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はじめに

 平成15年10月、文部科学大臣から「大学入学資格検定の在り方について」の諮問があり、『高等学校卒業程度の学力を認定する試験としての性格をより明確にすること、及び、各種職業資格の受験資格における取り扱いなどにおいてより広く活用されるようにするための方策』について検討を行うこととなった。

 これを踏まえ、平成15年11月に教育制度分科会の下に本部会が、設置された。
 本部会は、集中的に調査審議を重ね、このたび、その結果を以下のとおり取りまとめたので、中央教育審議会教育制度分科会へ「中間報告」として報告することとした。

 今後、中央教育審議会総会及び教育制度分科会において、この「中間報告」について検討していただくとともに、広く意見を聞いた上で、それらを踏まえて、さらに審議を深めることとしたい。


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