これからの図書館の在り方検討協力者会議(第7回) 議事要旨

1.日時

平成22年2月4日(木曜日)

2.場所

文部科学省9F生涯学習政策局議室

3.議事要旨

【専門図書館協議会修正案から】

  • 総則には、あくまでも共通部分のみを残し、基本は「3私立図書館」で述べることとしたい。

【日本図書館協会修正案から】

  • 原案をベースに、基準の一定年限の確認、具体的な指標、館長の要件等について追記した。

【全体の構成について】

  • 国の基準として出す以上、図書館法に基づいた整合性・体系性の維持は必要である。
  • 博物館の望ましい基準は章立てをしていないが、図書館とは事情も違うため、整合性を図るのは難しいのではないか。

【総則について】

  • 理念や図書館の全体像を述べる必要があるのではないか。ただ、基準なのであまり理念的なものを書くものではないし、長くない方がよい。
  • 公立・私立両方の関係者がお互いのことを理解することも必要なので、両方に共通することだけを書くのではなく、公立・私立それぞれについて「運営の基本」の要点を抽出し、総則の中で別個に書く。評価についても総則の中で述べる。
  • 著作権についても全体を貫くことなので総則で述べてもよいのではないか。

【項目・語句について】

  • 資料2「2章(1)市町村立図書館」にある17項目を6~7項目にまとめるようグルーピングし、文章も見直す。
  • 「図書館情報資源」等、省令(司書養成科目)で使われた言葉を反映しつつも、一般・行政職の方が読んでもわかりやすいよう柔軟に考える。
  • 「専門的」「専門性」の言葉の意味の使い分けが必要ではないか。
  • 情報には収集できないものもある。電子的資料の使い方を厳密にするべきではないか。
  • 前の基準にもなかったが、資料組織・保存についての記述を検討する。
  • 市町村立図書館と県立図書館の役割の違いをはっきりと示すべきである。
  • 市町村合併が進んだ今、一部事務組合立(資料1-2(2)2)に関する記述はなくてもよいのでは。 

 

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