれども,現実の学習指導要領の展開の中でどう考えていくのか。学習指導要領を変えるのかということも含めて考えていかないといけないと思うのです。
 それと,もう一つ,これはちょっと余計なことかもしれませんが,大学教育において,高等学校教育までのところについても一定程度踏み込んだ形で,十分でない学生に対して力をつけていかなければならないというのは,この書きぶりでいくと,先ほどの21ページなのですけれども,学習内容の確認や復習を含む学習機会の提供などの取組を行うことも考えられるということですから,大学は必ずこれをしていただきたいというのは実は高等学校教育からすると,願いとしてあります。中学校教育から高等学校教育もそれを求められていることもありますし,誰の責任かということを問うのも大変重要ですけれども,1人の生徒が成長していって,社会に出ていって,力がなくて困るという状態を避けないといけないということを考えますと,こういう書きぶりであれば,大学にも御理解いただけるのではないかと思います。
 最後に,一つ目のことと関わるのですが,これは言わずもがなの質問かもしれませんけれども,現行の学習指導要領の中で合科目型というのはどういう組合せが考えられるかというと極めて難しいということを思います。それは必履修科目が減っていって,具体的には選択科目が十分多くあるという現状の中で合科目を考えるというのは,高等学校教育のカリキュラムの作成に影響してくる問題であります。
 そういうことも含めて,総合型であるとか合科目型であるということは大変いいことだと思いますし,私はやるべきだと思うのですけれども,それと学習指導要領との関係を考えますと,今後の具体的に,このまとめが行われて,恐らくパブリック・コメントが取られて,そして最終的には答申という形になるのでしょうけれども,今後の展開がどのように考えられるのかというのは是非高等学校教育に携わる者も,当然大学教育の方も,あるいは国民皆さんが大変関心のあるところだと思うのです。
 今,これは具体的に答えていただくことは不可能だとは思うのですけれども,どういう今後の流れがあるのかというのを是非言える範囲でお聞かせいただきたいということを思います。
【安西部会長】 ありがとうございました。今の必履修・選択と合科目の問題というのは,これから考えなければいけない問題だというふうに思っております。
 ほかにはいかがでしょうか。
【荒瀬委員】 最後の質問ですけれども,一般的なお答えでも結構ですので,今後の展開についてどなたかお答えを頂ける方はいらっしゃいますか。
【平野大学入試室長】  特に達成度テスト(発展レベル)(仮称)の制度設計につきましては,パブリック・コメントなどを経まして,もう少し方向性が出た段階でタイムスケジュールも含めて,最終的に制度設計していきたい。その際,やはり学習指導要領の今後の改訂のスケジュール等も横目でにらみながらそのスケジュールを考えていくということは必要だろうと思っておりますので,その辺については初等中等教育局とも連携しながら進めていきたいと思っております。
【安西部会長】 本日頂いた御意見はかなり今後の具体的に考えなければいけないことを含んでおりますので,是非事務局でまとめていただいて,これからの高大接続の在り方について,次の具体的な段階に移っていただければというふうには思いますが。
 荒瀬委員はそれでよろしゅうございますね。ありがとうございました。はい,どうぞ。
【荒瀬委員】 すみません。要は,このことは我が国のこれからの教育に大変大きな影響を与えると思うのです。達成度テスト(基礎レベル)(仮称)もそうですし,達成度テスト(発展レベル)(仮称)もそうですけれども,これは本当に大きな意味を持っていると思います。ですから,ここでの議論というのはとても大切なことについて話し合っていると思うのですが,こういうことがやはり関心が高いだけに,もうあたかも何年後かからこういうテストが始まるというような報道がなされたりということもありますので,一体どれぐらいの時間をかけるかというのは具体的には分からないまでも,どういう手続を経て具体化していくのか。制度設計の段階では非常に困る,乗り越えないといけない様々な課題があるわけですから,そういうことも併せて是非発表していただきたいと思うのです。
 そうしませんと,もう3年後とか5年後にこれが起こる。それは中学校の何年生からだということになって,結果的によいことをしていこうというのが,中学校教育や小学校教育を揺さぶってしまうということになってはいけないという,そういう危惧からの質問をさせていただいた次第です。
【安西部会長】 大変貴重な御意見を頂きましてありがとうございました。是非世の中が混乱しないように進めていければと思いますので,事務局,文部科学省もよろしくお願いいたします。
