「『全国学力・学習状況調査』の個票データ等の貸与に関する有識者会議」について

1 趣旨

 「『全国学力・学習状況調査』の個票データ等の貸与に係るガイドライン」の規定に基づき、個票データ等の貸与の申出があった場合に、その貸与の可否等について、専門的な見地から検討を行うため、「『全国学力・学習状況調査』の個票データ等の貸与に関する有識者会議」(以下「有識者会議」という。)を設置する。

2 検討事項

(1)有識者会議は、申出のあった個票データ等の利用の公益性等について、次のアからエまでに掲げる事項についてそれぞれ評価し、総合的に勘案した上で、意見を述べる。
ア,個票データ等の利用目的
イ,個票データ等の利用の必要性
ウ,個票データ等の利用申出に関連する分野での過去の研究実績並びにデータ分析に係る手法及び人的体制等の研究計画の妥当性
エ,個票データ等の利用場所並びに保管場所及び管理方法
(2)その他、文部科学省の求めに応じて、個票データ等の貸与に関する事項について、検討を行う。

3 構成

(1)有識者会議は、教育学、テスト学、統計分析等の分野の有識者、学校・教育委員会関係者等で構成する。
(2)有識者会議に座長を置き、座長は、有識者会議の構成員の中から互選により選出する。
(3)座長に事故があるときは、あらかじめ座長の指名する構成員が、その職務を代行する。
(4)有識者会議は、必要に応じ、構成員以外の関係者にも協力を求めることができる。

4 運営

(1)有識者会議は、平成30年4月から平成32年3月までの間に年3回程度開催する。
(2)有識者会議は、原則として公開で行う。
(3)ここに定めるもののほか、有識者会議の運営に関し必要な事項は、座長が有識者会議に諮って定める。

5 その他

 有識者会議の庶務は、文部科学省初等中等教育局参事官(学校運営支援担当)において行う。

お問合せ先

初等中等教育局参事官付学力調査室

(初等中等教育局参事官付学力調査室)