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資料5
未定稿

子ども守り育てるための体制づくりのための有識者会議(第3回)主な意見

○委員側 ●学校側

  【学校側の説明及び意見】

 
学校側 本校では、「見える学校・見せる学校」の市の施策に基づき、全校生徒が地域の祭りに企画段階からかかわる等、地域連携を一層強化し、地域に根ざした学校を目指している。

学校側 本市では全中学校に生徒指導専任を設け、生徒指導の中心として、カウンセリングマインドをよりどころとし、常に子どもと同じ目線に立ち、子どもに寄り添い子どもの悩みを解決していくというのがスタンスで、生徒指導を推進している。
 本校では更に今年4月から生徒指導専任中心に特別支援チーム(校長、副校長、専任、学年主任、養護教諭、SC)を発足させ、一人の子を担任が抱え込むのではなく、全職員が関わりあって当該生徒の課題解消に何ができるのか考えるようにしている。

学校側 問題行動の件数が昨年から減っているわけではない。表面的にはあまり課題がないように見えたかもしれないが、生徒の内面にはいろんな悩みがある。これまで教師に見えなかった部分が見えてきたものと考える。一つ一つ、教師と生徒が寄り添って解決していくことが必要。

学校側 昨年と比べ、教師と生徒が敵対しなくなった。子どものいるところすべてに教師がいるよう努めている。教師が子どもたちの思いを受け止めるということに真剣に取り組んできた成果と捉えている。昨年度まであった対教師暴力はなくなった。

学校側 当校は、「社会に許されないことは学校でも許されない」を基本コンセプトに掲げ、社会のルールとしてダメなことを、なぜダメなのか子どもたちに対しじっくり接しつつ教えていくよう取り組んでいる。

学校側 スクールカウンセラーの勤務が週1回であり、親や子に対するカウンセリングで詰まっているので、職員と十分な打合せ等ができず、問題に十分対応できていないという課題がある。

学校側 全クラスによる合唱コンクールは、子どもたちの心を豊かにしている。生徒一人ひとりが相互にかかわり合うことで、人間関係がもまれ、それを乗り越え、周りに支えられて一体感をもてたところに子どもたちの感動がある。

  【委員の意見】

 
委員側 スクールカウンセラーは、学校を回って子どもの様子をしっかり見ないとダメ。特に体育の授業を見る必要がある。

委員側 親と学校支援チームを組むなどして手を結んで、共同戦線を張れれば、早期の問題解決が期待できる。

委員側 地域の力を引き出すことで問題解決により近づく。仮に学校に問題があるならば、先生方が変わることによって地域の力を引き出すべきである。

委員側 今日視察した学校は、女性の先生を含めて皆、生徒に対し毅然と対応している。校長を中心として、教職員の全体体制を作っている。教師は生徒を支え、校長が教師を支えている。これは課題集中校ではなかなかできないことである。


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