 これで審議の経過報告という形になりますけれども,まとめていただければ,これをある意味最初のステップにして,これからのいろいろな予定等々も含めて示しながら議論を進めていければいいというふうに思いますので,よろしくお願いいたします。
 ほかにはよろしいでしょうか。
 それでは,先ほど申し上げましたように,本日頂いた御意見を反映するようにさせていただいて,修文させていただいて一任ということでよろしゅうございましょうか。
(「異議なし」の声あり)
【安西部会長】 それでは,私の方に一任とさせていただきます。
 大変貴重な御意見を頂きましてまことにありがとうございました。本日頂いた御意見は特に具体的なものも多いので,これからの役に立つのではないかというふうに思います。
 それでは,御報告ですけれども,3月28日に中央教育審議会の総会が開かれることになっておりますが,この部会の審議経過報告につきましては総会へ報告させていただいて,総会におきましても審議いただくということにさせていただきます。よろしくお願いいたします。
 それでは,最後になりますけれども,上野大臣政務官にお話をお願いできればと思います。
【上野文部科学大臣政務官】 皆様,御苦労さまでございます。高大接続特別部会の審議経過報告の取りまとめに当たり,一言御挨拶申し上げます。
 まず,各委員におかれましては,一昨年の9月の本部会立ち上げから計14回にわたり,大学入学者選抜の改善をはじめとする高等学校教育と大学教育の円滑な接続と連携の強化という大変難しい課題につきまして,御熱心に御議論いただきましたことを心から御礼申し上げます。ありがとうございます。
 本日おまとめいただきました審議経過報告では,高等学校教育の質の確保と向上,大学の人材育成機能の強化,多面的・総合的に評価する大学入学者選抜への転換などの大学入学者選抜の改善,そして先ほども御議論ありましたが,達成度テスト(発展レベル)(仮称)の在り方,あと,高等学校教育と大学教育の連携強化などの方策について方向性をお示しいただいております。
 これからの時代に必要とされる力を育成するためには,高等学校,大学それぞれの教育も新しい時代に合ったものに変わらなければならないと思います。各学校段階において責任を持って必要な力を身に付けさせるとともに,その接点である大学入学者選抜についても,学力だけに限らず,一人一人の持つ人間力の評価ができるような体制作りや,また,生徒や学生が将来何がしたいか,また,何ができるかといったしっかりとした意欲や目的・意識を持って主体的に学習に取り組むことを後押しするものにすべきであると考えております。
 各高校・大学においては,本審議経過報告を踏まえて,それぞれ取組を進めていただくことが重要であり,また,国としてもそういった取組に対して財政的な支援を進めていくことが必要であると考えております。
 今後総会での審議やパブリック・コメント等も行われる予定ですが,大学入学者選抜の改善をはじめとする高大接続の在り方については,関係者の意見を聞きつつ,更に詳細な議論を行う必要があると思いますので,委員の皆様におかれましては,皆様方のお力を最大限今後ともおかりいたしまして,全ての子供たちにとって楽しい学校作り,そして,子供一人一人が目的に向かって輝いていける環境作りを進めてまいりたいと思いますので,今後とも御協力よろしくお願いいたしたいと思います。
 本日はどうもありがとうございました。
【安西部会長】 上野大臣政務官,まことにありがとうございました。大変力強いお言葉を最後に頂きました。
 本日の審議はここまでとさせていただきます。もちろん今般がむしろ最初のステップだと思いますので,今後ともよろしくお願い申し上げます。
 今後の予定につきまして事務局から説明をお願いします。
【田中高等教育政策室長】  先ほど部会長からもお話がございましたように,審議経過報告につきましては,3月28日に開催いたします中央教育審議会総会でも御審議いただく予定でございます。その後,審議経過報告につきましてパブリック・コメントなどによりまして,社会や関係団体の意見なども把握いたしまして,それらの意見も踏まえながら引き続き答申の取りまとめに向けた審議をお願いしたいと考えております。
 次回の会議につきましては,日程を調整の上,追って連絡させていただきたいと思っておりますので,よろしくお願いいたします。
【安西部会長】 それでは,本日はここまでとさせていただきます。どうも貴重な御意見を頂きましてありがとうございました。

── 了 ──

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-- 登録:平成26年11月 --