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角屋委員説明資料

議論する内容に対する意見

平成18年6月12日

広島大学大学院教育学研究科 角屋 重樹

(1) 各教科等における言語力育成
 
理科における義務教育修了段階において育成する力

 
1   論述する力
   知覚事象と問題意識や仮説(予想)にもとづく事実を区分し、問題意識や仮説(予想)にもとづき観察・実験の結果から科学的に妥当な結論を導出していく過程を的確かつ適切に述べることを目指す。
2   課題について自分の立場から意見を述べる力
   課題について必要な情報を集め、それらを自分の問題意識や予想のもとに整理して、導出した結論を述べることができる。
3   理解している内容について資料を工夫して解説する力
   理解している内容について、データや資料を問題意識にもとづいて的確に図や表で簡潔に表示し、説明することができる。
4   科学的事象等について、資料を適切に活用しながら解説ができる力
   科学的事象等について、資料に学習した事象に関する性質や法則(規則性)を適用して妥当性のある説明ができる。
5   ニュース報道などを見て、その内容について、批評する力
   ニュース報道などを見て、その内容について、目的と資料などの信頼性や整合関係に留意して説明することができる。

(2) 指導方法の改善
   問題解決の過程を実際に体験しながら、論理的な思考力や科学的思考を育成する学習指導過程
 
1  違いに気付き問いをもつ;比較による違いの気付き
2  仮説(予想)の設定
 
ア)  問題となる現象を説明できる要因を想起し関係づける
イ)  仮説(予想)による結果の図や表による表示

3  変数制御などによる観察・実験方法の立案
4  観察・実験の実行
5  得られた結果を、仮説(予想)で見通した結果の図や表との比較
6  考察
 
ア)  得られた結果を、仮説(予想)で見通した結果の図や表との違いから結果の妥当性や信頼性を吟味すること
イ)  別の要因を発想する

(3) 学習指導要領各教科への記載
   現在の第4章の「指導計画の作成と各学年に渡る内容の取り扱い」という章に、「学習指導過程」という項目立ててそれを追加する。


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