グローバル化の進展などにより世界全体が急速に変化する中にあって、産業空洞化や少子高齢化等による人口減少など深刻な諸課題を抱える我が国において、豊かな社会を築くためには、社会全体で多種多様な学習機会が提供され、また、その提供される学習機会の質が向上することが重要である。
民間教育事業者における学習の質の保証・向上の取組については、従来からの業界ごとの自主的な取組に加え、平成22年9月には、非公式教育・訓練サービスに関する国際標準であるISO29990(※)が発行されるなど、ますます活発化している。この状況等を踏まえ、文部科学省と経済産業省が緊密な連携を取りながら、民間教育事業者における評価・情報公開を始めとした学習の質の保証・向上の在り方に関する推進方策を検討し、具体的な普及促進策等の総合的な支援方策を講じることを目的として、両省合同の検討会を設置することとする。
※ 非公式教育・訓練分野の学習サービス事業者向けに、事業者の学習サービスの品質向上を図ることを目的として、国際標準化機構(ISO)が発行した国際規格。
(1) 民間教育事業者における情報公開・自己評価等の在り方について
(2) その他
別紙の学識経験者等で構成し、必要に応じて、その他の関係者の協力を求めるものとする。
平成25年7月1日から平成26年6月30日までとする。
検討会に関する庶務は、文部科学省生涯学習政策局生涯学習推進課と経済産産業省商務情報政策局サービス政策課が協力して処理する。
生涯学習政策局生涯学習推進課