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資料3

大学入学資格検定の在り方について(論点整理:案)
大学入学資格検定部会におけるこれまでの意見を踏まえ以下のとおり論点案として整理。


1 新試験について
 新試験については、合格者の社会的位置づけを高める必要性、高等学校中退者等について学校への接続だけでなく、職業への接続の措置が必要であることなどを踏まえて検討すべきではないか。
 大学等への進学、就職いずれにも活用できるような高等学校卒業程度の学力を認定する試験とすることが必要ではないか。
 具体的方策については、学校教育制度との関連も考慮しながら今後検討していくべきではないか。


2 名称について
 (高等学校卒業程度認定試験などが考えられる。)


3 受験科目等について
 受験科目は、必修教科の範囲内で、ペーパーテストになじまない実技教科を削減するなどして高校中退者等が受験しやすい構成とすることが必要ではないか。
 英語については、新学習指導要領において必修とされたこと、及び大学等における教育、社会生活における重要性を踏まえ、全員が受験する科目に加えることとしてはどうか。
 受験科目は、国語、地歴、公民、数学、理科、英語の6教科を課すことにしたらどうか(全教科必修)。


4 全日制高等学校の在学生の受験について
 高等学校の就学形態が多様化していることもあり、また、多様な学習機会及びその成果を認めるため、全日制高等学校においても、定時制、通信制高校と同様に新試験の受験資格を与える必要があるのではないのか。


5 年齢制限について
○ 高等学校と大学等との接続の問題として学校教育制度全体の中で今後検討していくべきではないか。


6 業務の外部委託について
 外部委託を可能にする方向で検討してはどうか。
 可能な業務から専門的な実施能力を有する外部機関に委託することにしたらどうか。

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