国立大学法人等施設整備に関する検討会(平成29年度)(第2回) 議事要旨

1.日時

平成29年8月21日(月曜日) 15時00分~16時30分

2.場所

文部科学省旧庁舎4階 文教施設企画部会議室

3.議題

  1. 国立大学法人等の施設整備をめぐる動向について
  2. 平成30年度国立大学法人等施設整備事業の評価及び選定について
  3. その他

4.議事要旨

(○委員、●事務局)

議題(1) 国立大学法人等の施設整備をめぐる動向について
事務局より、資料1「国立大学法人等の施設整備に関連する国家戦略等の動向」について報告を行った。

議題(2) 平成30年度国立大学法人等施設整備事業の評価及び選定について
事務局より、資料2「平成30年度国立大学法人等施設整備費要求事業の評価案の概要」、資料3「『機能強化等への対応』に関する評価結果について」、資料4「平成30年度国立大学法人等施設整備の概算要求事業の選定の考え方(案)」、資料5「平成30年度国立大学法人等施設整備費概算要求における選定事業数(案)」、資料6「平成30年度国立大学法人等施設整備費要求事業(重点)の評価(案)」について説明を行った。審議の結果、資料3について了承、資料4について案のとおり決定されるとともに、資料5、6について了承された。また、PFI検討会主査より、資料7「平成30年度概算要求(PFI)総合評価(案)」について報告を行った。さらに、資料8「各評価項目の評価結果等について」についての事務局からの説明後、質疑・意見交換が行われた。

主な意見等は以下のとおり。

○ 大学から提出された評価資料を見ると、老朽化などが生じているから解決しなければいけない、というような定性的な書きぶりが多い。国立大学法人等においても、減価償却をコストとして考える発想が必要。また、事業実施によるコスト削減効果、投資の回収見込みというようなコスト評価の計算があると評価しやすい。企業にはコスト削減のための投資という観点があるが、大学は設備に対するコスト感覚が薄く投資の発想がない。そのため、どうしても説明が定性的になり、評価が難しくなる。
● 個別評価の「サステイナブルキャンパスの形成」に係る評価項目において、CO2削減量等の定量的データの記載を求めているが、むしろ大学全体としての取組を全体評価で見ることはできないか、ということを検討している。平成32年度までに各大学はインフラ長寿命化計画の個別施設計画を策定することになっており、大学全体として数字をおさえながら維持管理を進めていくフェーズになっている。それらの取組は全体評価の「施設マネジメント等に関する取組」において評価しており、取組を先行して行っている大学も評価に反映できると考えている。
○ おそらく一番の問題はコスト感覚であり、教育コスト、研究コストが評価されてない。例えば、大学は独立行政法人のような成果達成型の会計基準に変更していないので、コスト評価の発想が出てこない。大学施設について投資効果という視点を持つことが必要。
○ 重要な御指摘であり、評価にこのような観点を入れ込めるか検討してほしい。定量的に判断することができれば、大変評価しやすくなり、また、大学の努力を促すことにつながる。
○ コスト面についての大学施設の評価ももちろん重要だが、教育や研究のための施設の必要性と成果の大きさという視点と、この建物は10年間使ったら他の用途に転用するというような大学全体としての施設の活用(マネジメント)の視点。その両者を組み合わせて総合評価するように整理すると評価しやすい。
○ 全体評価の今後の方向性として提案していただいているように、大学へのヒアリングや説明を通じて、大学全体の評価について整理してもらいたい。
○ PFIに関して、キャンパス内部の用途規制が厳しすぎて収益を上げるための現場の工夫の余地が少なく、事業の組み立てが難しいため、規制の緩和について検討をお願いしたい。また、大学全体のマネジメントは大学の規模によって大きく事情が異なり、中小規模の大学の施設経営の助けになるような取組も重要ではないか。「サステイナブルキャンパスの形成」について、全体評価の「施設マネジメント等に関する取組」において運用及び改善も含めて評価した方がよいと思う。また、トップマネジメントの評価については、チェックリストを作って活用していくと実質的に評価できるのではないか。
○ 今回、中小規模の大学を評価した際、大学によって温度差があると感じた。書式を変更して、大学としてこの事業をどのように考えているか、どこに一番力を入れたいのかを一言書いてもらうと情熱が伝わってくる。
○ 大学全体の方向性の中での事業の位置付け、それに基づく施設の必要性が書いてあればわかりやすい。フォーマットを見直し、御指摘のような観点も盛り込まれるよう、事務局の方でも来年度に向けて検討していただきたい。
● フォーマットとしてわかりにくいところがあったため、ポイント毎に分けて整理していきたい。

議題(3) その他
 事務局より、資料9「今後のスケジュール」について説明を行った。

閉会

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