人権教育の指導方法等に関する調査研究会議(第37回) 議事要旨

1.日時

平成21年10月19日(月曜日)14時00分~16時00分

2.場所

合同庁舎7号館東館 「3F3特別会議室」

3.議題

  1. 人権教育の推進に関する取組状況の調査結果について
  2. その他

4.出席者

委員

福田委員、有村委員、梅野委員、金子委員、谷口委員、林委員、増田委員、森委員

文部科学省

磯谷児童生徒課長、塩川児童生徒課課長補佐、小林指導調査係長 他

5.議事要旨

  • 事務局より、資料2に基づき、調査結果の報告案について説明があった後、審議が行われた。

【調査結果の報告案について】

(調査結果のまとめについて)

【委員】
調査の目的や実施方法、調査対象などを含む概要を添付すべき。また、調査の回答数についても明らかにするとよい。 

【委員】
調査結果のグラフについて、教育委員会を対象とした設問については問題ないが、学校を対象とした設問については、内容とグラフのまとめ方が合っていないように思う。

 【委員】
調査結果のグラフのNについて、結果を分析する際に使用した数字と若干異なる部分がある。再度整理していただきたい。

 【委員】
調査結果と分析の後に、資料として、すべての設問について、回答数や割合などが入っている集計表を添付するとよい。調査結果は、本文のグラフから分かるのではあるが、集計表を示すことで、どのような意図で作成したグラフであるのかが分かる。

【委員】
前回の会議の議論において、調査結果の事実を的確に評価することとし、各委員が原稿を作成した。一方で、ワーキンググループにおいては、各設問の調査結果に対する提言にあたるようなこともしっかりと議論された。現在の原稿に、どこまで反映させていくか。

【委員】
この段階から文章を変えていくのは、時間がかかることもあって難しいかもしれない。グラフの作成方法を設問の内容に合わせることによって、その点は解消されるのではないか。

【事務局】
グラフについては本日の意見を踏まえ、工夫したい。

(報告の記述について)

【委員】
調査の結果と分析の記述について、過去形か現在形か整理すべきではないか。 

【委員】
分析の部分は、今後の取組への期待も含んでいるので、過去形よりも現在形が望ましい。統一するとなると、現在形に揃えるべきか。

【委員】
問13に関しては、教員研修の実施方法に関心を寄せて分析されていた。しかし、設問の趣旨からすると、教員研修の内容面から分析すべきではないか。グラフもあわせて修正した方がわかりやすいと思う。

【委員】
事務局に調整をお願いしたい。

【委員】
問11の分析に今後の取組に期待するような記述があるが、ここはもっと明確に書いてもいいのではないか。

【委員】
「おわりに」の部分においては、調査の結果から明らかになった課題というか、今後に向けての提言がまとめられている。ここは大事な部分であるので、読み手に分かりやすく、項目立てたり、メリハリを付けた書きぶりとすべき。

【事務局】
座長と相談して検討させていただきたい。

【委員】
今回の調査については、今後再度、分析を行った上で2次報告をするようなことはないと理解しているが、それでいいか。

【事務局】
そのように考えている。

  • 調査結果の報告については、意見等を踏まえ必要な修正を行った上で、これを都道府県教育委員会等に通知することとされた。最終的な文言については、座長に一任することとされた。