「英語教育に関する研究グループ(中学校・高等学校・大学における英語教育の在り方)」について

平成14年9月18日
 

1. 目的:
  日本人に対する英語教育を抜本的に改善する目的で、平成14年7月に「『英語が使える日本人』の育成のための戦略構想」がまとめられた。当該構想において検討課題とされた下記研究テーマについて、中学校、高等学校及び大学の英語教育の現状や課題等の把握・分析・評価及び英語教育の改善方策に必要な研究を行う。

2. 研究テーマ等:
(1)研究スケジュール等:
  ・ 平成14年9月24日(火)に研究連絡協議会(親会議)を開催し、下記の研究テーマについて研究チームによる研究を開始する。
  ・ 1年以内に一定の研究成果をとりまとめる。(下記研究テーマ2の一部については平成14年12月の完成を目処。)

(2)研究連絡協議会の構成
  研究チームのリーダー及びサブリーダーの計8人

(3)中心となる研究者:
  ・ 下記研究テーマ1:吉田研作教授(上智大学)
  ・ 下記研究テーマ2:松畑煕一教授(岡山大学)
  ・ 下記研究テーマ3:石田雅近教授(清泉女子大学)
  ・ 下記研究テーマ4:高田康成教授(東京大学)

(4)研究テーマ:
  中学校・高等学校においては、学習指導要領の着実な推進に必要な研究等を実施する。
  1中学校・高等学校段階で求められる英語力の指標に関する研究
  ・ 中学校・高等学校段階で求められる英語力の指標についての研究
  ・ 外部試験を指標に関連づけることの妥当性に関する研究
  ・ 外部試験結果を入試等で活用すること等の方策に関する研究
  ・ 中学校・高等学校を通じて一貫した英語教育の研究

  2中学校・高等学校における英語教育及び教員の研修プログラムに関する研究
  ・ 英語教育に関する研究や基礎的データの集約(「諸外国における英語教育の研究の集約」など。)
  ・ 効率的な英語の指導方法の研究及び有効な教員養成・研修プログラムの作成等

  3 英語教員が備えておくべき英語力の目標値についての研究

  4 大学の英語教育の在り方に関する研究

3. その他
  この研究に関する庶務は、初等中等教育局国際教育課において総括し、及び処理する。
  ただし、大学の英語教育の在り方に関する研究に係るものについては、高等教育局大学課において処理する。

-- 登録:平成21年以前 --