全国的な学力調査に関する専門家会議(第7回) 議事要旨

1.日時

平成24年12月7日(金曜日)10時~12時

2.場所

文部科学省庁舎3階 第1特別会議室

3.出席者

委員

梶田座長、荒井座長代理、相川委員、柴山委員、清水(美)委員、田中委員、田村委員、土屋委員、福田委員、耳塚委員、山崎委員

4.議事要旨

(1)平成25年度全国学力・学習状況調査(きめ細かい調査)について

1)質問紙調査等の質問事項等について

○「児童生徒質問紙調査、学校質問紙調査」「保護者アンケート調査」「教育委員会に対する調査」の具体的質問事項等について意見交換を行った。(具体的な質問事項等に係る審議のため非公開)

2)きめ細かい調査実施について

○事務局より質問紙調査や追加調査等(資料1-1、2-1、3-1、4、5)及び平成25年度調査に関する実施要領等(6-1、6-2、6-3)の説明を行った。委員からの主な意見は以下のとおり。

  • 調査の結果を公表するときに、過去との比較も容易にできるなど、利用しやすい形での公表の仕方についてもきめ細かに考えていただきたい。
  • この全国学力調査自体はすごくよく考えられて実施されているが、現場の先生方の中には、この調査が本当に役立つのか戸惑っている方もいて、その原因として得られたデータに関するアフターケアが、まだ足りないということがあるのではないか。専門的な知識は必要ないのだが、基本的な日常の教育現場で必要なレベルのことを、専門家を含めて共同作業で分析していく、そして現場で役立てていくことが必要である。
  • 学力調査への私立学校の参加については、各学校法人の判断になるが、もう少し積極的に参加していただきたい。

(2)平成23年度「学力調査を活用した専門的な課題分析に関する調査研究」の成果報告について

○広島大学大学院教育学研究科 山崎博敏教授より「小学校から中学校までの低学力層の学力の変化とその要因に関する研究(全国学力調査と地方自治体の学力調査を結合したパネルデータを用いた分析)」について報告を行った。

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(初等中等教育局参事官付学力調査室)