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学校施設の在り方に関する調査研究協力者会議(平成28年度~)(第2回) 議事要旨

1.日時

平成29年3月23日(木曜日) 13時00分~15時00分

2.場所

文部科学省 東館3階 3F1特別会議室

3.議題

  1. 今後の学校施設の在り方について
  2. 意見交換
  3. その他

4.出席者

委員

【委員】 天笠 茂,五十嵐 智浩,伊藤 俊介,岩井 雄一,岩﨑 元,上野 淳,片田 敏孝,斎尾 直子,志村 秀明,高際 伊都子,田原 優子,長澤 悟,丹野典和,野中 陽一,樋口直宏,山重慎二,山下文一(敬称略)
【特別協力者】 磯山武司(敬称略)

文部科学省

【大臣官房文教施設企画部】 山下文教施設企画部長,山﨑文教施設企画部技術参事官, 山川施設企画課長,日向施設助成課長,金光施設企画課企画調整官, 西村施設企画課課長補佐,平野施設企画課課長補佐
【初等中等教育局】 谷原教育課程課教育課程企画室審議・調査係 
【高等教育局】 志賀私学助成課専門官

5.議事要旨

・事務局より資料1に基づき「今後の学校施設の在り方に係る論点(案)」「今後の学校施設の在り方に関する方向性(素案)」について説明。
・天笠副主査から,資料2に基づき「初等中等教育の動向」について説明。
・長澤委員から,資料3に基づき「学校施設整備の動向と課題」について説明。
・磯山特別協力者から,資料4に基づき「教室空間から教育を考える-日本とデンマークの学校建築-」について説明。その後,伊藤委員より補足説明。


○日本の学校教育は,大学受験を意識して行われているところがあり,いろいろなことを幅広く覚えなくてはならない。デンマークのような学びのスタイルを取り入れるには,大学受験のシステムそのものを変えていかないと難しいと思われる。

○小学校,中学校,高等学校でアクティブ・ラーニングを視点として授業の改善を図っていくためには,高等学校において情報伝達型の授業展開を図っていくことが重要。

○職員室のような管理部門の情報化を図る際には,Wi-Fi等の環境を整えても,先生がそれに向き合う時間を作れないと効果が薄い。

○校務支援システムを活用する場合,セキュリティの関係上,行政用と学習用パソコンをネットワーク上切り離して使い分けるべきであり,また,職員室が乱雑にならないために電源や配線についても留意する必要がある。ある学校の職員室では,保護者や生徒等と接するコミュニティーゾーンと個人情報等を取り扱うゾーンを明確に切り離しており,個人情報をきちんと保護しつつ,食べ物アレルギー等の情報もきちんと共有されていた。こういったゾーン分けは,是非,いろいろな学校で取り入れられると良い。

○少子高齢化や現役の子供がいない家庭の増加を考えると,セキュリティを確保した上で,学校と地域がきちんと向き合える環境を日頃から作っていかないと,学校が地域の迷惑施設にされてしまうおそれがある。

○既存施設を使った学校施設の複合化を図る際,学校運営協議会に複合施設の利用者や運営者が参入することで,チームとしての学校の幅の広がりを期待できる。また,施設の複合化を図る際には,地域で使えるサロン的なスペース等が必要であり,セキュリティと学校開放の両立には,施設へのアプローチを2方向にして,運営に合わせて可変的に調整することが有効。さらに,子供達(たち)や地域の方々が学ぶ環境に関して,地域が育んできた歴史や文化,社会を感じられるように,施設全体のデザイン・景観に配慮することも重要。

○地域の協議会等で新たな学校について議論をする場合,教員スペースの検討は二の次三の次になりがちであるが,より効率的な事務ができるスペースや一息つけるスペースの構築等,学校をチームとして支える人たちのスペースについて,議論を深めていくことも重要。

○幼保連携型認定こども園の制度がスタートしてから,年齢も利用時間も多様となっており,それに応じて多様な環境が必要,例えば家庭的な雰囲気で過ごせる環境,体を思う存分動かせる環境,異年齢や地域の人と交流ができる環境等の確保が必要となってきている。また,そういった環境を議論する際には,地震をはじめとした防災の観点からも検討が重要。

○障害のある子供たちが通常の学校で一緒に学んでいくためには,多くの関係者の理解促進が重要であり,学校施設においていろいろな交流ができる配慮を行うことが望ましい。

○最低限の防災教育は取り組まれつつあると思うが,地域のコミュニティ・スクールについて,地域の独自性等を議論し,子供たちをどう育み,どんな社会をつくろうとしているのか,学校教育に対する地域の実質的なコミットをより強く求めていくような議論が必要だと思う。

○教職員のメンタルダウンへの対応として,リフレッシュできる職員専用のスペースを物理的に確保することがとても重要。

○自然を見て,楽な姿勢で考えることができる,ゆとりのある場所やコミュニケーションがうまくできる環境の確保が,これからの学校施設を考える上で重要となってくるのではないか。


・以上で,意見交換を終了。
・最後に事務局から,下記について説明し,会議を終了。
・これまでの2回の会議における意見について,主査と相談の上,幼稚園部会に報告。
・幼稚園部会を数回開催後,当該会議を29年夏頃開催予定。

お問合せ先

大臣官房文教施設企画部施設企画課

指導第一係
電話番号:03-5253-4111(代表)(内線2291)

(大臣官房文教施設企画部施設企画課)

-- 登録:平成29年10月 --