参考資料1 ワーキンググループ第2回における主な意見

1.骨子案について

○構成の見直しについては了承。

○体制や実施方策の部分で,施設マネジメントには様々なスパン(短期,中期,長期)のPDCAサイクルがあること,
 また経営者層と現場との役割分担について,分かりやすく説明する必要がある。

○効果の評価については,効果を数値化できない取組もあるため,記載の工夫が必要。

○実施方策は,三つの視点(クオリティ,スペース,コスト)それぞれのバランスを取りながら実施することが重要,と説明するべき。

○スペースについては,保有しているだけで費用がかかること,そのため総量の適正化が必要であることを経営者層に理解させる必要。

○ライフサイクルコストについては,国立大学で維持管理にお金がかけられていない実態を経営者層に示したい。

○第4章の内容の精査が必要。「経営者層がやるべきこと」か「経営者層による施設マネジメントを支えるために現場・国がやるべきこと」か,
 何をどこまで書くか要整理。

2.事例のまとめ方について

○国立大学の事例は,現在の案は現場向けの参考資料とし,経営者向けの分かりやすい読み物を別にまとめた方が良い。
 大学ごとに,骨子と関連深い特に優れた取組のみを,図や写真も使ってビジュアルに示し,可能ならば当事者に執筆してもらってはどうか。

○私立大学の事例のまとめ方は了承。(海外の大学の事例も同様にまとめる方向)

○私立大学は,施設の状態が経営に直結するため,費用をかけて質の高い施設の整備・管理を行っている。このことについて,強調して説明した方が良い。

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