平成15年10月、文部科学大臣から「大学入学資格検定の在り方について」の諮問があり、『高等学校卒業程度の学力を認定する試験としての性格をより明確にすること、及び、各種職業資格の受験資格における取り扱いなどにおいてより広く活用されるようにするための方策』について検討を行うこととなった。
これを踏まえ、平成15年11月に教育制度分科会の下に大学入学資格検定部会が、設置された。
本部会は、集中的に調査審議を重ね、平成16年5月11日に中間報告案を取りまとめたところであるが、その後、教育制度分科会及び総会において審議が行われた結果、平成16年6月21日「中間報告」が文部科学大臣へ提出されたところである。
その後、「中間報告」に対して、幅広く意見をいただいたが、それらを踏まえて、このたび本部会としての「答申案」を取りまとめたところである。
今後、中央教育審議会総会及び教育制度分科会において、この「答申案」について検討いただき、取りまとめを行っていただくこととする。
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