資料4 教員免許更新制に伴う課題と失効者発生回避の取組

 

教員免許更新制に伴う課題と失効者発生回避の取組

静岡県教育委員会

【課題】
1:免許に対する意識の欠如。
免許状の失効、失職が実感として捉えられていない。
免許状の紛失者が多い。

2:制度の認識不足
免許状所持者が、自身の有効期間(修了確認期限)を把握していない。
任用・雇用者が制度を誤認識した説明を職員へ行っている場合がある。
新免許状と旧免許状の扱いの違いが理解されていない。

3:講師不足
更新をしてまで、講師を希望する人が減少している。
任用時に免許状が無効な状態なため、任用できない場合がある。

4:更新対象者の把握
各学校に調査をかけているが、毎年漏れがあり、正確な把握が困難である。

【取組】
1:更新にかかる対策
(1) 更新講習の開設情報提供(通知・HP)
(2) 受講期間の開始について通知(1月)
(3) 更新対象者把握調査(年2回:4月、10月)別紙参照
※各所属による対象者及び更新の状況の把握の徹底(証明書による確認)
(4) 期間内の早期に更新手続を終えるよう指導の徹底(申請期限到来通知)
(5) 校長会等各種研修会等における情報提供及び啓発
(6) 初任者研修資料に免許についてのページを作成(平成24年度より)

2:任用にかかる対策
(1)教員免許状に関する年度末・年度初めの人事に係る留意事項の通知
(2)任用書類等に免許の有効期間(修了確認期限)を明記するよう様式変更

お問合せ先

初等中等教育局教職員課