今後整理する主な事項(案)

1.施設の長寿命化に関する指標等の整理

各国立大学法人等における施設の長寿命化の取組に資するよう、効果的・効率的な施設整備や維持管理を図るための優先順位の考え方や、施設の主な部位の耐用年数の目標等を整理

○優先順位の考え方

 施設整備や維持管理に関する優先順位を付けるため、施設の劣化状況、施設整備や 維持管理に係るコスト等の指標について検討

○施設の主な部位の耐用年数の目標等

・国立大学法人等が行っている劣化診断のカルテ等を基に、施設の主な部位について耐用年数の目標等について検討

・施設の主な部位について適した保全方法(予防保全、事後保全 等)の分類ができないか検討

2.長寿命化を図るための具体的な取組み事例の整理

長寿命化を図るために有効と考えられる各国立大学法人等の先進事例を収集し整理

(例)・整備や維持管理を効率的に実施するための優先順位の考え方

   ・トータルコストの縮減やコストの平準化のための工夫

   ・各種工事の発注にあたってコストを縮減する工夫

   ・施設の点検や老朽化の実態把握を迅速・低コスト・省力的に行う工夫

   ・施設を大切に使う利用者意識の醸成の工夫(学生参画の取組など)

   ・維持管理に係る財源を確保する好循環な仕組みづくりの工夫

   ・施設に関する整備履歴や予算等の情報の整理の工夫

   ・長寿命化改修の事例   等


上記の整理を踏まえつつ、国立大学法人等の意見も聞きながら、長寿命化を図ることによる効果等を含め、報告書としてとりまとめる予定。

お問合せ先

大臣官房文教施設企画部参事官(技術担当)

管理企画係
電話番号:03-5253-4111(内線2550)

(大臣官房文教施設企画部参事官(技術担当))