論点4 ヌエックの抜本的な見直しの方針について(検討メモ)

(1)ヌエックの見直しの基本方針をどう考えるか。

(2)ヌエックの機能・業務をどう見直すか。

(3)ヌエックの組織・運営をどう見直すか。

(4)その他

 

(1)ヌエックの見直しの基本方針をどう考えるか。

※ヌエックの使命・目的を、どう見直すのか。

※ヌエックの機能・業務の基本的な在り方を、どう見直すのか。

※ヌエックの組織・運営の基本的な在り方を、どう見直すのか。

(参考)これまでの意見や論点1~3を踏まえた考え方の例

・「女性の地位向上」のための女性教育から、「男女共同参画の実現」のための教育・学習支援のための機関に発展。

・今後の日本社会に求められている、ダイバーシティ(多様性)を尊重した男女共同参画推進のための機関として、中心的な役割を発揮することへの転換。

・ターゲット(地域・分野・対象者等)を絞り込み、男女共同参画社会の実現を戦略的・プロジェクト的に推進する機関に転換

・所有施設での研修・交流中心の機関から、専門的な調査・研究機能を備え、男女共同参画に関する教育・研修を戦略的に支援・推進する機関に転換。

・“Center of Centers”として、地域の男女共同参画センターに譲るべき事業は譲り、真に国の機関として取り組むべき事業に精選。

・主催事業中心の運営から、官庁・地方自治体・男女共同参画センター・企業・大学・学校・NPO・海外の諸機関などとの幅広いネットワークを活用した運営に転換(ハブ機能への転換)。

・宿泊施設等の「ハード」部門の管理運営をヌエックから民間事業者等に分離し、効率的な運営とサービス水準の向上を図りつつ、資源を「ソフト」部門に集中的に投入できる構造に転換。

・その他

(2)ヌエックの機能・業務をどう見直すか。

※見直しの基本方針を踏まえて、

 …研修機能は、どう考えるか。

 …交流機能は、どう考えるか。

 …調査・研究機能は、どう考えるか。

 …情報収集・提供機能は、どう考えるか。

 …新たに付与すべき機能は、何かあるか。

(参考)これまでの意見や論点1~3を踏まえた考え方の例

・主催事業としての研修事業は、地方自治体の基幹職員や地域の男女共同参画センターの職員等を対象とするものなど、国立の機関として真に求められるものに精選。

・交流事業は、ヌエック主催による事業から、女性教育指導者等のグループや適切な民間団体等の主体性を尊重した自主的な事業に移行。

・「ダイバーシティ」の視点から、大学その他の各種機関と連携しつつ、男女共同参画に関する戦略的で、“On Community”の調査・研究機能を強化。

・高度な調査・研究機能を前提に、各種情報提供機能を一層強化するとともに、将来的には政府等に対する政策提言機能を育成。

・企業・官公庁・大学等の管理職や学校・大学の指導的教職員を対象とした教育研修プログラムの開発・提供機能の強化。

・女性の生涯にわたるキャリア形成を支援するための教育・研修プログラムの提供機能強化

・国際的な視点、とりわけアジアの開発途上国において活躍できる高度かつ専門的な能力を有する女性を育成するための教育機能の強化。

・その他

(3)ヌエックの組織・運営をどう見直すか。

※見直しの基本方針を踏まえ、

 …組織・スタッフの在り方を、どう考えるか。

 …自己収入など予算の確保を、どう考えるか。

 …施設管理の在り方を、どう考えるか。

 …所在地の在り方を、どう考えるか。

(参考)これまでの意見や論点1~3を踏まえた考え方の例

・大学等との連携の下、非常勤の客員研究員等を積極的に活用するなど、専門的な調査・研究機能を支える体制・スタッフの充実。

・科学研究費補助金などの競争的資金から研究費を獲得するとともに、全国の女性団体や企業等からの幅広い寄付金収入を確保するための工夫の検討。

・中期目標期間における予算の弾力的な執行を可能とするための仕組みを検討。

・地域の実態とニーズの把握に注力した上で、テーマごとのプログラム開発など各地域の男女共同参画センターへの支援の方法・内容を適切に見直し。

・宿泊施設その他の施設の効率的運用とサービス水準の向上を図るため、施設部分(ハード)の管理運営を民間事業者等に分離・委託(PFIその他)。

・所在地は、「女性教育情報センター」の膨大な資料の管理、各種施設の有効活用、移転費用の問題等を総合的に考慮し、当面、現在地にて引き続き運営。

・ヌエックの使命・目標等の見直しに伴い、「国立女性教育会館」という名称の変更も検討する必要。

・その他

(4)その他

※ヌエックの今後の改革のスケジュールや進め方を、どう考えるか。

※今般の改革の成果の検証・評価の在り方を、どう考えるか。

※更なる見直しの必要性を、どう考えるか。

お問合せ先

生涯学習政策局男女共同参画学習課男女共同参画推進係

(生涯学習政策局男女共同参画学習課男女共同参画推進係)