児童虐待防止に関する教育と福祉・医療のワーキング・グループの設置について

平成22年7月16日
子どもを見守り育てるネットワーク推進会議

1.目的

 児童虐待については、児童相談所における虐待相談の対応件数が年々増加し、平成20年には4万2千件を超えるなど、依然として深刻な問題であり、社会全体で早急に取り組むべき重要な課題である。しかしながら、平成22年1月に東京都江戸川区で発生した児童虐待による死亡事件を始め、重大な事件があとを絶たない状況にある。

  こうした状況を改善するため、児童虐待を発見しやすい立場にある教育と福祉・医療の関係者が、それぞれ果たすべき役割を確認するとともに、関係者間における円滑な連携の在り方等について検討するため、子どもを見守り育てるネットワーク推進会議に児童虐待防止に関する教育と福祉・医療のワーキング・グループを設置する。

2.構成員

文部科学省生涯学習政策局男女共同参画学習課

文部科学省初等中等教育局児童生徒課

厚生労働省雇用均等・児童家庭局総務課

全国保育協議会

全国国公立幼稚園長会

全日本私立幼稚園連合会

全国連合小学校長会 

全日本中学校長会 

全国高等学校長協会

全国養護教諭連絡協議会

全国児童相談所長会

全国学童保育連絡協議会

特定非営利活動法人チャイルドライン支援センター

社団法人日本臨床心理士会

スクールカウンセリング推進協議会

社団法人日本PTA全国協議会

社団法人全国高等学校PTA連合会

財団法人児童健全育成推進財団

日本弁護士連合会

社団法人日本歯科医師会

社団法人日本小児科医会

社団法人日本学校歯科医会

日本学校薬剤師会

3.主な検討事項

・児童虐待を受けた児童生徒の早期発見・早期対応、保護及び自立の支援

・児童虐待防止に関する教育と福祉・医療の円滑な連携の在り方

・「学校及び保育所から市町村又は児童相談所への定期的な情報提供に関する指針」についてのフォローアップ

4.傍聴について

  その他のネットワーク推進会議構成員については、傍聴することができるものとする。 

お問合せ先

初等中等教育局児童生徒課

生徒指導企画係