これからの図書館の在り方検討協力者会議(第1回) 議事要旨

1.日時

平成21年7月23日(木曜日)

2.場所

国立教育政策研究所社会教育実践研究センター

3.議題

  1. 図書館の設置及び運営上望ましい基準について
  2. その他

4.議事要旨

【望ましい基準について】
●どの程度の詳しいものにするかは、実務の方向を細かく決めたものにするか、あるいはもう少し大きな、一般的な考え方をもう少しはっきり示せるものにするのかについて検討が必要だ。
●県と市町村の関係については、県内の合併事情も考慮しなければならず、特に平成の大合併により新設された政令指定都市の事情、自治体の中の周辺地域の問題については考えていく必要がある。
●具体的な各省庁との施策を考えつつ、教育行政の独自性という側面を維持する形で、もう一度、厳密に図書館の位置づけを考察しなければならない。
●インターネットの普及により、インターネットと図書館のすみ分けが困難になる中、図書館としてどの様な対応が必要か考察しなければならない。
●今回も参考資料等としての数値基準の必要性を検討する余地はある。
●前回の基準の効果について、計画的実施と自己評価の部分で相当インパクトがあり、様々な図書館で自己評価に取り組むきっかけになったのではないかと考える。
●前回の基準はビジネス支援と行政支援について、望ましい基準に資料についての項目が入っており、一般的な図書館のあり方ではなく、全般的に課題解決支援の考え方が入っているので、相当その先駆けになったのではないかと考える。
【その他】
●ヒヤリング候補先には、これまで文部科学省から委託を受けた図書館が考えられる。

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生涯学習政策局社会教育課